• 開催場所:スポーツランドSUGO
  • 開催日:2026年04月25日(土) 〜 2026年04月25日(土)
【2026年 全日本ロードレース選手権 第2戦 SUGO ST600】予選から激戦が展開されレース1は小田喜阿門が初優勝、レース2は長尾健吾に軍配

予選

JRR_02_ST600_Q_0156.JPG 全日本ロードレース選手権第2戦はスポーツランドSUGOが会場。ST600クラスにとっては今シーズンの開幕戦となった。
 今季から希望ゼッケン制に戻されたものの、ディフェンディングチャンピオンの#1 伊達悠太(HONDA,BS)はゼッケン1番を選択。#71 小山知良(HONDA,BS)、#50 長尾健吾(YAMAHA,BS)といったベテラン勢も継続参戦。今回は代役の#38 池上聖竜(HONDA,BS)、#36 川﨑祥吾(YAMAHA,BS)ら海外戦の経験ライダーも加わり、開幕前から話題の多いクラスとなった。
 今大会はシーズン中、唯一の2レース制。土曜日には午前中に予選、午後に決勝レース1が行なわれた。
 30分間のタイムアタック形式での予選は、開始早々の2周目に1分29秒台での争いが勃発。#9 田中啓介(YAMAHA,BS)、#50 長尾、#71 小山、#1 伊達、#5 松岡玲(YAMAHA,BS)がリーダーボードの上位に名を連ねる。
 セッション中盤には#50 長尾が1分29秒台前半にタイムを入れてライバルたちを引き離す。セッション終盤に#1 伊達も1分29秒台前半のタイムを入れるも、#50 長尾のタイムには届かず。これで#50 長尾がレース1のポールポジションを獲得。セカンドベストタイムでは#1 伊達が勝り、レース2のポールポジションは#1 伊達が獲得。上位10台の差が1秒以内という激しい争いは、決勝の混戦を予想させた。

決勝レース1

JRR_02_ST600_R1_0603.JPG 土曜日の午後に行なわれたレース1。強い日の光が照りつけるが、強風が気温の上昇を妨げる。午後3時35分のスタート時の気温は12度。
 16周のレースでホールショットを奪ったのは#50 長尾。4番手2列目グリッドからロケットスタートを決めた#71 小山、5番手スタートの#7 高橋匠(YAMAHA,BS)が続く。#7 高橋は積極的に攻めて2周目に#71 小山を、3周目には#50 長尾を捕らえてトップ浮上。逆に#50 長尾は4周目に転倒とレース序盤から激しい争いが繰り広げられる。
 5周目からは、#7 高橋を先頭に#71 小山、#5 松岡玲(YAMAHA,BS)、#10 小田喜阿門(HONDA,BS)、#1 伊達悠太(HONDA,BS)の5台での激しいトップ争いが開始される。5台はそこここで順位を入れ替える。
 レース後半。#7 高橋と#71 小山が交互にトップに立つ。その間に#10 小田喜が表彰台圏内に上がる。さらに14周目には#1 伊達が順位を上げて首位浮上。#71 小山は4番手に下がってしまう。
 最終ラップ。#10 小田喜が首位奪取。逆転をねらう#1 伊達と息をのむバトルを展開。#7 高橋もあきらめずにすきをねらう。
 #10 小田喜、#1 伊達、#7 高橋の3台が並んでゴールラインに飛び込む。これを0.070秒差で#10 小田喜が制して全日本初優勝。#1 伊達は2位に甘んじ、#7 高橋は3位に入って全日本初表彰台を獲得した。

JRR_02_ST600_R1_0761.JPG●小田喜阿門(予選8位/決勝1位)
「今日のレースは始まる前から接戦になるのは分かっていました。昨日からそれを想定していました。レース序盤はなかなか思うように前に出られず苦しい場面があったのですが、レース後半に強みを生かして上がっていくことができました。去年からいい走りができていなかったので、今季開幕戦で存在感を示せてうれしいです」

決勝レース2

JRR_02_ST600_R2_0614.JPG 日曜日に開催されたレース2も好天に恵まれた。気温19.2度、路面温度はセクターによって39.1度から41.8度というコンディション。周回数はレース1から4周多い20周。
 #5 松岡のホールショットでスタート。#71 小山、#9 田中、#50 長尾、#10 小田喜、#1 伊達、#38 池上と続く。オープニングラップから激しく順位が入れ替わる。
 3周目に2番手に浮上した#71 小山は、¬4周目にはトップを奪取。これに#5 松岡が食らいつき、二人は次々にポジションを入れ替える。そこに#9 田中も加わり団子状態に。この激戦でトップ集団は7台から11台に膨れ上がる。
 レース中盤。トップ集団にいた#10 小田喜が転倒、#7 高橋が遅れるなどアクデントが続出。
 レース後半には集団が割れて#71 小山と#5 松岡の激戦が再燃。ここに加わったのはオープニングラップを7番手で終えた#38 池上。さらに上位集団で虎視眈々とねらってきた#50 長尾、#7 高橋、ばん回してきた#1 伊達の6台がドッグファイトを展開。
 最後まで激しく順位が入れ替わったトップ争いだったが、18周目に首位に立った#50 長尾がこれを制した。2位争いは0.5秒差で#5 松岡に軍配。#71 小山が表彰台を獲得した。

