2016年全日本ロードレース【ST600 Supported by BRIDGESTONE】第3戦

ポラマイがポールtoフィニッシュ

開催場所 : ツインリンクもてぎ  開催日 : 5月28日-29日

 全日本第3戦もてぎST600クラスは38台のエントリーを集めた。
 予選は開始早々から転倒車が続出。ついには開始10分で転倒車がコース上に残ってしまい、赤旗中断となってしまう。そんな波乱の予選を制したのはチャロンポン・ポラマイ。「最初の5周をタイムアタックに使い、その後はコンディションのチェックをするプランだった。そのとおりに予選セッションを進めました」と、余裕のコメント。
 2番手には今年から全日本フル参戦を開始したばかりの清末尚樹。「予選セッションの全部の周をアタックするつもりで走りました。自分のリズムで走れたのがよかった」と、初フロントロウ獲得の要因を語った。3番手は、3周目に転倒車に接触して自らも転倒したデチャ・クライサルト。しかしクライサルトは赤旗中の注意義務違反≠ニして失格に。4番手タイムをマークした岩戸亮介が繰り上がってフロントロウ獲得となった。

 天候に恵まれて気温も上昇した決勝日。ポラマイがホールショットを奪ってレースをリード。背後につけたのは清末。オープニングラップ終了直前に清末を捕えて2番手に上がったのは岩戸。この3台でトップ集団を形成。前田恵助が単独でこの3台を追いかける展開。
 清末が徐々に遅れ始め、トップ争いはポラマイと岩戸の2台に絞られる。清末は前田と3位争いを開始。6周目には前田が清末の前に出る。こう着状態のままレース終盤。ポラマイの後ろにつけて周回を重ねる岩戸。
 ラストラップ。岩戸が狙ったがポラマイが最後までブロック。ポラマイが今季初優勝を飾った。岩戸は「地元九州が地震に襲われた。優勝を持ち帰りたかったのに前に出られなかった」と悔しい2位フィニッシュ。前田が2戦連続の表彰台獲得となり、ランキングもトップに躍り出たが、「前の2台に離されてしまった。ただただ悔しいレースになってしまいました」と、2位・3位は悔しい表彰台獲得となった。

●チャロンポン・ポラマイ(予選1位/決勝1位)
「今日は気温も路面温度も上がったので、昨日とは路面コンディションが変わってしまいました。タイヤマネージングを考えながら、最初の8周はコンスタントに走ることを心がけました。最後まで集中力を切らさずに走り切ったのが勝因だと思います」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「昨年より、ブリヂストンのワンメイクで行なわれているこのクラス、今回もコントロールタイヤらしい激しいレースが、各順位で展開されていました。優勝はポールポジションを獲得したタイのベテラン、チャロンポン・ポラマイ選手。最終ラップまでハイペースでのレースが展開されましたが、最終ラップで若手の岩戸選手のチャージも素晴らしかったです。今回トップ10のうち、優勝したポラマイ選手以外全員が20歳以下と、大勢の若手選手が活躍しました。タイヤワンメイクレースの趣旨の一つ、若手選手の育成に、ブリヂストンタイヤが一役買っていることを、嬉しく思います。今後、このクラスから多くの若手ライダーが上位クラスへ、そして世界へ旅立ってほしいと思います

RESULT

コース:ツインリンクもてぎ( 4.801km×18laps=86.418km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:28℃ 路面温度:43℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 65 C.ポラマイ Bridgestone Yamaha Thailand Racing Team YZF-R6 ヤマハ 18 35:05.462  
  2 8 岩戸 亮介 Bridgestone Team高武RSC CBR600RR ホンダ 18 35:05.887  
  3 5 前田 恵助 Bridgestone 伊藤レーシングGMDスズカ YZF-R6 ヤマハ 18 35:14.144  
  4 20 清末 尚樹 Bridgestone RS-ITOH ZX-6R カワサキ 18 35:17.129  
  5 73 名越 哲平 Bridgestone MuSASHi RT Jr. CBR600RR ホンダ 18 35:21.927  
  6 85 松崎 克哉 Bridgestone RS-ITOH & 能塚 ZX-6R カワサキ 18 35:21.969