国内A級ライセンスがあればビギナーでもレースを楽しむことができるというコンセプトに則り、タイヤは市販ラジアルタイヤに限定されているのが、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceにおける注目すべき点だろう。

また、タイヤサイズはカタログモデルに標準装着として設定されている205/55R16のみとなり、使用可能銘柄はプロフェッショナルクラス「POTENZA RE-07D」、クラブマンシリーズ「POTENZA RE-12D」となる。

ナンバー付車両によるワンメイクレースだけに、モータースポーツ向けに特化したタイヤを使わないところに意味があるのだが、メーカーは自由に選択できる。それだけにタイヤのチョイスはタイムを左右する重要な要素となっている。

加えて参戦コストを抑える意味もあり、1回のレースで使用できるタイヤは、公式予選、決勝を通じて4本までに制限される(1大会2ヒート制でも同じ)。つまり1レースで1セットしか使用できないわけだ。予選・決勝をトータルで考え、どのようにタイヤを使うのかといったきめの細かいマネージメントも欠かせない。

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