JRR_02_ST600_R2_0753.JPG●長尾健吾(予選3位/決勝1位)
「今日はウイークで一番暖かい一日になりました。その分、体は楽だったのですが、タイヤのフィーリングが変わってしまいました。高いアベレージタイムを持っていたのですが、ラスト5周で見せ場を作ろうと集団の中で走りました。残り3周で前に出られてからは引っ張れると思いました。レース1の表彰台は若手が占めましたが、今日は若手にプレッシャーになる表彰台になりました。みんなに楽しく見てもらえるクラスになるように、また、チャンピオンを取るためにも、次戦以降もこのようなレースができるようにチーム一丸となって頑張ります」

レース結果

コース:スポーツランドSUGO

[ST600]

決勝

  • 開催日:2026/04/25
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:31
  • 完走:25
  • (3.621km x 16laps = 57.938km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 10 小田喜 阿門 BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR600RR ホンダ 16 1:29.670 24:08.058
2 1 伊達 悠太 BS Bridgestone BATTLE FACTORY CBR600RR ホンダ 16 1:29.932 24:08.128
3 7 高橋 匠 BS Bridgestone K-FUND GBSracing YZF-R6 ヤマハ 16 1:29.449 24:08.140
4 71 小山 知良 BS Bridgestone JAPAN POST docomo business TP CBR600RR ホンダ 16 1:29.919 24:08.268
5 5 松岡 玲 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 16 1:29.844 24:08.748
6 38 池上 聖竜 BS Bridgestone TN45 MIRAI Racing with Astemo CBR600RR ホンダ 16 1:29.862 24:15.707
7 11 岡部 怜 BS Bridgestone NitroRyotaRacing 11 YZF-R6 ヤマハ 16 1:29.930 24:16.737
8 8 千田 俊輝 BS Bridgestone SE COMPETITION CBR600RR ホンダ 16 1:30.370 24:17.445
9 9 田中 啓介 BS Bridgestone NitroRyotaRacing 41 YZF-R6 ヤマハ 16 1:30.294 24:20.254
10 52 上江洲 葵要 BS Bridgestone AKENO SPEED YZF-R6 ヤマハ 16 1:30.562 24:21.338
11 35 W. ヌグロホ BS Bridgestone ITO Racing YRI Borg Custom YZF-R6 ヤマハ 16 1:30.428 24:26.308
12 27 森山 浬 BS Bridgestone Webike Team Norick YZF-R6 ヤマハ 16 1:30.575 24:26.980
13 15 濱田 寛太 BS Bridgestone Astemo Pro Honda SI Racing CBR600RR ホンダ 16 1:31.075 24:31.808
14 64 楠 留維 BS Bridgestone MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 16 1:30.853 24:33.017
15 29 池田 優介 BS Bridgestone GarageL8 Racing Team YZF-R6 ヤマハ 16 1:30.754 24:35.500
16 26 中島 元気 BS Bridgestone Honda Suzuka Racing Team CBR600RR ホンダ 16 1:31.194 24:37.260
17 93 松島 璃空 BS Bridgestone MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 16 1:31.323 24:41.235
18 25 宮崎 隼 BS Bridgestone BATTLE FACTORY CBR600RR ホンダ 16 1:32.141 24:49.295
19 34 笠井 杏樹 BS Bridgestone TOHO Racing CBR600RR ホンダ 16 1:31.817 24:55.297
20 21 德田 翔 BS Bridgestone MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 16 1:32.057 24:55.407
[ST600]

