最終戦が行われるラスベガスの名物と言えば、スタジアム外のスペースに土を盛った「サンダー・アリー」と呼ばれるオーバルコース。今年はスポンサー名にちなんで「モンスター・アリー」と改名されたが、いずれにしてもサム・ボイド・スタジアムの狭さから生まれたこの外部セクションは、フラットトラックやモタード的な高速コーナリングを競う勝負どころだ。
昨年初めて導入されたグラススタートは今年も健在。パドックのある芝の路面からスタートした後、モンスター・アリーに合流してスタジアムに入るコースレイアウトになっている。新しい要素としては、メインスタンド前に設けられたスキージャンプ。加速と着地点が真っ平らで、50ヤード近い飛距離を演出する狙いだ。
スタジアム内とモンスター・アリーの部分の土質は、超硬質でトラクションを得るのが非常に難しいコンディション。特にステップオン&オフとヘアピンがつながった部分は、着地点が逆バンクコーナーになるので、滑りやすい難所となっていた。ラスベガスは砂漠という土地柄から、高温と乾燥への対策が重要になる。今回は日中の気温が摂氏30度、夜になってようやく20度を下回るほどの暑さだった。



