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山野哲也のサーキット攻略講座!

第16回 スポーツランドSUGO

山野哲也 (ジムカーナ&レーシングドライバー)

 スポーツランドSUGOは、宮城県仙台市から30〜40分の、都会からほど近いサーキット。さすがに冬は雪の心配があるけど、春から秋にかけては比較的涼しい。モータースポーツを楽しむには気持ちのいいロケーションだね。地形的にはオートポリスとかTIサーキット英田のように、山の地形をうまく利用してるサーキット。アップダウンや連続コーナーが多くて、ドライバーのやる気を誘うエキサイティングなサーキットだね。

 ストレートは、エビス東コースと競うぐらいの強烈な登り勾配で、その様はまるで空を飛んで行くよう。ほとんどのクルマが4速まで入り、速いクルマだと5速まで入る。ストレートの途中から平坦になり、1コーナー進入でまた登りになる。1コーナーへはフルブレーキングで進入するんだけど、登り勾配なので比較的よく止まる。たとえコースアウトしても、ランオフエリアはさらに登っているので、クルマへのダメージは少ない。

 1〜2コーナーは、ふたつのコーナーから形成されてるけど、ここはひとつにたとえた方がいいね。まず1コーナーは、アウト・インとラインを取り、そのあとちょっとアウトにふくらむけどコースの真ん中あたりにとどめ、すかさず2コーナーのインに向かおう。ギヤは3速だとちょっと遅い感じがするけど、2コーナーの先が下りになってるのでそれで充分。ここでのポイントは、2コーナーのインをしっかり取り、なおかつ出口のアウトを取らないこと。1コーナーの立ち上がり同様、真ん中あたりにとどめる。その理由は次の3コーナーにある。

 3コーナーはここSUGOの中でもっともエキサイティングなコーナー。下りながらの左で、しかもブラインドになっている。そのため駆動方式を問わず姿勢を乱しやすく、FRでもリヤの流れは止まらないんだ。ウェットの時は要注意。進入のところでは、コース上に川が多く、レースのスタート直後はクラッシュが起きやすい場所でもある。ここでは進入のアウトをしっかり取らないと、立ち上がりで脱輪しやすい。その進入のアウトを取るために、2コーナーの出口はミドル付近のラインを取るってわけだ。3コーナーを立ち上がったあとは、速いクルマだと4速に入る。

 3コーナーのあとのヘアピンは、進入では少し登りになっているため比較的止まりやすい。ここでは、ブレーキングの時にあせってステアリングを切ると、イン側のタイヤが浮いて制動距離が伸びるので、クルマはなるべく真直ぐの状態でブレーキングしよう。ここはコーナー形状が巻き込む形になっているのもありアンダーが出やすく、インについたつもりでも外すことが多い。そのためイン側の縁石はゾーンでとらえ、ナメるように走ろう。出口側も登り勾配になっているので、しっかりトラクションをかけながら立ち上がる。

 ヘアピン直後のS字はCPを逃しやすいので、アクセルのオンオフを利用して縁石をしっかりとナメていこう。CPを逃すと極端に減速しないとクリアできず、そうなると登りのために一気に失速してしまう。いかにアクセルワークを使って、加速性能につなげられるかがポイントだ。ギヤは2速もしくは3速。


 SUGOの中でもっとも標高が高いのがハイポイントコーナー。ここから下りが多くなる。ブラインドになっていて、視界は悪いけど比較的速く抜けられる。3速で、イン側の縁石を利用してショートカットするような感じでアクセルオンを速くしていこう。

 続くレインボーコーナーは、ぱっと見はハイポイントと同じようだが、実は全然違う。レインボーの方がスピードは低く、アンダーもオーバーも出やすいコーナーだ。慎重に減速して曲がりやすい状況を作ってやる必要がある。CPは、ゾーンとして捉えた方が次の加速がいい。ギヤは3速。アウト側の縁石に乗りやすいので、なるべく乗らないようにぎりぎりまで抑えて走ろう。

 SUGOの中で一番スピードが出るバックストレートは、5速まで使う。そのあとに控えるのが馬の背コーナーだけど、ちょうどブレーキングのところがほんのちょっと右に曲がっている。コーナーへのアプローチを重視してラインをアウト側に取ると、フルブレーキングはしづらく、制動距離は伸びる。逆に制動距離を優先したら、ラインはそのまま真直ぐしか選ぶことはできず、クルマをアウト側に寄せることができないため進入のRはきつくなってしまう。馬の背へのアプローチはこの2通りあるんだけど、どちらを選ぶかは悩むところ。実際はどちらでもそれほど変わらないけど、クルマによってそれぞれの方法を使い分けるのがいいようだ。コーナーの形が長めのヘアピンといった感じで、インを逃しやすく、クルマをしっかり止めてあげることが大切。進入では2速までシフトダウンし、立ち上がったら3速にアップして、次のSPコーナーへ向かおう。

 SPコーナーは、SPインとSPアウトの2つのコーナーで成り立っていて、ブレーキングとアクセルオンのリズムが他と違う。ここのポイントは、早めのブレーキングと早めのアクセルオンで、イン側の縁石をカットするような雰囲気で加速して抜けるようなコーナリングになる。ステアリングワークも素早い操作が必要で、パキッと切ってパキッと戻す。ギヤは3速で抜ける。

 最終コーナーはSUGOの中でもっともハイスピードコーナリングが楽しめ、ボクは大好き。勾配がきつく、横Gもずっと続く。速度が高く、下って登るため恐怖感はある。当然リスクも高いから、慣れるまではスピードは控えめにするのがいいだろう。3、もしくは4速でアウト目一杯から進入して、CPはすごく長めになる。インを逃すと、どんどんアウトにはらんでしまうので、横Gと戦いながらしっかりとインをキープして走ろう。

 スポーツランドSUGOは、路面は比較的グリップが低く、特にウェットでは滑りやすい。また全体的に川ができやすいから、雨の時は溝のあるタイヤで気を付けながら走ろう。逆にドライではアップダウンが激しく、変化に富んだコーナーが、キミのハートをかき立ててくれるはず。存分に楽しもう。

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