予選

  • 開催日:2026/04/25
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:31
  • (3.621km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 50 長尾 健吾 BS Bridgestone TEAMKENKEN Ytch YZF-R6 ヤマハ 6 1:29.390
2 1 伊達 悠太 BS Bridgestone BATTLE FACTORY CBR600RR ホンダ 11 1:29.412
3 5 松岡 玲 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 4 1:29.511
4 71 小山 知良 BS Bridgestone JAPAN POST docomo business TP CBR600RR ホンダ 4 1:29.576
5 7 高橋 匠 BS Bridgestone K-FUND GBSracing YZF-R6 ヤマハ 4 1:29.583
6 9 田中 啓介 BS Bridgestone NitroRyotaRacing 41 YZF-R6 ヤマハ 8 1:29.601
7 52 上江洲 葵要 BS Bridgestone AKENO SPEED YZF-R6 ヤマハ 4 1:29.716
8 10 小田喜 阿門 BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR600RR ホンダ 4 1:29.797
9 11 岡部 怜 BS Bridgestone NitroRyotaRacing 11 YZF-R6 ヤマハ 3 1:29.971
10 16 山根 昇馬 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 8 1:30.046

レース結果

コース:スポーツランドSUGO

[ST600]

決勝

  • 開催日:2025/04/26
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:31
  • 完走:24
  • (3.621km x 20laps = 72.422km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 50 長尾 健吾 BS Bridgestone TEAMKENKEN Ytch YZF-R6 ヤマハ 20 1:29.957 30:17.002
2 5 松岡 玲 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 20 1:30.342 30:18.095
3 71 小山 知良 BS Bridgestone JAPAN POST docomo business TP CBR600RR ホンダ 20 1:30.208 30:18.641
4 38 池上 聖竜 BS Bridgestone TN45 MIRAI Racing with Astemo CBR600RR ホンダ 20 1:30.025 30:18.743
5 1 佐藤 穣 BS Bridgestone BATTLE FACTORY CBR600RR ホンダ 20 1:30.229 30:19.507
6 16 山根 昇馬 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 20 1:30.189 30:23.054
7 8 千田 俊輝 BS Bridgestone SE COMPETITION CBR600RR ホンダ 20 1:30.183 30:26.054
8 13 青田 魁 BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR600RR ホンダ 20 1:30.697 30:28.808
9 35 W. ヌグロホ BS Bridgestone ITO Racing YRI Borg Custom YZF-R6 ヤマハ 20 1:30.552 30:29.695
10 52 上江洲 葵要 BS Bridgestone AKENO SPEED YZF-R6 ヤマハ 20 1:30.467 30:32.021
11 64 楠 留維 BS Bridgestone MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 20 1:30.767 30:32.470
12 15 濱田 寛太 BS Bridgestone Astemo Pro Honda SI Racing CBR600RR ホンダ 20 1:30.698 30:35.287
13 27 森山 浬 BS Bridgestone Webike Team Norick YZF-R1 ヤマハ 20 1:31.059 30:38.813
14 26 中島 元気 BS Bridgestone Honda Suzuka Racing Team CBR600RR ホンダ 20 1:31.529 30:50.342
15 93 松島 璃空 BS Bridgestone MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 20 1:31.573 30:55.928
16 28 鈴木 大空翔 BS Bridgestone TOHO Racing CBR600RR ホンダ 20 1:31.792 30:59.720
17 33 山本 航 BS Bridgestone team EORIC with FLASH ZX-6R カワサキ 20 1:31.995 31:00.441
18 36 川﨑 祥吾 BS Bridgestone OTTIMA CORSE YZF-R6 ヤマハ 20 1:32.257 31:06.736
19 37 渡部 達也 BS Bridgestone RT Morinokumasan&GarageL8 YZF-R6 ヤマハ 20 1:32.240 31:12.265
20 30 豊原 由拡 BS Bridgestone TEAM TEC2 and 24Service YZF-R6 ヤマハ 20 1:33.623 31:29.481
[ST600]

予選

  • 開催日:2026/04/25
  • (3.621km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 1 伊達 悠太 BS Bridgestone BATTLE FACTORY CBR600RR ホンダ 13 1:29.592
2 9 田中 啓介 BS Bridgestone NitroRyotaRacing 41 YZF-R6 ヤマハ 2 1:29.688
3 50 長尾 健吾 BS Bridgestone TEAMKENKEN Ytch YZF-R6 ヤマハ 2 1:29.690
4 5 松岡 玲 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 10 1:29.690
5 10 小田喜 阿門 BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR600RR ホンダ 13 1:29.867
6 71 小山 知良 BS Bridgestone JAPAN POST docomo business TP CBR600RR ホンダ 3 1:29.868
7 7 高橋 匠 BS Bridgestone K-FUND GBSracing YZF-R6 ヤマハ 14 1:29.924
8 52 上江洲 葵要 BS Bridgestone AKENO SPEED YZF-R6 ヤマハ 3 1:30.031
9 16 山根 昇馬 BS Bridgestone ITO RACING BORG CUSTOM YZF-R6 ヤマハ 3 1:30.082
10 38 池上 聖竜 BS Bridgestone TN45 MIRAI Racing with Astemo CBR600RR ホンダ 3 1:30.172