2022オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第2戦

＜予選＞
16周の予選ヒート。スタート直後に佐々木大樹（TONYKART RTJ、TONYKART/VORTEX/ブリヂストン）がはじかれるようにコースアウト。トップには2番手スタートの加藤大翔（PONOS HIROTEX RACING、KR/TM/YH）が立ち、リードを広げていく。その後方に渡部智仁（RosaDragoCorse、RosaDragoCorse/TM/ブリヂストン）、小田優（DragoCorse、DragoCorse/TM/ブリヂストン）らが続く。
トップの加藤はペースを保ったまま周回を重ねると、そのまま逃げ切りチェッカー。デビューレースで決勝のポールポジションを獲得した。

＜決勝＞
心配されていた小雨が決勝スタート前に降り始めたものの、全車がスリックタイヤで出走。
スタートでは加藤がトップをキープし、一気に後続を引き離していく。2番手には小田がつけるものの、加藤のペースがよく差が開いていく。しかし、加藤は中盤からペースが落ちはじめ、13周目には堂園鷲（ENERGY JAPAN、ENERGY/TM/ブリヂストン）がトップに浮上する。堂園は途中フェアリングが入ったこともあって、マージンを築くためにフルプッシュで周回を重ねていく。その後方には小田が続くが、なかなか差が縮まらない。それでも、やはり終盤に入ると堂園のペースが落ちはじめ、残り2周で小田が逆転。見事な開幕2連勝を飾った。

●小田優／優勝ドライバーのコメント
一番好きなコースで勝ったので嬉しいです。前半はタイヤを労わろうと思って走っていました。去年レースをしてなかったので、OKに向けてトレーニングなど取り組んできましたが、まだまだ体力面で足りないところもあるので、トレーニングを積んで次回に備えたいと思います。