井口卓人が粘りの走りで4位に 佐々木雅弘は惜しくもシリーズ連覇ならず

  • 開催場所:富士スピードウェイ
  • 開催日:2017年12月09日(土) 〜 2017年12月10日(日)
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プロフェッショナルシリーズの最終戦は、土曜日に予選、日曜日に決勝レースという、クラブマンシリーズとは異なるスケジュールで開催された。この日曜日はTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL当日であり、4万2000人もの大観衆が見つめる中で行われた。昨年まではプロフェッショナルシリーズ、クラブマンシリーズそれぞれ上位20台を集めて混走となるエキシビジョンレースだったが、今回初めてシリーズ戦の開催となった。
最終戦の注目は、やはりチャンピオン争いだろう。トップは#97近藤翼選手(YH)で、2位からの逆転を狙う#1佐々木雅弘選手(ブリヂストン)、3位の#31青木孝行選手(YH)、計算上は可能性を残している4位#369平中克幸選手(GY)がチャンピオンを狙える位置にあった。事実上は、上位3選手の争いである。
そして前戦で投入されたブリヂストンの新商品、POTENZA RE-07Dのパフォーマンスにも注目が集まっていた。12月の想定以上に低い路面温度がタイヤにどう影響するのかがカギとなった。


<予選>
最初にトップタイムを出したのは#60服部尚貴選手(DL)だったが、すぐに近藤翼選手が2分03秒263というスーパーラップを刻み、トップへ。そして、そのタイムを誰も超えることはできなかった。2位服部尚貴選手、3位#82谷口信輝選手(YH)、4位青木孝行選手、5位#88井口卓人選手(ブリヂストン)という順になった。その他のブリヂストン装着勢は、11位に#770山田英二選手、12位に#90阪口良平選手、13位に#557大西隆生選手と続いた。近藤翼選手の前でゴールすることがチャンピオン獲得の絶対条件となる佐々木雅弘選手は16位と、厳しい予選結果になった。



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<決勝レース>
スタートを決めたのは2番グリッドからスタートした服部尚貴選手で、トップに立った。しかし最終コーナーで近藤翼選手がトップを奪い返すことに成功。2周目には青木孝行選手が2位へ浮上。そして5周目、スリップストリームから抜け出した青木孝行選手が、ついにトップに立つ。3位にはスタートで後退してしまった谷口信輝選手がポジションを取り戻し、4位には井口卓人選手が続く。当初は接近していたトップ2台だったが、そのバトルの影響でタイムが上がらず、3位の谷口信輝選手が追いつく。そこから近藤翼選手と谷口信輝選手のバトルが展開されていく。
レース前の時点で、青木孝行選手が優勝した場合の近藤翼選手のチャンピオン成立条件は2位以上で、3位の場合は青木孝行選手と同ポイントとなり、優勝していない近藤翼選手は敗退する。しかし、この時点ではファステストラップを記録しており、3位でも近藤翼選手が1ポイントリードし、チャンピオンとなる。そして近藤翼選手が2位を守り切ってゴール、今シーズンは優勝こそしていないものの、見事にチャンピオンに輝いた。青木孝行選手は今シーズン3勝目でシリーズランキング2位に。一方の佐々木雅弘選手は混戦の中を追い上げ11位となったもののシリーズは3位という結果となった。予選4番手からスタートした井口選手は、山下選手らとの見ごたえのある4位争い勝ち抜け、4位入賞を果たした。


<コメント>
プロフェッショナルシリーズで決勝レース4位を獲得した井口卓人選手(ブリヂストン)のコメント。
「いろいろな選手とバトルがあったんですが、まわりを走っている選手もフェアだったので、レースはとても楽しめました。決勝レースは意外と内圧が上がっていたので、スタート前に少し落としたんですが、それが最後まで安定して走らせることができた要因のひとつだと思います。今シーズンはマシンが後期型になったことで、なかなか上手くレースを戦うことができなくて、表彰台にも上れなかったんですが、コツコツとポイントを重ねることができました。それが来年につながってくれると思っています」

レース結果

コース:富士スピードウェイ

[Professional Series]

