インディカー・シリーズ Rd.1 アラバマGP

2021年4月18日、アラバマ州バーミンガム発。
本日、2021年のNTTインディカー・シリーズの開幕戦がバーバー・モータースポーツ・パークで行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック/シールド・クリアランス ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は13位でチェッカードフラッグを受けました。19番グリッドからレースに挑んだ琢磨は、スタートで起きた多重クラッシュを巧みに回避すると12番手に浮上。その後はパジェノー、マクラフリンといったドライバーを攻略したものの、結果的に13位でフィニッシュしました。

次戦、セントピーターズバーグは4月25日に決勝レースが行なわれます。

■佐藤琢磨のコメント
「2021年最初のレースを13位で完走しました。大きなアクシデントが起きたあとも、うまく切り抜けて懸命に戦ったことを考えれば少し残念な結果だったといえます。スタートは完璧に決めることができて、12番手まで追い上げましたが、スタート直後の多重事故が引き金となってイエローが提示されたため、2ストップ作戦を選んだドライバーたちが大きく順位を上げる一方、3ストップ作戦の自分たちは苦戦を強いられました。パジェノーやスコット（マクラフリン）とはスティントを通じて好バトルを繰り広げたほか、たくさんのオーバーテイクを演じることができ、トップ10にあと少しのところまで行けたので、順位には少し悔しい気分です。週末を通じてパフォーマンスが不足しており、19番手からのスタートを強いられることになりましたが、できれば今回の問題を解決し、次の市街地レースに臨むつもりです。今回はタフなレースでしたが、決して悪い週末ではありませんでした。第2戦ではきっと良いレースができると思います。」

（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより）

＜最終スティント、追い上げを期してソフト設定のレッドタイヤに履き替える佐藤選手＞