2016年全日本ロードレース【J-GP2】第9戦

関口太郎がポールポジションからスタートし4年ぶりの優勝

開催場所 : 鈴鹿サーキット  開催日 : 11月5日-6日

 ランキング2位につける関口太郎(ブリヂストン)が浦本修充(DL)との一騎打ちのタイトル争いを挑んだ最終戦。木曜日・金曜日とトップタイムをマークした関口。対する浦本は二日間共に4番手。
 予選でも関口は次々に自身のタイムを更新する2分10秒147で、ポールポジションを獲得する。また日浦大治朗(DL)に次いで、上和田拓海(ブリヂストン)が3番手フロントロウを獲得。浦本は関口から約1秒遅れで7番手にとどまる。
 関口は「目標タイムは2分10秒5くらいでした。欲を出せばコースレコードの2分09秒5も考えましたが、まず10秒5を出そうとして頑張りました。終盤に新品タイヤを履いて一発タイヤアタックをしたのですが、ラストに日浦選手がいたので前に出して、彼をうまく使って2分10秒1を出すことができました。レースウィーク中はずっと決勝用タイヤで走っていて、木曜、金曜と気温が変わりましたが、車体とのバランスを確認しながらコンスタントに走ることを目指しました。(ポイント差が離れていて)何か起きないと逆転チャンピオンは難しい状況ですが、最後まであきらめずに頑張りたいです」と語った。

 決勝でも好スタートを切った関口。オープニングラップから後続を引き離しにかかる。後方では日浦・水野涼(ブリヂストン)・上和田以下が接近戦を展開。一方、浦本は10番手でオープニングラップ終える。
 4周目を終えた時点で後続集団を3秒以上引き離した関口を、セカンド集団から抜け出した日浦と上和田が必死に追いかける。
 関口は最後まで淡々とトップを独走して4年ぶりの優勝を飾った。上和田はレース終盤に石塚・作本輝介(ブリヂストン)・生形秀之(ブリヂストン)との表彰台争いに移行。最終ラップは石塚・上和田・生形・作本の順で突入。生形と石塚のバトルが白熱して2台共にラインを外し、上和田はこの2台に走行ラインをふさがれる。その間に作本が3台抜きを演じて表彰台を獲得という劇的な結末となった。
 一方、浦本は10位でチェッカーを受けたため、関口の逆転タイトル獲得はならなかった。

●関口太郎(予選1位・決勝1位)
「少ない台数でのバトルにしたいと思っていました。朝フリーを走った感触では、自分のペースを上げられるなと感じ、また日浦選手が来るかなとは思っていました。2位以下と2.5秒くらいの差があるときに、そのまま後続が付いてきていたので、ペースを上げました。それ以降も、タイヤは同じフィーリングで安定していて、引き離すことができてよかったです」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「タイトルの可能性を残したブリヂストンユーザーの関口選手が、トップ独走で優勝というすばらしいレースを展開してくれました。4年ぶりの優勝を飾った関口選手とチームの皆様にお祝いを申し上げます。残念ながらタイトルには届かずランキング2位となりましたが、ランキング3位水野選手・同4位生形選手と今シーズンもブリヂストンユーザーが活躍してくれたことをうれしく思います」

RESULT

コース:鈴鹿サーキット( 5.821km×15laps=87.315km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:20℃ 路面温度:27℃

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 44 関口 太郎 Bridgestone MISTRESA with HARC-PRO HP6 HARC-PRO. 15 32:52.012  
  2 46 日浦 大治朗 DL モリワキ・レーシング MD600 モリワキ 15 32:56.899  
  3 15 作本 輝介 Bridgestone Team高武RSC MD600 モリワキ 15 33:00.832  
  4 81 上和田 拓海 Bridgestone ウェビックチームノリックヤマハ YN6 ヤマハ 15 33:01.131  
  5 17 石塚 健 DL Will-RAISEracingRS-ITOH ZX-6R カワサキ 15 33:01.885  
  6 2 生形 秀之 Bridgestone エスパルス ドリームレーシング GSX-R MFD6 スズキ 15 33:04.355