2016年 JAF CUP ジムカーナ

POTENZA勢は3クラス制覇!

開催場所 : スピードパーク恋の浦  開催日 : 2016年11月12日〜11月13日

 2016年のジムカーナで最後の大舞台となるJAFカップオールジャパンジムカーナ/JMRC全国オールスタージムカーナが、福岡県北部に位置するスピードパーク恋の浦で開催された。全日本選手権の上位選手と全国8地区の地方選手権の上位選手が一堂に会しての年1回の真剣勝負の場であるこの大会に113台のエントリーが集まり、熱い戦いが繰り広げられた。
 コースは、9月に開催された全日本でも使われたレイアウトで、上の段からスタートして下って行き、長円型の下の段をショートカットを使いながら左回り・右回りとこなしたあと、外周路を上の段の広場のシケインをこなしつつ一周して再び上の広場に戻ったところでパイロンスラロームをこなしてゴールという設定。
 決勝日の朝は雲が広がって肌寒かったものの、徐々に太陽が顔を出し、お昼頃には21℃まで上がって絶好のジムカーナ日和の中熱い戦いが繰り広げられた。
 そんな中、N・SA・SCクラスでRE-11Sを履くPOTENZAユーザーはWS3派とWH2派に分かれ、それぞれの長所を引き出しながら勝負に挑み、N3クラスでWH2を履く石元啓介(ランサー/ブリヂストン)が優勝。また、SA2クラスではWS3を履く葛西悠治(RX-7/ブリヂストン)が逆転で優勝を飾る。惜しくも優勝は逃したものの、N1クラスでWS3を履く衛藤雄介(インテグラ/ブリヂストン)が2位に入る活躍を見せた。
 ラベリング制度に合致したタイヤを履くPNクラスでは、PN3クラスでRE-05Dを履く仲川雅樹(BRZ/ブリヂストン)が惜しくも2位。しかし、Sタイヤやスリックタイヤも履けるSCクラスでRE-05Dを履く藤井雅裕(RX-7/ブリヂストン)がSタイヤ勢に後塵を浴びせて優勝し、RE-05Dのポテンシャルの高さを示した。

<N3クラス優勝、POTENZA RE-11S TYPE WH2装着>(1,000cc超の4WD車。改造範囲が狭い)
 全日本ランキング3位の石元啓介(ランサー/ブリヂストン)が、地区戦上位ランカーを抑えて1本目からトップタイムを出し、2本目もきっちりタイムアップを果たして見事優勝。地元九州地区戦で活躍する古賀雄一(ランサー/ブリヂストン)も2位に入る。
●石元啓介「今日は気温が予想より高めだったので、WS3にしようかWH2にしようか1本目スタート直前まで迷ってました。しかし、ここ恋の浦の路面は粗いので、WH2の方が相性が良さそうとの判断でWH2を選択しました。結果はバッチリでしたね。グリップも高く、気持ち良く思い通りに走ることができました。来年からはSA3クラスと統合して新SA4クラスとなるので、N3クラス最後のビッグイベントで勝てたことが嬉しいです。」

<SA2クラス優勝、POTENZA RE-11S TYPE WS3装着>(1,600cc超の2輪駆動車、改造範囲が広い)
 全日本ランキング4位の葛西悠治(RX-7/ブリヂストン)がRE-11SのWS3を決勝用のタイヤとして選び、1本目にトップタイムを出す。しかし2本目は続々と抜かれていくものの、クラス最終ゼッケンの葛西は再度トップタイムを出して見事逆転優勝。
●葛西悠治「全日本では他社品を使っているのですが、今回は11月ということで寒いだろうと予想し、寒さに強いと噂に聞くRE-11SのWS3を履いてみようと思って今回は決勝用タイヤとして九州に持ち込みました。ところが意外に暖かく、WS3しか持ってこなかったので不安もありました。実は、WS3は練習でも履いたことがなく、今日の1本目に初めて履いたんです。しかしスタートしてすぐにグリップ力の高さが感じられ、トラクションも凄くあり、下りのブレーキングでもリアが暴れることなくコントロールできてブレーキが余っちゃうくらいでした。1本目に出したトップタイムは2本目に抜かれてしまいましたが、1本目にロスした部分を修正すれば勝てると信じて攻め、逆転することができました。」

