マツダ ニャンコネンが堂々の2連勝。予選ではライバルたちも健闘
- 開催場所:スポーツランド菅生
- 開催日:2021年04月11日(日) 〜 2021年04月11日(日)
4月11日、スポーツランドSUGOでロードスター・パーティレースⅢの北日本シリーズ第2戦が行われた。前日の開幕戦に続く連戦での開催だが、7台で争ったNDクラブマンクラスは28号車・マツダ ニャンコネンが堂々の2連勝を飾った。
●予選
SUGOは前日に引き続いての晴天。23号車の荒川 豊と193号車のガクは第2戦のみの出場で、51号車の乃美浩一が開幕戦のみだったため、差し引き1台プラスの7台でNDクラブマンクラスが争われた。公式予選は9時20分からの20分間。9時現在の気温は9.7℃、東からの風が1m/secという絶好のコンディションだった。この日は予選でもドラマが起きた。前日のウイナー、マツダが開始早々に1分48秒104でトップに立ったが、8号車の須藤利明がアタック7周目に1分47秒965まで削って一時は逆転。ところが一度ピットインしたマツダが8周目に1分47秒338という自己ベストを更新するタイムを記録し、総合も9位で2戦連続でのクラストップとなった。須藤も総合で10位となり、決勝での逆転が狙えるポジションを得た。クラス3番手も前日と同じ89号車・梅原祐一で、1分48秒734とタイムを縮めてきたのは立派(総合でも12位)。さらにルーキーの11号車・矢島貴子は前日より5秒も速いタイムを記録。指導するチーム・テラモスの寺田陽次郎監督も笑顔で健闘を称えていた。次戦以降もさらなる飛躍を期待したい。
●決勝
風がやや強くなったSUGOだが晴天は変わらず、正午過ぎには14.5℃まで気温が上昇。ほぼオンタイムの12時21分に、北日本シリーズ第2戦の決勝はスタートが切られた。10番グリッドのマツダはオープニングラップでひとつポジションをアップ。シリーズクラスの76号車・廣木健司を抜いて総合9位で戻ってきた。一方、追う須藤も順位をキープしたが、「酒レーシング」のチームメイトで先輩格となる廣木が間に挟まったことは不運だったかもしれない。2周目のSPアウトから最終コーナーでやや強引に攻めた結果、痛恨のコースアウト。これで後続の梅原にもパスされて、クラス3番手に沈んでしまった。ところが梅原も、3周目のS字コーナーで2速から3速にアップするところでシフトミス。せっかく抜いた須藤に抜き返される展開になってしまった。こうしたライバルたちのミスにも助けられて、マツダは総合8位で堂々のクラブマンクラス2連勝を達成。続く2位は須藤、3位は梅原という同じ顔ぶれが同じ順位でポディウムに登壇した。
2連勝を飾ったマツダ・ニャンコネン選手コメント
「最高の週末になりました。シリーズの沢崎さんとのバトルもフェアで楽しかったです」
MOTOR SPORTS
決勝
- 開催日:2021/04/11
- 天候:Fine
- 路面:Dry
- 決勝出走:7
- 完走:7
- (3.586km x 8laps = 28.688km)
順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
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1 | 28 | マツダ ニャンコネン | BS | pttモタスポ部ロードスター | 8 | 14'42.363 | ||||||
2 | 8 | 須藤 利明 | BS | 酒レーシングロードスター美酒堂 | 8 | 14'48.089 | ||||||
3 | 89 | 梅原 祐一 | BS | Unistage ロードスター | 8 | 14'52.951 | ||||||
4 | 23 | 荒川 豊 | BS | ロードスター | 8 | 14'53.984 | ||||||
5 | 193 | ガク | BS | MA人倶楽部KMRロードスター | 8 | 15'02.132 | ||||||
6 | 66 | 関 裕 | BS | HAIR-TAKEロードスター | 8 | 15'22.236 | ||||||
7 | 11 | 矢島 貴子 | BS | チーム テラモス ロードスター | 8 | 15'57.724 |