2016年全日本ロードレース【J-GP2】第5戦

関口太郎が2戦連続表彰台を獲得

開催場所 : スポーツランドSUGO  開催日 : 6月25日-26日

 第5戦SUGOは不安定な天候が多くの転倒車を生んだ。曇天の予選でアタック合戦を繰り広げたのは生形秀之(ブリヂストン)、関口太郎(ブリヂストン)、日浦大治朗(DL)、浦本修充(DL)の4人。セッション残り3分で日浦が転倒。レコードタイムをマークした浦本は1分を残してピットに帰還。生形が最終ラップで浦本を0.034秒上回ってポールポジション奪取と、白熱した争いだった。浦本は2番手グリッド。転倒の日浦が3番手フロントロウ獲得となった。
 「前戦でポールポジションを獲得したのに決勝ではエンジントラブルでリタイア。今回はその辺も見直してウィークに入りました。前戦はソフトタイヤでポールポジションを取ったけれど、今日は決勝タイヤでポールポジションをねらい、ねらい通りに最後に取れてよかったです。昨日から使っている決勝タイヤのフィーリングがいいので、明日はまだ優勝経験のないここSUGOで勝ちをねらいます」と生形はコメントした。

 少しずつ厚くなる雲の切れ間から強い日差しが差してくる中で決勝レースがスタート。オープニングラップでトップに立った生形がレースをリード。浦本・日浦・関口・井筒仁康(DL)・岩崎哲朗(PI)の6台のトップ争いでスタート。岩崎が徐々に遅れ出し、上和田拓海(ブリヂストン)・石塚健(DL)・水野涼(ブリヂストン)と4台での6位争いに移る。トップ集団は生形・浦本・日浦・関口・井筒というオーダーのまま周回を重ねた。
 14周目。レインボーコーナーで井筒が転倒。これで先頭集団は4台に。同時に日浦と関口の3番手争いが激化。15周目に関口が前に出る。ここで生形にスタート進行義務違反でストップ&ゴーペナルティが提示された。同時に日浦が遅れ出す。ピットに入らずにトップで周回を続ける生形に、浦本と関口が続く。
 ラストラップを前に生形がピットロードに向かった。これで見た目も浦本と関口が一騎打ちに。関口が浦本のスキをねらう。しかし関口は浦本の4連勝を阻むことはできずに2位フィニッシュ。生形はストップ&ゴーペナルティを消化してコース復帰し、14位でゴール。しかし、すぐにペナルティに従わなかったことで失格となってしまった。

●関口太郎(予選4位/決勝2位)
「金曜日の合同走行、土曜日の予選、日曜日の決勝も含めてすべて決勝用タイヤでセッティングを進めました。気象条件が大きく変わった三日間でしたが、それでもブリヂストンタイヤは安定した性能を発揮してくれました。決勝ではタイヤはまだ余力があったのにトップに出ることができず、負けてしまいました。金曜日と土曜日はところどころに濡れている箇所があり、また日曜日は気温・路面温度が高くなっても、安定してパフォーマンスを発揮してくれたことで表彰台に立てました。セッティングしやすいタイヤを準備してくれたことに感謝しています」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「ポールポジションを獲得した生方秀之選手が終始レースをリードし、3台によるトップグループを牽引していました。しかしレーススタート前作業での違反が審議され、レース終盤になり生形選手にはストップ&ゴーのペナルティが課せられてしまい、残念ながらこのレースを失う結果となってしまいました。このSUGOラウンドのウィークで絶好調だっただけに悔やまれます。生方選手と共にトップ争いを演じていた関口太郎選手が僅差で2位に入賞しました。関口選手をはじめ、上位に入賞したブリヂストンユーザーは全車前後ミディアムコンパウンドを使用し、最終ラップまでタイヤは十分に機能していました」

RESULT

コース:スポーツランドSUGO( 3.737km×20laps=74.74km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:24℃ 路面温度:41℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 94 浦本 修充 DL Team KAGAYAMA GSX-proto71 スズキ 20 30:34.324  
  2 44 関口 太郎 Bridgestone MISTRESA with HARC-PRO HP6 HARC-PRO. 20 30:34.779  
  3 46 日浦 大治朗 DL モリワキ・レーシング MD600 モリワキ 20 30:37.156  
  4 634 水野 涼 Bridgestone MuSASHi RT ハルク・プロ HP6q HARC-PRO. 20 30:40.632  
  5 17 石塚 健 DL Will-RAISEracingRS-ITOH ZX-6R カワサキ 20 30:40.804  
  6 81 上和田 拓海 Bridgestone ウェビックチームノリックヤマハ YN6 ヤマハ 20 30:44.202