2022年 インディカー・シリーズ Rd.1 セントピーターズバーグ

2022年2月27日、フロリダ州セントピーターズバーグ発。
NTTインディカー・シリーズ開幕戦決勝レースにおいて、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのNo.51 Nurtec ODT ホンダを駆る佐藤琢磨は、22番グリッドからスタートして10位でフィニッシュする大活躍を見せました。今回は、琢磨にとってインディカー・シリーズ参戦200戦目にあたる記念すべき一戦ということで特別にデザインされたスペシャルヘルメットを着用、またデイル・コイン・レーシングとして挑む初のレースでもありました。22番グリッドから決勝に臨んだ琢磨は、オープニングラップで4つポジションを上げると、その後も追い上げを図っていきます。25週目でイエローが提示されピットに飛び込みますが、ここで100ラップのレースを2ストップで走りきる戦略に転換したことが功を奏します。その後、2回目のピットストップの時点で7番手に浮上。コースに復帰した際には15番手までポジションを落としましたが、74周目にはトップ10への返り咲きに成功。そのままチェッカードフラッグを受けました。22番グリッドからスタートして10位でフィニッシュした琢磨は、このレースでもっとも順位を上げたドライバーでした。

次戦テキサス・モータースピードウェイは3月20日に決勝レースが行われます。

■佐藤琢磨コメント
「デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRとの最初のレースでトップ10フィニッシュを飾ることができました。メカニックたちは素晴らしい働きをしてくれました。この週末は難しい展開で始まり、予選はまるで希望どおりにはいきませんでした。僕たちはほぼ最後尾のグリッドからスタートし、次第に順位を上げていきました。スタートはとてもうまく行き、いくつか順位を上げましたが、その後もすべてのスティントで力強いパフォーマンスを発揮できました。例年、セントピーターズバーグではたくさんの出来事が起こりますが、今年はそうでもありませんでした。僕たちがレース中にいちばん追い上げた勢力となったことは素晴らしく、またチームが一丸となって戦った結果といえます。テキサスで行なわれる次のレースが本当に楽しみです。今週末は本当に順調で、僕もチームにしっかりと馴染んでいます。」

（デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのプレスリリースより）