2016 GAZOO Racing 86/BRZ Race [Professional Series] 第2戦

ファイナルラップ劇的な逆転優勝
阪口良平、チームの地元で栄冠

開催場所 : 岡山国際サーキット  開催日 : 4月23日 〜 4月24日

もうすぐ5月となるレースウィークの岡山は、初夏の訪れを予感させるような暑い日と、まだまだ肌寒い雨の日が、猫の目のように変わる天気となっていた。予選前日の金曜日、気温は高く、その分だけタイヤの負担は大きかった。土曜日は一転して曇り空で気温がむしろ低くなっていくような天気だった。しかし結果からいえば、その両方のコンディションでポテンザRE-05Dはポテンシャルを発揮し、見事今シーズン初優勝を飾ったのである。

●予選
予選開始早々にトップタイムを出したのは#370元嶋佑弥選手(GY)。第1戦でチームメイトが優勝したこともあり、自分の速さをアピールしたいところだ。2位には#557大西隆生選手(ブリヂストン)、3位に#34佐々木雅弘選手(ブリヂストン)が続いた。
日が陰ってきたことで、気温が徐々に下がっていく。それがタイヤの負担を軽くし、2度目、3度目のタイムアタックを可能にする。#80服部尚貴選手(DL)、#34佐々木選手がタイムアップするが、元嶋選手のタイムには届かない。
そして後半、コースインを遅らせた#906阪口良平選手(ブリヂストン)がアタックするものの惜しくも2位。#1谷口信輝選手(YH)もまた、阪口選手と1/1000秒まで全く同タイム。しかし昨年の岡山国際サーキットでポールポジションを獲得した#770山田英二選手(ブリヂストン)が、終盤に元嶋選手を逆転する。

だが終了直前、谷口選手がチャンピオンの意地を見せトップタイムを更新、ポールポジションを獲得した。2位に山田選手、3位元嶋選手、4位阪口選手。ブリヂストン勢では5位佐々木選手、7位大西選手が続いている。
終わってみれば谷口選手から1秒以内に22台という、大混戦の予選。熱いレースを予感させるに十分だった。

●決勝
スタートでは元嶋選手が出遅れてポジションを下げ、トップ谷口選手、2位山田選手、3位佐々木選手、4位阪口選手、5位元嶋選手という並びで、レースは進んでいった。 6位以下は徐々に離れていき、トップグループは5台となった。谷口選手のペースが上がらず、5台が密集した状態でレースが進んでいく。山田選手が谷口選手に並びかけるシーンも何度かあったが、オーバーテイクはできなかった。
残り3周というところで、佐々木選手が山田選手を1コーナーでオーバーテイクしようとしてタイムロスし、逆に阪口選手に3位のポジションを奪われてしまう。その阪口選手は次の周に山田選手をオーバーテイクすることに成功。そしてファイナルラップ、谷口選手をバックストレートでパスし、そのままトップチェッカーを受けた。阪口選手は2014年の開幕戦以来、2度目の優勝となった。2位は谷口選手、3位には佐々木選手が入った。
ブリヂストン勢は、阪口選手、佐々木選手に続いて、5位に山田選手、8位に大西選手が入り、トップ10に5台がランクインした。

●ドライバーコメント
#906阪口良平選手
(予選4位 決勝1位)
「なかなかトップ集団のペースが上がらなかったのですが、自分としてはペースを抑えて走っていたので、タイヤにも、ブレーキにも、余力があったと思います。それで終盤になって3位、2位、1位とひとつずつ順位を上げることができました。タイヤはまったく問題なかったですね。ワンチャンスを残らず全部モノにすることができたので、優勝することができました。とにかくチーム(岡山トヨペット)の地元ということで、応援も多かったし、期待に応えることができて良かったです」

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RESULT
 

[決勝]  出走台数:36台 /完走台数35

コース:岡山国際サーキット ( 3.703km×12laps=44.436km )  天候:Fine/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 906 阪口 良平 Bridgestone AREA86倉敷 12 22:41.158  
    2 1 谷口 信輝 YH KTMS 86 12 22:41.835  
    3 34 佐々木 雅弘 Bridgestone asset・テクノ・BS・86 12 22:42.509  
    4 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 12 22:43.218  
    5 770 山田 英二 Bridgestone CUSCO BS 86 12 22:43.345  
    6 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 12 22:44.380  
 

[予選]  出走台数:36

コース:岡山国際サーキット ( 3.703km )  天候:Cloudy/路面:Dry 

    順位 No. ドライバー タイヤ マシン 周回数 タイム  
    1 1 谷口 信輝 YH KTMS 86 4 1:51.116  
    2 770 山田 英二 Bridgestone CUSCO BS 86 2 1:51.227  
    3 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 1 1:51.249  
    4 906 阪口 良平 Bridgestone AREA86倉敷 2 1:51.267  
    5 34 佐々木 雅弘 Bridgestone asset・テクノ・BS・86 2 1:51.361  
    6 80 吉田 広樹 DL OTG DL 86 2 1:51.365