2016 GAZOO Racing 86/BRZ Race [PROFESSIONAL Series] 第8戦

井口卓人(ブリヂストン)が3戦連続PPを獲得し
今シーズン2勝目を挙げる

開催場所 : 鈴鹿サーキット  開催日 : 10月29日 〜 10月30日

前戦十勝スピードウェイで#34佐々木雅弘選手(ブリヂストン)のシリーズチャンピオンは決まったものの、プロドライバーたちのプライドを賭けたレースだけに、この最終戦は単なる消化試合ではない。むしろ結果を残せなかったプロドライバーたちの熱気が、肌寒い鈴鹿サーキットに漂っているようだった。
ブリヂストン勢はすでにシリーズランキングのトップ3を独占することが決定している。RE-06Dのパフォーマンスは十分に証明されたといっていい。しかし極端な低温を得意とするライバルに対して、どのようなレースを見せるのか注目が集まった。エントリー数は41台。

●予選
シーズンの後半に入って本来の速さを発揮し始めた#88井口卓人選手(ブリヂストン)。十勝での初優勝の勢いをそのままに、ポールポジションを獲得した。これで3戦連続のポールポジションとなる。2位にはベテラン服部尚貴選手(DL)、3位に開幕戦の優勝者#369平中克幸選手(GY)、4位に#202蒲生尚弥選手(ブリヂストン)という順序になった。
シリーズチャンピオンを決めている佐々木雅弘選手は、マシンのセンサートラブルによって17位に終わった。ブリヂストン勢では、6位に#906阪口良平選手(ブリヂストン)、8位に#770山田英二選手(ブリヂストン)、9位に#97近藤翼選手(ブリヂストン)と、トップ10に5台が入った。ただし山田選手はペナルティによって、3グリッド降格となっている。

●決勝レース
ポールポジションから上手くスタートを決めた井口選手は、先頭で1コーナーに入っていった。その後に続いたのは絶妙なスタートの蒲生選手で、4位から2位へとジャンプアップし、井口選手の後ろに付いた。ひとつずつポジションを下げる形で、3位に服部尚貴選手、4位に平中選手が続く。
スーパー耐久でチームメイトである井口選手と蒲生選手の2台がピタリとテール・トゥ・ノーズのまま、後続のマシンを少しずつ引き離していく。 2人のバトルが見られたのは、残り2周となってから。つまり3位のマシンとのギャップを作るまで、ピッタリと食いついているものの、タイムロスになるバトルはしなかったのだ。
最終ラップの最終コーナーまで2人のバトルは続いたものの、結局オーバーテイクは見られず、井口選手が優勝、蒲生選手が2位という結果となった。3位には平中選手が開幕戦以来の表彰台に立った。ブリヂストン勢は、前戦からチェンジした#97近藤翼選手(ブリヂストン)が6位、阪口選手が10位に入った。
2016シーズンは、全8戦のうち6戦でブリヂストンが勝利を飾った。またRE-06Dが投入された9月の富士スピードウェイ以降、4戦4勝だけでなく、表彰台のほとんどを占める成果を挙げた。

●コメント
優勝した#88井口卓人選手のコメント。
「スタートを上手く決めることができて、2位に上がってきたのが気心知れた蒲生選手だったので、そう強引には来ないかなと思って、3位以下を引き離すことができました。シーズン2勝目を挙げることができてとても嬉しいです。POTENZA RE-06Dが出た9月の富士以降は表彰台を外していないので、ボクのドライビングに合ったタイヤだと思います。シリーズランキングも2位になりましたけど、チーム力、そしてタイヤを含めた総合力の結果だと思います」

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RESULT
 

[決勝]  出走台数:40台 /完走台数39

コース:鈴鹿サーキット ( 5.807km×8laps=46.456km )  天候:Fine/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 88 井口 卓人 Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 8 20:24.869  
    2 202 蒲生 尚弥 Bridgestone ASICS Blue 86R 8 20:24.970  
    3 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 8 20:29.031  
    4 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 8 20:30.844  
    5 80 吉田 広樹 DL OTG DL 86 8 20:31.873  
    6 97 近藤 翼 Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 8 20:31.981  
 

[予選]  出走台数:40

コース:鈴鹿サーキット ( 5.807km )  天候:Fine/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 88 井口 卓人 Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 2 2:31.572  
    2 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 2 2:31.664  
    3 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 2 2:31.714  
    4 202 蒲生 尚弥 Bridgestone ASICS Blue 86R 2 2:31.743  
    5 80 吉田 広樹 DL OTG DL 86 3 2:31.914  
    6 906 阪口 良平 Bridgestone AREA86倉敷 2 2:32.007