<SCクラス優勝、POTENZA RE-05D装着>(改造範囲がかなり広い)
 今年から全日本SCクラスに参戦している藤井雅裕(RX-7/ブリヂストン)が、10月の全日本最終戦で履いたRE-05Dが好感触だったことから今回もRE-05Dを履き、1本目・2本目ともトップタイムを叩き出して見事優勝。初のJAFカップを手に入れる。
●藤井雅裕「僕のクルマは軽いのでタイヤの性能を引き出すのが難しいのですが、RE-05Dはピーキーなところがなくてコントロール性が高く、その上グリップも高く止めたい時に止まってくれるので、このクルマとの相性がバッチリですね。1本目のスタートから凄いトラクションを感じてビックリしたくらいです。2本目を走り終えるまでタレることなく安定したグリップ力を発揮してくれたので、勝つことができました。今年は中国地区戦でチャンピオンを獲ることができ、全日本でもランキング6位に入り、念願のJAFカップも獲れて最高の一年になりました。」


※タイヤ装着シェア(総出場台数112台中、PN、N、SA、およびSC車輛クラス94台)
BRIDGESTONE:19台(20.2%)/DUNLOP:57台(60.6%)/YOKOHAMA:18台(19.1%)

RESULT

コース:スピードパーク恋の浦 天候:Fine/路面:Dry

 

PN-1クラス  クラス出走台数:21台

気温:1回目:17℃ 2回目:20℃ 路面温度:1回目:20℃ 2回目:26℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 40 斉藤 邦夫 YH マツダ ロードスター 1:30.102  
    2 34 内田 敦 DL マツダ ロードスター 1:30.654  
    3 37 米澤 匠 DL マツダ ロードスター 1:30.971  

PN-3クラス  クラス出走台数:16台

気温:1回目:18℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:22℃ 2回目:26℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 56 松本 敏 DL ホンダ シビック FK2 1:30.378    
  2 46 仲川 雅樹 Bridgestone スバル BRZ 1:30.492    
  3 55 抱 博高 DL トヨタ 86 1:30.504    
 

N-1クラス  クラス出走台数:14台

気温:1回目:18℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:22℃ 2回目:26℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 76 小林 規敏 DL ホンダ インテグラ DC2 1:27.167  
    2 71 衛藤 雄介 Bridgestone ホンダ インテグラ DC2 1:28.064  
    3 75 高江 淳 DL ホンダ インテグラ DC2 1:28.204  

N-3クラス  クラス出走台数:5台

気温:1回目:18℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:24℃ 2回目:26℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 81 石元 啓介 Bridgestone 三菱 ランサーエボリューション 1:27.342    
  2 79 古賀 雄一 Bridgestone 三菱 ランサーエボリューション 1:29.284    
  3 77 福田 裕二 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:29.328    
 

SA-1クラス  クラス出走台数:11台

気温:1回目:18℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:25℃ 2回目:26℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 92 服部 諒一 DL ホンダ CR-X 1:27.135  
    2 88 一色 健太郎 DL ホンダ シビック EK9 1:27.257  
    3 91 小武 拓矢 YH ホンダ CR-X 1:27.335  

SA-2クラス  クラス出走台数:6台

気温:1回目:19℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:26℃ 2回目:26℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 98 葛西 悠治 Bridgestone マツダ RX-7 1:28.509    
  2 95 小澤 忠司 YH マツダ RX-7 1:28.707    
  3 97 鰐部 光二 DL マツダ RX-7 1:28.962    
 

SA-3クラス  クラス出走台数:9台

気温:1回目:19℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:27℃ 2回目:26℃

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム  
    1 105 高山 敏和 DL スバル インプレッサ WRX 1:27.642  
    2 107 印南 靖志 YH 三菱 ランサーエボリューション 1:27.977  
    3 106 多田 淳 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:28.278  

SCクラス  クラス出走台数:6台

気温:1回目:19℃ 2回目:21℃ 路面温度:1回目:27℃ 2回目:26℃

 
  順位 No. ドライバー タイヤ マシン タイム    
  1 110 藤井 雅裕 Bridgestone マツダ RX-7 1:28.351    
  2 113 河村 晋一 DL 三菱 ランサーエボリューション 1:28.975    
  3 112 町田 和雄 YH ホンダ シティ 1:29.139