POTENZA RE-09Dが3戦連続で表彰台を独占 久保凜太郎の優勝でチームタクティが2連勝を飾る

  • 開催場所:モビリティリゾートもてぎ
  • 開催日:2023年07月22日(土) 〜 2023年07月23日(日)
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 2023 第3戦 プロフェッショナルシリーズ

新型のトヨタGR86とスバルBRZが導入されて2シーズン目を迎え、ますますの熱戦が展開されている2023年シーズン。GR86/BRZ Cupの第3戦は7月22〜23日に、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された。ストップ&ゴーが繰り返されるコースは、ブレーキやミッションを酷使するため、決勝ではこのあたりのマネジメントが重要となってくる。
金曜日に行われた専有走行では、#160吉田広樹(ブリヂストン)が2分13秒846でトップにつけて、#88井口卓人(ブリヂストン)、#98元嶋佑弥(ブリヂストン)、#7堤優威(ブリヂストン)、#11脇阪寿一(ブリヂストン)の順でPOTENZA RE-09Dを装着するドライバーが上位を独占した。
今回のエントリーは33台で、そのうち22台がPOTENZA RE-09Dを装着する。
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●予選
関東地方は土曜日に、ちょうど梅雨が明けたばかりとあって、好天の下で予選が競われた。雨の心配はないものの、以前ならば15分間の短い計測時間であっても、クリアラップを狙って後半まで待つドライバーの姿があった。しかし最近は、赤旗を恐れてかピットに待機することなく予選開始と同時にほぼ全車がコースへと向かう。
前回に続いて先頭を切って、アタックを開始したのは井口と#87久保凜太郎(ブリヂストン)だった。そして、その背後に堤が続く。この3人のうち最も速かったのは久保で、2分13秒613をマーク。井口、堤の順で続くも、すぐに久保を上回る2分13秒578を出した#10菅波冬悟(ダンロップ)が逆転。そして#31青木孝行(ブリヂストン)が2分13秒638で3番手に浮上する。しかし、トップ争いはこれに留まらず、吉田が2分13秒393でトップタイムを更新した。
結果、ポールポジションは吉田が獲得し、2番手に菅波、以下久保、青木、脇阪、井口の順。開幕戦で初優勝を飾った#293岡本大地が7番手を獲得。そして元嶋、堤という結果となった。POTENZA RE-09Dを装着するドライバーは、トップ10のうち8台までを占めた。

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●ポールポジションを獲得した#160吉田広樹のコメント
「予選ではしっかりと自分のペースでウォームアップができれば、上位に入ることができると思っていました。大きなミスをした部分もありましたが、それでもトップタイムを出せたのは、POTENZA RE-09Dの特性を活かし切れた結果だと思います。ロングの性能はこれまでのレースで実感しているので、明日の決勝では、しっかりとスタートを決めて最後まで焦らず走り切って優勝したいと思います」



●決勝
日曜日午前のもてぎはさわやかな風も吹いて、近頃の猛暑から解放されるかと思われたが、太陽が真上に昇ると、いつもどおり強烈な陽射しを注ぐようになっていた。
10周の決勝レースで、誰よりも鋭いスタートを切ったのはポールシッターの吉田。脇に並んだ菅波を1コーナーのアプローチで牽制する余裕さえ見せて、ホールショットを決める。1周目こそ大渋滞が背後に発生したが、2周目を終えると吉田は2番手の菅波に早くも1秒2の差をつけた。
逆に菅波は防戦一方の展開となる。スタートでひとつ順位を上げていた青木はエンジントラブルで脱落していたが、久保や井口、元嶋が容赦なく迫っていたからだ。5周目の1コーナーでついに陥落し、久保が2番手に浮上。6周目の1コーナーでは、元嶋も3番手に上がる。
後続の激しい争いをよそに、一時は3秒近いリードを奪っていた吉田だったが、7周目に入ったばかりの1コーナーで突如失速! やがてマシンを止めてしまう。あまりの暑さに、ミッションが音を上げたのだ。代わって久保がトップに立ち、2番手は元嶋、そして井口、堤という順で続く。終盤は4台が連なる格好となり、誰にもミスが許されない状態となっていたが、辛くも久保が逃げ切り、チャンピオンを獲得した2020年以来の勝利を挙げた。
2位は元嶋で、3位は井口。チームタクティはW表彰台で喜びを2倍に。4位は堤で、5位は5周目に脇阪をかわしていた岡本が獲得し、6位までをPOTENZA RE-09D装着ドライバーが上位を独占していた。
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●第3戦プロフェッショナルシリーズ決勝レースで、優勝した#87久保凜太郎のコメント
「超ラッキーもいっぱいありました、2台も目の前でトラブルが出て…。でも、最後は本当にしんどかったですね。自分の車はまだ水温が上がっていなくて、後ろの車は排気とかの熱でパワーダウンすることが途中から分かったので、もう『頑張れ、頑張れ!』っていう感じでした。目の前であれだけトラブルが出ているからセーブしたいけど、実際にはできないので、もう『頼む〜』って祈って走っていました、ブレーキもミッションもやばかったですから。でもタイヤ的には問題はまったくありませんでしたね」

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レース公式WEB: https://toyotagazooracing.com/jp/86brz/
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タイヤ製品情報: https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re09d/

レース結果

コース:モビリティリゾートもてぎ

[Professional Series]

