2016 GAZOO Racing 86/BRZ Race [PROFESSIONAL Series] 第5戦

井口卓人がBRZのプロ初勝利を
ポールトゥウィンで飾る

開催場所 : 十勝スピードウェイ  開催日 : 10月1日

北海道・十勝スピードウェイでのレースは、プロフェッショナルシリーズではシリーズポイントがおよそ1.5倍となる。2連戦となった今年は、この週末だけで最大64ポイントを獲得することができる。シリーズチャンピオンを狙うには落せない、また現在ポイントが少ないドライバーにとっては一気にジャンプアップすることができる、そんなボーナスステージだ。
そういったこともあり、エントリー台数はクラブマンシリーズを上回る29台となった。前戦と比較すると、気温も路面温度も大きく下がり、勢力図が変わる可能性もある。十勝スピードウェイのやや荒れた路面にも配慮する必要がある。

●予選
前戦のオープニングラップでのアクシデントによって11人のドライバーに、6グリッド降格のペナルティが課せられた。トップタイムを記録したのは、地元北海道出身の#369平中克幸選手(GY)だったが、6グリッド降格のため7番グリッドからのスタートとなる。
あえてタイムアタックを遅らせた#88井口卓人選手(ブリヂストン)は、上位陣の多くがグリッド降格となることを確認し、練習通りのタイムで十分であることを判断し、無理のない走りで十勝スピードウェイを攻めた。その結果、平中克幸選手には届かなかったものの、2番手のタイムとなり、ポールポジションを獲得することになった。
それに続いたのは、注目される若手ドライバー#63坪井翔選手(ブリヂストン)。前戦でエンジンブローさせてしまったため新品へと交換。前日までは走行距離が不十分でパワーが出ずに苦しんでいたが、予選では見事なタイムで2番グリッドからのスタートとなる。
ポイントリーダーの#34佐々木雅弘選手(ブリヂストン)は10位、追いかける#906阪口良平選手(ブリヂストン)は6位となり、それぞれ8番グリッド、3番グリッドからのスタートとなる。

●決勝レース
スタートに失敗した坪井翔選手は5位にまでポジションを落し、その間隙を突いて4番グリッドからスタートの#7山野直也選手(ブリヂストン)が2位にポジションアップ。しかしポールポジションの井口卓人選手は素晴らしいダッシュを見せ、少しずつ、だが確実にリードを拡げていく。
そのころ後方では激しいバトルが展開されていた。それはグリッドを降格されたラップタイムの速いドライバーたちが、ポジションアップを狙いアタックしていたからだ。その中から抜け出したのは#370元嶋祐弥選手(GY)。9番グリッドからスタートし、3周目には6位、そして8周目には4位へ、さらに11周目には3位へとポジションを上げた。
しかし井口卓人選手は安定した走りで14周のレースをトップのままで走りきった。井口選手にとって初優勝というだけでなく、BRZにとってもプロフェッショナルシリーズ初勝利というメモリアルデーとなった。
シリーズチャンピオン争いは、本レースで佐々木雅弘選手が6位、阪口良平選手が4位となり、その差は5ポイントに縮まった。

●コメント
プロフェッショナルシリーズで優勝した#88井口卓人選手のコメント。
「今週は金曜日から調子が良かったんですが、最近は予選が上手くいかないことが多くて…。でも今回は予選が上手くいって、決勝レースのスタートも良くて、そのままの調子で優勝することができました。BRZのプロ初勝利というのも嬉しいですね。チームの皆の頑張りが報われたと思います。この勢いで明日の第7戦でも、いい結果を残せるようにがんばります」

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RESULT
 

[決勝]  出走台数:28台 /完走台数27

コース:十勝インターナショナルスピードウェイ ( 5.1km×14laps=71.4km )  天候:Fine/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 88 井口 卓人 Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 14 22:51.202  
    2 7 山野 直也 Bridgestone CABANA P.MU 86 14 22:53.124  
    3 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 14 22:53.517  
    4 906 阪口 良平 Bridgestone AREA86倉敷 14 22:54.338  
    5 31 青木 孝行 YH ケーエムエスADVAN86R 14 22:56.002  
    6 34 佐々木 雅弘 Bridgestone asset・テクノ・BS・86 14 22:59.409  
 

[予選]  出走台数:28

コース:十勝インターナショナルスピードウェイ ( 3.406km )  天候:Fine/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 2 1:35.405  
    2 88 井口 卓人 Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 2 1:35.544  
    3 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 2 1:35.647  
    4 202 蒲生 尚弥 Bridgestone ASICS Blue 86R 2 1:35.649  
    5 63 坪井 翔 Bridgestone コックピット館林N群馬86 2 1:35.654  
    6 906 阪口 良平 Bridgestone AREA86倉敷 2 1:35.692