2016年 全日本ジムカーナ選手権 第6戦

N3クラスで菱井将文がまたしてもオーバーオール!

開催場所 : ツインリンクもてぎ 南コース  開催日 : 2016年8月6日〜8月7日

 全日本ジムカーナ選手権第6戦は、栃木県東部に位置するツインリンクもてぎ 南コースが戦いの場となる。全8戦で争われるシリーズも終盤に差し掛かり、熾烈なポイント争いが繰り広げられた。
 一昨年までここツインリンクもてぎでの全日本ジムカーナ選手権は北ショートコースで開催されていたが、今回は南コース。
広大なアスファルト舗装の広場にパイロンを並べるフルパイロンコースで、カートコースである北ショートコースとは趣が全く別モノとなる。
 コースを北側と南側とに分けて見ると、北側をスタートして南側まで加速し、大きく円を描いて8の字ターンから外周を通って北側に戻り、180度ターンから6本パイロンスラロームをこなし、180度ターンで戻って最後は270度ターンを経てゴールという、広大なコースを活かしたテクニカルと高速区間のメリハリのあるコース設定となった。
決勝日は快晴。真夏の太陽が容赦なく照りつけ、気温は33℃、路温は48℃まで上がる中、熱い戦いが繰り広げられた。
 そんな中、RE-11Sを履くN・SA・SCクラスのポテンザユーザーは、全車駆動輪にTYPE WH2を選択。高い路温に適したコンパウンドを配したWH2の特徴を活かし、N3クラスで菱井将文(ランサー/ブリヂストン)が前戦に続き大会オーバーオールタイムを叩き出して優勝。SA2クラスでも渡辺公(NSX/ブリヂストン)が今季3勝目を挙げる。また、N1クラスでは水野俊亮(インテグラ/ブリヂストン)が3位、N2クラスでは安部洋一(RX-7/ブリヂストン)が2位、西森顕(NSX/ブリヂストン)が3位、N3クラスでは飯坂忠司(ランサー/ブリヂストン)が2位。RE-71Rを履くPNクラスでは、PN2クラスで森田陽介(シビック/ブリヂストン)が2位に入り、それぞれ表彰台の一角を占める活躍を見せた。

<N3クラス優勝、POTENZA RE-11S TYPE WH2装着>(1,000cc超の4WD車。改造範囲が狭い)
 1本目、菱井将文(ランサー/ブリヂストン)がライバルを3秒近く引き離す1分21秒台前半を出して圧倒。2本目には更に縮めて1分20秒台という驚異的なタイムを叩き出す。これは他のクラスでも更新することができず、第1戦の岡山、第5戦の美川に続く今季3回目の大会オーバーオールタイムとなる。1本目はパイロンタッチと脱輪判定で下位に低迷していた飯坂忠司(ランサー/ブリヂストン)は2本目にキッチリ走りきり、2位を獲得。
●菱井将文「ここ、もてぎ南コースの路面にはWH2の相性がバッチリです。新品でも山の低い中古でも安定してタイムが出るので、どっちで行こうかなぁって迷ったくらいです。結局新品を選択しましたが、中古でも同じタイムは出せたと思いますね。WH2はこの暑さの中でも最後までタレることなく、また2本目にもタイムアップを果たせたことを見てもこのタイヤの潜在能力は凄いものがあることが分かります。次戦勝てばシリーズチャンピオンが決まるので、気を抜かずに頑張りたいと思っています。」

<SA2クラス優勝、POTENZA RE-11S TYPE WH2 装着>(1,600cc超の2輪駆動車、改造範囲が広い)
 第2戦と第4戦で優勝している渡辺公(NSX/ブリヂストン)が、1本目からトップタイムを出す。2本目、ライバル達もタイムを上げて追いすがるが、渡辺も更にタイムを上げてライバル達を引き離し、見事今季3勝目を飾る。第3戦と第5戦を制している久保真吾(NSX/DL)とのポイント争いが激化。
●渡辺公「今回は5分山のWH2を前後に履きました。ここの路面だと山のあるタイヤより5分山くらいの方が僕にはコントロールしやすいのと、ラバーの乗った場所でのターンも引っかかりがなくスムーズにできるんです。事前の走り込みができてそのことが判っていたのが大きいですね。2本目にタイムアップを果たせたのも1本目よりターンを小さく回ることを心掛けたためです。今年は2戦欠場(第1戦と第5戦)しているのでトータルポイントではまだライバルに引き離されていますが、有効6戦ですのであと2戦でキッチリ結果を出せばシリーズチャンピオンも充分狙えますので、次以降も頑張ります。」