決勝

  • 開催日:2023/07/23
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:32
  • 完走:29
  • (4.801km x 10laps = 48.01km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone 千葉スバル BS BRZ 10 22'50.598
2 98 元嶋 佑弥 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC GR86 10 22'50.995
3 88 井口 卓人 BS Bridgestone 東京スバル BS BRZ 10 22'51.702
4 7 堤 優威 BS Bridgestone CABANA BS GR86 10 22'52.473
5 293 岡本 大地 BS Bridgestone BRMネッツトヨタ南国GR86 10 22'56.250
6 11 脇阪 寿一 BS Bridgestone 奏の森 Resorts BS GR86 10 22'59.635
7 10 菅波 冬悟 DL OTG TN滋賀 GR86 10 23'00.722
8 34 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO BS GR86 10 23'00.842
9 97 高橋 知己 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC GR86 10 23'01.434
10 80 伊東 黎明 DL OTG DL GR86 10 23'03.408
11 1 冨林 勇佑 DL エアバスターEXEDY DL GR86 10 23'04.564
12 121 蒲生 尚弥 BS Bridgestone tomicaネッツ兵庫 GR86 10 23'05.048
13 123 松井 孝允 DL NETZ富山Racing GR86 10 23'07.115
14 56 鶴賀 義幸 BS Bridgestone 栃木トヨタT2FACTRY BS GR86 10 23'07.442
15 112 石森 聖生 BS Bridgestone 奏の森 Resorts GR86 10 23'11.221
16 62 加藤 潤平 BS Bridgestone ATRACT/K 高砂エアテックキーステージ21 BRZ 10 23'12.215
17 70 服部 尚貴 DL OTG DL GR86 10 23'13.122
18 60 小河 諒 DL OTG DL GR86 10 23'18.417
19 909 小暮 卓史 DL RECARO DL BRZ 10 23'20.619
20 12 神 晴也 BS Bridgestone こばんにゃんねるGR86 10 23'21.214
21 5 井上 尚志 BS Bridgestone レストアパーツBSまんさくGR86 10 23'22.571
22 700 地頭所 光 BS Bridgestone Wrigson/カバナ GR86 10 23'22.684
23 910 坂 裕之 DL MプランニングDLエンドレスGR86 10 23'23.118
24 556 呉 良亮 BS Bridgestone 86RACER' SIDI GR86 10 23'23.647
25 340 三宅 淳詞 NX 4MINUTES GR86 10 23'24.163
26 225 小山 美姫 BS Bridgestone KTMS TGR-DC GR86 10 23'24.609
27 38 山﨑 学 BS Bridgestone Manabuno GR86 10 23'25.079
28 55 鎌倉 裕貴 BS Bridgestone YS PRODUCE GR86 10 23'26.043
29 770 山田 遼 BS Bridgestone HYPERWATER/カバナ GR86 7 16'20.705
- 160 吉田 広樹 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB BS GR86 6 DNF
- 199 平良 響 BS Bridgestone COROLLA MIE GR86 4 DNF
- 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックスGR86 1 DNF
[Professional Series]

予選

  • 開催日:2023/07/22
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:32
  • (4.801km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 160 吉田 広樹 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB BS GR86 2 2'13.393
2 10 菅波 冬悟 DL OTG TN滋賀 GR86 2 2'13.578
3 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone 千葉スバル BS BRZ 2 2'13.613
4 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックスGR86 2 2'13.638
5 11 脇阪 寿一 BS Bridgestone 奏の森 Resorts BS GR86 2 2'13.716
6 88 井口 卓人 BS Bridgestone 東京スバル BS BRZ 2 2'13.772
7 293 岡本 大地 BS Bridgestone BRMネッツトヨタ南国GR86 2 2'13.806
8 98 元嶋 佑弥 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC GR86 2 2'13.834
9 7 堤 優威 BS Bridgestone CABANA BS GR86 2 2'13.970
10 80 伊東 黎明 DL OTG DL GR86 2 2'14.011
11 34 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO BS GR86 2 2'14.160
12 1 冨林 勇佑 DL エアバスターEXEDY DL GR86 2 2'14.171
13 97 高橋 知己 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC GR86 2 2'14.258
14 123 松井 孝允 DL NETZ富山Racing GR86 2 2'14.318
15 700 地頭所 光 BS Bridgestone Wrigson/カバナ GR86 2 2'14.333
16 770 山田 遼 BS Bridgestone HYPERWATER/カバナ GR86 2 2'14.450
17 121 蒲生 尚弥 BS Bridgestone tomicaネッツ兵庫 GR86 2 2'14.580
18 199 平良 響 BS Bridgestone COROLLA MIE GR86 2 2'14.607
19 70 服部 尚貴 DL OTG DL GR86 2 2'14.629
20 60 小河 諒 DL OTG DL GR86 2 2'14.666
21 112 石森 聖生 BS Bridgestone 奏の森 Resorts GR86 2 2'14.729
22 556 呉 良亮 BS Bridgestone 86RACER' SIDI GR86 2 2'14.750
23 5 井上 尚志 BS Bridgestone レストアパーツBSまんさくGR86 2 2'14.875
24 56 鶴賀 義幸 BS Bridgestone 栃木トヨタT2FACTRY BS GR86 2 2'14.885
25 225 小山 美姫 BS Bridgestone KTMS TGR-DC GR86 2 2'14.987
26 12 神 晴也 BS Bridgestone こばんにゃんねるGR86 2 2'15.002
27 910 坂 裕之 DL MプランニングDLエンドレスGR86 2 2'15.036
28 340 三宅 淳詞 NX 4MINUTES GR86 2 2'15.498
29 909 小暮 卓史 DL RECARO DL BRZ 2 2'15.599
30 38 山﨑 学 BS Bridgestone Manabuno GR86 2 2'15.796
31 55 鎌倉 裕貴 BS Bridgestone YS PRODUCE GR86 2 2'16.309
- 62 加藤 潤平 BS Bridgestone ATRACT/K 高砂エアテックキーステージ21 BRZ DNF