2016年全日本ロードレース【J-GP2】第3戦

生形秀之が全日本初ポールポジション
関口太郎・上和田拓海が表彰台を獲得

開催場所 : ツインリンクもてぎ  開催日 : 5月28日-29日

 今季2戦目を迎えたJ-GP2クラス。今季はライダーの入れ替えが最も多かったこのクラスは、まだまだ各自がライバルを見定めている状態だ。
 予選は35分間のタイムアタック。最後の最後までポジションを入れ替えながらのアタック合戦を繰り広げたのは生形秀之(ブリヂストン)と関口太郎(ブリヂストン.)。生形が最終アタックで唯一となる1分52秒台をマーク。全日本初ポールポジション獲得となった。生形は「今回は狙っていたのでうれしいです。でも、今さら初ポールポジションというのも恥ずかしいですね」と複雑な面持ちでコメント。2番手グリッドとなった関口は「今日の生形選手は速かった」と納得顔で語った。

 22周の決勝レースは関口のリードでスタート。背後に生形がつけ、渥美心(DL)、浦本修充(DL)と続く。2周目に入る直前に3番手に上がったのは井筒仁康(DL)。逆に渥美が4周目に転倒、戦線離脱。さらに5周目に5番手を走行していた三原壮紫(DL)が転倒とサバイバルレースの様相を呈する。
 一方、関口は生形を従えたままトップで周回。背後では浦本、井筒に水野涼(ブリヂストン)、國峰啄磨(DL)を加えた4台がぴたりとつく。8周目。水野がペースの上がらなくなった生形を捕えて2番手浮上。水野は生形に替わって関口にトップ争いを挑む。そのままの勢いで10周目は首位浮上した水野だが、その途端に転倒という波乱の展開。これで関口がトップ独走状態に。レース折り返しの11周を終了したあたりから関口を単身で追いかけ始めたのが浦本。生形、國峰、井筒の争いには上和田拓海(ブリヂストン)が加わって4台での激しい3位争いに発展。
 15周目。浦本が周回遅れをうまく使って関口を捕えトップ浮上。関口は逆転はかなわなかったものの、最後まで危なげない走りをみせて2位フィニッシュ。4台の3位争いは、國峰、井筒が転倒。生形がマシントラブルで離脱。追い上げてsこの争いに加わった作本輝介(ブリヂストン)も転倒と大波乱。その中で最後まで冷静な走りを見せた上和田が3位でゴールし、全日本初表彰台を獲得した。

●関口太郎(予選2位/決勝2位)
「ドライコンディションで走れた金曜日の午後、予選、決勝は、全部違うコンディションでしたが、同じコンパウンドで走りました。それでもしっかりポテンシャルを発揮してくれました。勝てなかったのは悔しいけれど、課題が見えたので、次戦に向けて改善していきたいです」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「この日2番目のレースとなったJGP-2の決勝スタートのころには、さらに気温があがり、ライダーには厳しい状況になってきました。10台が転倒するというサバイバルレースとなりましたが、ブリヂストンユーザーのベテラン関口選手が2位、若手の上和田選手が初表彰台3位と健闘してくれました。
ブリヂストン勢は、リアはミディアムハード、フロントはミディアムを選んだ関口、生形選手、ソフトを選んだ水野、上和田選手と分かれましたが、タイヤは良く機能してくれました。ポールポジションの生形選手が、マシントラブルでリタイアという残念な結果でしたが、次回はブリヂストンユーザーが優勝出来るように全力でサポートします」

RESULT

コース:ツインリンクもてぎ( 4.801km×22laps=105.622km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:26℃ 路面温度:48℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 94 浦本 修充 DL Team KAGAYAMA GSX-proto71 スズキ 22 42:12.324  
  2 44 関口 太郎 Bridgestone MISTRESA with HARC-PRO HP6 HARC-PRO. 22 42:15.242  
  3 81 上和田 拓海 Bridgestone ウェビックチームノリックヤマハ YZF-R6 ヤマハ 22 42:25.548  
  4 46 日浦 大治朗 DL モリワキ・レーシング MD600 モリワキ 22 42:40.572  
  5 392 長尾 健吾 DL ミクニ テリー&カリー GSX-R600 スズキ 22 42:40.877  
  6 8 大木 崇行 DL MOTO BUM+虎の穴 CBR600RR ホンダ 22 42:40.919