★ブリヂストン レースタイヤエンジニア 富塚 裕

 「第2ヒートは路面温度48度まで上昇。第1ヒート対比10度以上高温となったため、それにうまく合わせられたドライバーが好成績を収めました。
路面のミューも高く今日ほど高温になると、WH2が非常によくマッチして、N3クラス菱井選手、SA2クラスの渡辺選手が見事に優勝。しかも菱井選手はオーバーオールベストのタイムをマーク。2人ともRE11Sの性能をフルに引き出してくれる鳥肌の走りでした。
長かった今シーズンも終盤に差し掛かります。引き続き応援よろしくお願い致します。」


※タイヤ装着シェア(総出場台数136台中)
BRIDGESTONE:34台(25.0%)/DUNLOP:59台(43.4%)/YOKOHAMA:41台(30.1%)/TOYO:1台(0.7%)/KUMHO:1台(0.7%)/AVON:1台(0.7%)

RESULT

コース:ツインリンクもてぎ 南コース 天候:Fine/路面:Dry

 

PN-1クラス  クラス出走台数:23台

気温:1回目:28℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:33℃ 2回目:45℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 22 斉藤 邦夫 YH マツダ ロードスター 1:27.775  
    2 7 箕輪 雄介 YH スズキ スイフト 1:28.484  
    3 23 ひでき DL スズキ スイフト 1:28.673  

PN-2クラス  クラス出走台数:10台

気温:1回目:29℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:35℃ 2回目:46℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 31 片山 誠司 YH ホンダ シビック FD2 1:26.186    
  2 32 森田 陽介 Bridgestone ホンダ シビック FD2 1:27.388    
  3 33 松本 悟 DL ホンダ シビック FD2 1:27.394    
 

PN-3クラス  クラス出走台数:16台

気温:1回目:28℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:36℃ 2回目:46℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 49 川北 忠 DL スバル BRZ 1:26.583  
    2 48 松本 敏 DL スバル BRZ 1:27.692  
    3 44 大江 光輝 DL スバル BRZ 1:27.916  

PN-4クラス  クラス出走台数:14台

気温:1回目:30℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:36℃ 2回目:48℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 63 野島 孝宏 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:21.826    
  2 62 茅野 成樹 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:23.104    
  3 60 掛札 雄一 DL スバル WRXSTI 1:23.453    
 

N-1クラス  クラス出走台数:15台

気温:1回目:30℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:35℃ 2回目:48℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 68 澤平 直樹 YH ホンダ インテグラ DC2 1:23.838  
    2 75 高江 淳 DL ホンダ インテグラ DC2 1:23.864  
    3 71 水野 俊亮 Bridgestone ホンダ インテグラ DC2 1:24.390  

N-2クラス  クラス出走台数:6台

気温:1回目:30℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:39℃ 2回目:48℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 84 小俣 洋平 DL マツダ RX-7 1:23.267    
  2 81 安部 洋一 Bridgestone マツダ RX-7 1:24.490    
  3 82 西森 顕 Bridgestone ホンダ NSX 1:24.919    
 

N-3クラス  クラス出走台数:6台

気温:1回目:30℃ 2回目:32℃ 路面温度:1回目:39℃ 2回目:48℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 90 菱井 将文 Bridgestone 三菱 ランサーエボリューション 1:20.992  
    2 89 飯坂 忠司 Bridgestone 三菱 ランサーエボリューション 1:23.610  
    3 87 大澤 勝紀 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:24.156  

SA-1クラス  クラス出走台数:18台

気温:1回目:30℃ 2回目:33℃ 路面温度:1回目:39℃ 2回目:47℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 107 若林 隼人 YH ホンダ CR-X 1:24.478    
  2 95 若林 拳人 YH ホンダ CR-X 1:24.606    
  3 106 工藤 典史 YH ホンダ シビック EK9 1:24.775    
 

SA-2クラス  クラス出走台数:12台

気温:1回目:30℃ 2回目:33℃ 路面温度:1回目:42℃ 2回目:47℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 118 渡辺 公 Bridgestone ホンダ NSX 1:23.921  
    2 121 久保 真吾 DL ホンダ NSX 1:24.265  
    3 113 金子 進 YH ロータス エキシージ 1:24.586  

SCクラス  クラス出走台数:11台

気温:1回目:32℃ 2回目:33℃ 路面温度:1回目:42℃ 2回目:47℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 135 野中 信宏 TY 三菱 ランサーエボリューション 1:21.199    
  2 137 大橋 渡 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:22.584    
  3 127 小川 謙輔 DL スバル インプレッサ WRX 1:24.067