2016年全日本ロードレース【JSB1000】第9戦Race1

中須賀克行が5年連続7回目のチャンピオン獲得

開催場所 : 鈴鹿サーキット  開催日 : 11月5日-6日

 レオン・ハスラム(ブリヂストン)がTeam GREENから、Team KAGAYAMAから清成龍一(DL)が参戦するなど、さまざまな話題で盛り上がりを見せるJSB1000クラス。木曜日の特別走行では唯一の2分06秒台をマークした津田拓也(ブリヂストン)がトップに立ち、チャンピオンに王手をかけた中須賀克行(ブリヂストン)は2番手発進。金曜日の合同走行ではハスラムがトップに浮上。清成は転倒負傷して欠場を発表。
 予選は全車出走のQ1でレース2のグリッドが、Q1上位100台が進出するQ2でレース1のグリッドが決定する特別ルール。2分05秒台での攻防となったQ1では、中須賀に0.023秒という僅差で津田がレース2のポールポジションを奪取し、中須賀の連続ポールポジション獲得を止めた。Q2では中須賀・ハスラム・高橋巧(ブリヂストン)の3人が2分05秒台の争いを展開。これを中須賀が制した。 

 中須賀がポールシッターのレース1は8周の超スプリントレース。好スタートを切ってホールショットを奪ったのも中須賀。ハスラム・津田・野左根航汰(ブリヂストン)・渡辺一樹(ブリヂストン)と続く。
 2周目、ハスラムが中須賀を捕えてトップ浮上。中須賀、津田が食らいつき3台でのトップ争いが開始される。ここに渡辺と野左根も加わり、5台での争いに。
 3周目に入る直前の最終シケインで中須賀が首位奪回。デグナーカーブで再びハスラムが中須賀を捕える。シケインで中須賀がハスラムの前に出る。ストレートでハスラムがトップを奪回。
 5周目のヘアピンで津田が小さなミスを犯して集団最後尾までポジションダウン。さらに6周目に野左根がコースアウトを喫してトップ集団から脱落する。
 カワサキのハスラム、ヤマハの中須賀、カワサキの渡辺。3台がテールtoノーズで周回を重ねる。最終ラップに入る手前のシケインで中須賀が首位を奪回し、中須賀・ハスラム・渡辺の順でラストラップ突入。中須賀はラストスパートをかけ、ハスラムに隙を見せることなくそのまま優勝を飾り、同時に5年連続・7回目の全日本最高峰クラスチャンピオンに輝いた。

●中須賀克行(予選1位・決勝1位・JSB1000クラス 2016年チャンピオン)
「予選からずっと8周という周回数を想定してタイヤを選びましたが、最後まで高いアベレージで機能してくれるタイヤでした。最後までラップタイムを落とすことなく走ることができて、優勝もできたし、チャンピオンも決めることができました」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「今回はBSBからレオン・ハスラム選手が参戦し、よりハイレベルな争いとなりました。レース1は8周の超スプリントレース。5人のライダーが激しいトップ争いを、そして3人が最後まで優勝争いをするという非常に白熱した展開となりました。優勝で5連覇・7回目のタイトル獲得をした中須賀選手とチームにお祝いを申し上げます。上位陣は、フロントは全員ミディアム、リアは渡辺選手・野左根選手・藤田選手がミディアムハードでほかはミディアムという選択になりました。超スプリントレースでしたが、6位までをブリヂストンユーザーが占めてくれたことをうれしく思います」

RESULT

コース:鈴鹿サーキット( 5.821km×8laps=46.568km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:20℃ 路面温度:28℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 1 中須賀 克行 Bridgestone YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 ヤマハ 8 16:54.933  
  2 91 L.ハスラム Bridgestone TEAM GREEN ZX-10R カワサキ 8 16:55.405  
  3 26 渡辺 一樹 Bridgestone TEAM GREEN ZX-10R カワサキ 8 16:56.055  
  4 12 津田 拓也 Bridgestone ヨシムラスズキシェルアドバンス GSX-R1000L6 スズキ 8 16:58.822  
  5 7 野左根 航汰 Bridgestone YAMALUBE RACING TEAM YZF-R1 ヤマハ 8 17:01.027  
  6 634 高橋 巧 Bridgestone MuSASHi RT ハルク・プロ CBR1000RR ホンダ 8 17:02.946