2016年 全日本モトクロス IA1 第5戦

小島庸平がシーズン初&総合優勝
第1ヒートではブリヂストン勢が表彰台を独占

開催場所 : 神戸空港島特設コース  開催日 : 7月2日~3日

 2016年MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦神戸大会は、兵庫県神戸市中央区の神戸空港島特設コースで開催された。昨年に続き開催2年目となった大会は、神戸市内からほど近い空港隣接地に特設されたスーパークロス風のコースが舞台。基本フラットなコースはジャンプやフープス等も昨年のレイアウトを踏襲するが、昨年造成した際の硬めの土に対し新たに柔らかめの土を搬入してコーナーの幅を広げた他、ジャンプやフープスの大きさに変化を与えるなどして、より見応えのある演出が施された。大会期間中は強い日差しが照りつけたことから、夏本番を思わせる暑さの中でのレースとなった。空港への連絡線ポートライナーが利用できるなど市内からのアクセスも良く、土日合せて6896名の観客が、目の前で繰り広げられる熱いバトルを楽しんだ。

■IA1 ヒート1
 抜群のスタートを決めたのは成田 亮(ホンダ-ブリヂストン)。深谷広一(スズキ-DL)を挟んで新井宏彰(カワサキ-ブリヂストン)・熱田孝高(スズキ-ブリヂストン)・小島庸平(スズキ-ブリヂストン)・馬場大貴(ホンダ-ブリヂストン)が成田に続きオープニングラップをクリア。2周目、新井が深谷をパスし2番手に浮上。6周目には小島も深谷をパスし、中盤以降はブリヂストン勢のトップ争いとなる。互いに牽制する中、レースが動いたのは13周目。まず小島が新井を捉え2番手に浮上。後半ペースが落ち始めた成田に対し攻勢をかけた小島は、18周目に成田と順位を入れ換えトップに浮上し、そのまま逃げきって今季初優勝をマーク。新井の追撃を抑えた成田が2位、新井が3位でブリヂストン勢が表彰台を独占した。

■IA1 ヒート2
 得意のスタートを決めてトップに立った小島に続き、田中教世(カワサキ-DL)・熱田・小方誠((カワサキ-DL)・成田の順で1周目のコントロールラインを通過。スタートで出遅れた平田優(ヤマハ-ブリヂストン)は、オープニングラップ14番手から追撃を開始する。序盤は小島・田中・成田・小方の順で周回を重ねるが、先頭を走る小島がコースアウトし、5周目には田中が一旦はトップに浮上。その後方では成田が小島の前に出るが、さらにその後方からは平田が猛烈なペースでポジションを上げてくる。9周目、成田が田中をパスしてトップに浮上。後続は田中・小島・平田のオーダーに。迎えた11周目、田中をパスした小島と平田がそれぞれ2-3番手に順位を上げると、更に攻勢をかけた平田が小島・成田と順位を入れ換えトップに浮上する。終盤、平田のリードが広がる一方で、ペースが落ちた成田は徐々に後退。上位は平田・小島・深谷・新井のオーダーとなるが、残り3周で小島がエンスト。上位のバトルは最後までハイペースで周回を重ねて平田がリードを広げ、2位以下は深谷・新井。小島・小方・田中・成田の順でチェッカーを受ける。しかしレース後、平田はコースをショートカットしたとして1周減算のペナルティを受け、繰り上がった深谷が1位。新井2位・小島3位という結果となった。

◆小島庸平 - Team SUZUKI所属
 コーナーに搬入された土が柔らかいのと、大会前にまとまった雨が降ったことから、土日を通じコースは柔らかい部分と固い部分が混在し、それが徐々に締まっていくという状況でした。どちらの路面に合せるかほんの少し迷いが出ましたが、最終的には自分が一番好きなミディアムを選択しました。結果は最後まで思った通りのパフォーマンスでネガもなかったので正解でしたね。ヒート2は自分のミスでエンストしてしまいましたが、ブリヂストンタイヤの安定した信頼性に助けられて、まずは今季初優勝、そして総合優勝することができました。

◆大庭裕史 - 株式会社ブリヂストン MCタイヤ開発部
 今回、昨年に続き特設コースで2度目の開催となったわけですが、直前までどんなコンディションになるかわからなかったので、どんな状況にも対応できるように準備を進めていました。結果、ヒート1では表彰台を独占、また小島選手のシーズン初優勝と総合優勝をサポートすることができました。次の東北大会、スポーツランド藤沢は昨年もブリヂストンユーザーが良い成績を残していますので、今年も引き続き好結果に結びつくように準備を進めていきます。

RESULT

コース:神戸空港特設コース

[ヒート1]

天候:Fine/路面: 気温:27℃ 路面温度:

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 1 小島 庸平 Bridgestone Team SUZUKI RM-Z450WS スズキ 25 32:10.608  
  2 982 成田 亮 Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 25 32:13.144  
  3 331 新井 宏彰 Bridgestone K.R.T. KX450FSR カワサキ 25 32:14.508  
  4 13 深谷 広一 DL SRF Teamブルーイーグルス RM-Z450 スズキ 25 32:20.776  
  5 4 小方 誠 DL グリーンクラブピュアテックレーシング KX450FSR カワサキ 25 32:32.358  
  6 2 熱田 孝高 Bridgestone Team SUZUKI RM-Z450WS スズキ 25 32:38.158  

[ヒート2]

天候:/路面: 気温:28℃ 路面温度:

  順位 No. ライダー タイヤ チーム マシン メーカー 周回数 タイム  
  1 13 深谷 広一 DL SRF Teamブルーイーグルス RM-Z450 スズキ 25 32:30.043  
  2 331 新井 宏彰 Bridgestone K.R.T. KX450FSR カワサキ 25 32:33.134  
  3 1 小島 庸平 Bridgestone Team SUZUKI RM-Z450WS スズキ 25 32:36.054  
  4 4 小方 誠 DL グリーンクラブピュアテックレーシング KX450FSR カワサキ 25 32:36.910  
  5 8 田中 教世 DL K.R.T. KX450FSR カワサキ 25 32:53.227  
  6 982 成田 亮 Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 25 33:04.712