2016年全日本ロードレース【J-GP3】第9戦

栗原圭祐が優勝で締めくくり
徳留真紀がチャンピオンを獲得

開催場所 : 鈴鹿サーキット  開催日 : 11月5日-6日

 徳留真紀(ブリヂストン)がランキングリーダーとして迎えた最終戦。逆転チャンピオンをねらうランキング2位の栗原佳祐(ブリヂストン)は徳留から4点差。タイトル争いはこの二人の一騎打ちとなった。
 いつもよりも一日早く始まったレースウィーク。木曜日の特別スポーツ走行も、金曜日の合同走行も徳留に軍配が上がる。そのままの勢いで土曜日の予選も徳留が制してポールポジションを獲得。唯一の2分18秒台をマークした徳留に対し、2番手グリッドを獲得した栗原のタイムは2分19秒067。3番手には中村大輝(DL)、セッション序盤にリーダーボードのトップに立っていた伊達悠太(DL)は4番手。栗原・中村・伊達の3台が2分19秒台という予選結果になった。徳留は「木曜日は中古タイヤでもいいタイムを出せたし、金曜日に新品タイヤにすると、さらに1秒詰めることができた」と仕上がりのよさをアピールした。

 決勝レースも徳留のリードでスタートする。栗原と伊達が徳留に食らいつき、3台でトップ争いが展開される。2周目にセカンド集団で2台の転倒があったことも手伝い、3台は大きく後続を引き離す。
 3台はそこここで順位を入れ替えるドッグファイトを展開。レース終盤には伊達が2台から遅れ出すシーンもあったが、再び3台での熾烈なバトルとなる。
 ラストラップに栗原・伊達・徳留の順で突入。徳留がすぐに伊達を捕えて2番手浮上。伊達もあきらめずに徳留の前に出る。最終シケインからの立ち上がりで徳留がもう一度伊達を捕える。徳留はさらに栗原をもねらうが、栗原は逃げ切って今季3勝目。徳留は伊達の前の2位でチェッカーを受け、4年ぶりのチャンピオン獲得となった。

●栗原圭祐(予選2位・決勝1位)
「前戦の岡山ではミスして転倒してしまいましたが、今季のそのほかのレースではブリヂストンタイヤがしっかり最後までグリップし、自分の走りを助けてくれました。セッティングを詰めるのも、ブリヂストンタイヤへの信頼が根底にあって進められたので、すごくやりやすかったです。チャンピオンは取りたかったけれど、徳留選手の順位次第という条件だったので、今日はしっかり勝つことが重要でした。勝てたのでよかったです」

●徳留真紀(J-GP3クラス 2016年チャンピオン)
「優勝でタイトルを決めることはできませんでしたが、チャンピオンを取れてうれしいです。45歳でのチャンピオン獲得は国内最年長のようなので、よかったです」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「ブリヂストンユーザーの徳留選手と栗原選手の二人のタイトル争いとなりました。そんな状況の中、3人のライダーによる最後まで激しいデッドヒートが繰り広げられ、最終ラップの最終コーナーまでタイトルの行方が分からないという白熱したレース内容となりました。2位でタイトルを決めた徳留選手とチームの皆様にお祝い申し上げます。今年は1年間とおして全員がV02のミディアムコンパウンドを使いました。安定した性能でライダーたちを支えることができたことを、うれしく思います」

RESULT

コース:鈴鹿サーキット( 5.821km×12laps=69.852km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:20℃ 路面温度:25℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 634 栗原 佳祐 Bridgestone MuSASHi RT ハルク・プロ NSF250R ホンダ 12 28:03.232  
  2 36 徳留 真紀 Bridgestone CLUB PLUS ONE NSF250 ホンダ 12 28:03.452  
  3 31 伊達 悠太 DL BATTLE FACTORY NSF250 ホンダ 12 28:03.610  
  4 8 安村 武志 DL 犬の乳酸菌/プリニティブR.T PRCS-3C HPRCS 12 28:13.840  
  5 410 宇井 陽一 DL 41Planning.Global Communication TR004 IODA 12 28:17.348  
  6 12 菊池 寛幸 Bridgestone H43 Team-NOBBY & ウイリー NSF250R ホンダ 12 28:21.144