決勝

  • 開催日:2017/12/10
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:35
  • 完走:33
  • (4.563km x 10laps = 45.63km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 31 青木 孝行 YH ケーエムエス フェニックス86 10 20:57.236
2 97 近藤 翼 YH 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 10 20:59.535
3 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 10 20:59.834
4 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 10 21:04.897
5 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 10 21:06.190
6 287 山下 健太 YH 千葉トヨペット勝又グループ86 10 21:06.919
7 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 10 21:07.709
8 80 菅波 冬悟 DL OTG DL 86 10 21:08.546
9 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 10 21:08.808
10 32 市森 友明 GY 大阪トヨタ86 Racing 10 21:09.226
11 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS GR86 10 21:09.449
12 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 10 21:09.738
13 500 坪井 翔 BS Bridgestone ネッツ東埼玉ワコーズED86 10 21:10.423
14 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 10 21:15.966
15 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 10 21:16.568
16 45 羽根 幸浩 YH メタルラボ・スペック 86 10 21:17.302
17 906 新田 守男 BS Bridgestone GR Garage 倉敷86 10 21:17.652
18 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 10 21:18.501
19 312 松本 晴彦 YH 埼玉自動車大学校生駒SBS 86 10 21:18.906
20 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 10 21:19.104
21 999 ジョニー YH ウィニング制動屋86 長谷川運輸 10 21:22.481
22 199 石川 京侍 GY COROLLA-MIE 86制動屋 10 21:23.157
23 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 10 21:25.178
24 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 10 21:28.041
25 11 脇阪 寿一 GY ネッツ東京レーシング86 10 21:31.342
26 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 10 21:31.924
27 520 平沼 貴之 YH 埼玉トヨペットGB 86 10 21:32.868
28 70 平木 湧也 GY 茨城トヨペット86レーシング 10 21:34.259
29 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 10 21:34.846
30 6 渡辺 圭一 BS Bridgestone JCS☆LIGHTEC86BS 10 21:35.213
31 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 10 21:35.640
32 79 市丸 聡 BS Bridgestone カローラ千葉86 10 21:35.794
33 391 H.マノッポ GY TTI Racing 86 10 21:40.805
- 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 1 DNF
- 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング BS 0 DNF
[Professional Series]

予選

  • 開催日:2017/12/09
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:35
  • (4.563km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 97 近藤 翼 YH 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 3 2:03.263
2 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 3 2:03.533
3 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 3 2:03.616
4 31 青木 孝行 YH ケーエムエス フェニックス86 3 2:03.822
5 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 3 2:03.846
6 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 3 2:03.951
7 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 3 2:04.020
8 287 山下 健太 YH 千葉トヨペット勝又グループ86 2 2:04.048
9 80 菅波 冬悟 DL OTG DL 86 4 2:04.126
10 45 羽根 幸浩 YH メタルラボ・スペック 86 4 2:04.184
11 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 4 2:04.215
12 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング BS 4 2:04.247
13 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 4 2:04.251
14 500 坪井 翔 BS Bridgestone ネッツ東埼玉ワコーズED86 2 2:04.321
15 32 市森 友明 GY 大阪トヨタ86 Racing 3 2:04.358
16 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS GR86 3 2:04.435
17 906 新田 守男 BS Bridgestone GR Garage 倉敷86 4 2:04.439
18 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 4 2:04.455
19 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 3 2:04.487
20 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 3 2:04.504
21 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 3 2:04.529
22 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 3 2:04.571
23 199 石川 京侍 GY COROLLA-MIE 86制動屋 3 2:04.644
24 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 3 2:05.072
25 312 松本 晴彦 YH 埼玉自動車大学校生駒SBS 86 4 2:05.134
26 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 4 2:05.238
27 999 ジョニー YH ウィニング制動屋86 長谷川運輸 4 2:05.247
28 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 4 2:05.348
29 520 平沼 貴之 YH 埼玉トヨペットGB 86 3 2:05.483
30 11 脇阪 寿一 GY ネッツ東京レーシング86 3 2:05.658
31 391 H.マノッポ GY TTI Racing 86 3 2:05.678
32 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 3 2:05.749
33 6 渡辺 圭一 BS Bridgestone JCS☆LIGHTEC86BS 3 2:05.750
34 79 市丸 聡 BS Bridgestone カローラ千葉86 4 2:05.831
35 70 平木 湧也 GY 茨城トヨペット86レーシング 4 2:05.858