- 開催場所:モビリティリゾートもてぎ
- 開催日:2026年04月04日(土) 〜 2026年04月05日(日)
全日本ロードレース2026年シーズンは、モビリティリゾートもてぎでの2&4で開幕した。2輪レースはJSB1000クラスのみの開催。満開の桜に見守られての開幕戦となった。
大会直前には絶対王者の#1 中須賀克行(YAMAHA,BS)が今季限りの引退を発表。「最後のシーズンになるので、大勢の人に現地に来て応援してほしい」と呼びかけたことで、中須賀ファンが集結。これに対して#4 野左根航汰(HONDA,BS)、#88 水野涼(DUCATI,BS)といった昨年の#1 中須賀のライバル勢が最後の中須賀対決に臨むべく臨戦態勢に入る。さらにGP帰りの#92 國井勇輝(HONDA,BS)がJSB1000クラスに初参戦、昨年のST1000チャンピオン#32 羽田太河(HONDA,BS)がスポット参戦と、話題豊富な開幕戦になった。
予選
予選が行なわれた土曜日は雨の予報が出ていた。早朝には小雨が降っていたものの、10時40分から始まった40分間の予選セッション開始時には止んでいた。
空を見上げながらセッションがスタート。セッション前半は#4 野左根が1分47秒台で2番手につける。さらにセッション中盤には#88 水野も1分47秒台にタイムを入れて#4 野左根の上に名を掲げる。#88 水野はさらにアタックを続けて1分47秒087と、この時点で唯一の1分47秒台前半のタイムをマークし、リーダーボードのトップに浮上。
セッション折り返しを迎えると同時に、ついに雨が降ってきた。全車ピットイン。
残り10分で雨脚が弱まり、各車コースイン。残り5分で#1 中須賀も1分47秒台にタイムを入れて3番手に浮上。さらにタイムを詰めようとしたとき、再び雨脚が強まり予選セッション終了。 ドゥカティに乗る#88 水野がポールポジション。#1 中須賀は3番手フロントロウ獲得。#4 野左根、#92 國井、#32 羽田がセカンドロウに並ぶことになった。
決勝レース
曇天の中で迎えた決勝日。朝のフリー走行は早朝まで降り続いた大雨の影響を受けたものの、決勝スタートまでに路面はほぼ乾いた。ただアンダーブリッジ下は濡れたまま。さらに所々にウエットパッチが残っていた。それでも気温も21度まで上昇。体を動かすと少し汗ばむくらいになった。
20周のレース。オープニングラップの最終コーナーで3番手につけていた#1 中須賀がハイサイド転倒という大波乱が発生。観客席が悲鳴で包まれる。ここに#5 伊藤和輝(HONDA,BS)が巻き込まれ、2台が早々に戦列を離れた。
一方、トップ争いを開始したのは#88 水野と#45 長島哲太(HONDA,DL)。追いかけたのは#32 羽田、#4 野左根、#92 國井。2周目に前に出て後続を引き離し始めた#88 水野。#32 羽田が#45 長島にし烈な2位争いを挑む。それを#4 野左根、#92 國井が追いかける展開。
#88 水野はレース序盤にトップ独走態勢を形成。レース中盤にはペースの上がらない#32 羽田を突き放して単独2番手走行を始めた#45 長島。#32 羽田は#4 野左根、#92 國井にもかわされて後退してしまう。 #88 水野は最後までペースを崩すことなくポールtoウイン。#92 國井が#4 野左根を抑えきって3位表彰台を得た。
ライダーコメント
●水野涼(予選1位/決勝1位) 「路面が張り替えられたので、昨年の開幕戦とは違うタイヤを選択しました。新しい路面はグリップ感があるのにバイクが前に進まず、タイムが出ないという影響がありました。バイクの造り方も違うし、タイヤ選択も違い、そういう難しさがありました。走り方も違いがあって、昨日の走行で今の路面の乗り方をつかんだところがありました。今週は特にタイヤ選択が難しいウイークでした」
決勝
- 開催日:2026/04/05
- 天候:Cloudy
- 路面:Wet-Dry
- 決勝出走:21
- 完走:19
- (4.801km x 20laps = 96.02km)
| 順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 88 | 水野 涼 |
BS
|
SDG DUCATI Team KAGAYAMA | Panigale V4R | ドゥカティ | 20 | 1:48.107 | 36:17.758 | |||
| 2 | 45 | 長島 哲太 | DL | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:48.587 | 36:27.864 | |||
| 3 | 92 | 國井 勇輝 |
BS
|
SDG Team HARC‐PRO. Honda | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:49.181 | 36:36.877 | |||
| 4 | 4 | 野左根 航汰 |
BS
|
Astemo Pro Honda SI Racing | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:49.127 | 36:39.664 | |||
| 5 | 32 | 羽田 太河 |
BS
|
Astemo Pro Honda SI Racing | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:48.789 | 37:04.719 | |||
| 6 | 6 | 岩田 悟 |
BS
|
Team ATJ | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:49.582 | 37:04.784 | |||
| 7 | 10 | 鈴木 光来 |
BS
|
Team ATJ | CBR1000RR-R | ホンダ | 20 | 1:49.868 | 37:04.800 | |||
| 8 | 95 | 西村 硝 |
BS
|
S-SPORTS SUZUKI | GSX-R1000R | スズキ | 20 | 1:49.923 | 37:16.297 | |||
| 9 | 46 | 星野 知也 | DL | TONE Team 4413 BMW | M1000RR | BMW | 20 | 1:54.233 | 37:24.654 | |||
| 10 | 50 | 児玉 勇太 |
BS
|
MARUMAE Team KODAMA | YZF-R1 | ヤマハ | 20 | 1:51.095 | 37:24.858 | |||
| 11 | 26 | 中島 陽向 |
BS
|
SHINSYU Re:N with TOTEC | M1000RR | BMW | 20 | 1:52.754 | 37:54.170 | |||
| 12 | 21 | 中冨 伸一 | DL | RSN | YZF-R1 | ヤマハ | 20 | 1:52.197 | 37:54.435 | |||
| 13 | 16 | 津田 一磨 |
BS
|
Team BabyFace | YZF-R1 | ヤマハ | 20 | 1:52.438 | 37:57.261 | |||
| 14 | 44 | 関口 太郎 |
BS
|
SANMEI T.TARO PLUSONE with SDG | M1000RR | BMW | 20 | 1:50.173 | 37:59.577 | |||
| 15 | 18 | 中村 竜也 |
BS
|
I's RACING | M1000RR | BMW | 20 | 1:52.037 | 38:07.041 | |||
| 16 | 24 | 吉田 愛乃助 | DL | TONE Team 4413 BMW | M1000RR | BMW | 20 | 1:53.050 | 38:07.198 | |||
| 17 | 31 | 菅原 陸 |
BS
|
KRP SANYOUKOUGYO RSITOH | ZX-10R | カワサキ | 19 | 1 | 1:53.396 | 36:42.494 | ||
| 18 | 27 | 須貝 義行 |
BS
|
TEAM SUGAI RACING JAPAN | CBR1000RR-R | ホンダ | 19 | 1 | 1:54.329 | 36:43.397 | ||
| 19 | 85 | 津田 拓也 |
BS
|
Team SUZUKI CN CHALLENGE | GSX-R1000R | スズキ | 17 | 1:49.624 | 31:24.330 |
