キャリアに勝る眞田拓海がデビュー戦で逆転優勝!

  • 開催場所:岡山国際サーキット
  • 開催日:2023年04月02日(日) 〜 2023年04月02日(日)
ロードスター・パーティレースⅢ 西日本 NDクラブマン Rd.1

4月2日、岡山国際サーキットでロードスター・パーティレースⅢ西日本シリーズの第1戦が行われた。決勝はオープニングラップのアクシデントでSC導入となり、残り3周の短期決戦をNDクラブマンクラスで制したのが37号車の眞田拓海。再開後いきなりの逆転劇は鮮やかだった。
エントリー合計は本シリーズの史上最多を更新する33台。そのうち、NDクラブマンクラスは14台。37号車・眞田拓海と141号車・植村真一、194号車・宮澤恵一の3名が新たにパーティの仲間に加わった。
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そのほか、年間チャンピオンを争うNDシリーズクラスが18台で、残る1台が賞典外。従来同様に予選・決勝とも混走で争われる。
昨年の最終戦に続いて、賞典外で参戦するのは00号車の梅津大輔。彼はマツダの車両開発本部の操安性能開発部に所属していて、00号車には前回同様にモータースポーツ用に最適化した横滑り防止装置=DSCの新制御技術「DSC-TRACK」の試作品を装備。実際のレーシング走行で性能を検証することを目的として、JAFからの承認も得て混走する。こうしてパーティレースが「走る実験室」の場になり、テクノロジーの進化に貢献できるなら、今後も協力の姿勢を継続していきたいところだ。
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■予選
公式予選は9時15分からの15分間。本日は春らしい晴天に恵まれ、気温14℃/湿度46%/路面温度23.7℃というコンディションで全車がアタックに入る。シリーズクラスのトップ争いは最初から1分57秒台の前半に入るが、クラブマンクラスは1分59秒がひとつ大きな壁となった。その壁を最初に破ったのが90号車の久間裕太郎で、いきなり1分58秒987を記録。
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これに続いたのが、パーティレースには初参戦ながらスーパー耐久レースにも出場歴があり、ロードスター専門誌でデモカーのテスターも務めている眞田拓海。1分58秒808でクラストップに浮上するも、連続してアタックした久間が58秒235という好タイムで再逆転。最終的に総合でも10位となるパフォーマンスを披露した。
眞田も初めてのマシン、経験の浅いコースを徐々に攻略し、最終アタックで1分58秒562まで削り込むも及ばず。総合13位なので、久間との間には2台のシリーズクラスを挟むことになった。クラス3番手につけたのは60号車の黒田行治。
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タイムは1分58秒813で総合では16位。以下は59秒台となり、デビィー戦の植村真一が総合19位、同じく38号車の中村 進が21位。150号車の高尾光俊は0.175秒だけ2分の壁を破れずに23位と、いずれもクラス違いが間にいるグリッド配置となった。ちなみに賞典外で、最低重量を大幅に上回る機材(いわゆるデータロガー類)を搭載している梅津の00号車は、1分59秒339が予選のベストラップ。植村と中村の間で決勝をスタートすることになった。

◆決勝
決勝直前のコンディションは気温19℃/路面温度36.8℃/湿度34%。今日の日差しはそれほど強くなく、風も弱かったが、それでも路面温度は10℃以上も跳ね上がっていた。予定よりわずかに遅れた13時59分、オールレッドの5連シグナルが消えて、8周のレースがスタートした。
まずはシリーズクラスのツートップ、88号車の本多と97号車の原山のバトルがいきなり開戦。それに目を奪われていたら先頭集団のやや後方……ちょうど10番手あたりで、複数台が関係するアクシデントが2コーナーで発生していた。狭いスペースでシリーズクラス同士の接触が連発。さらに1台がスピンアウトしたところに、もう1台が行き場を失ってクラッシュ。すかさず、セーフティカーが導入された。
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不幸中の幸いと言うべきかは迷うところだが、1周目にリタイアを余儀なくされた3台はいずれもシリーズクラス。当然だが全コースでイエローフラッグが振られて追い越しは禁止に。クラブマンクラスの先頭は久間で変わらず、総合ではふたつポジションを上げて8番手となっていたが、その背後にはなんと眞田がピタリとつけていた。以下、2台のシリーズクラスを挟んでクラス3番手も黒田がその座をキープ。ただし、それに続く位置には中村が7台を抜いた計算でジャンプアップ。中村は富士のロードスターカップでは昨年、2勝してチャンピオンを獲得している実力者だ。そこから3台のクラス違いを挟んで、植村がクラス5番手に後退。さらに1台のシリーズクラスがいて、入賞圏内のクラブマン6番手は高尾。そして初出場の宮澤もその背後に続くという展開だ。結局、セーフティカーは2周目から5周目までの4ラップにわたって導入された。そしてバトル再開となった6周目で、大きなドラマが起きた。眞田は1コーナーで久間のアウトから並びかけて、アクセルONのタイミングを遅らせることに成功。となれば、続く左カーブの2コーナーでイン側となる眞田がノーズを前に出すシナリオが思惑どおりに完結した。このあたりは眞田のキャリアが最大限に活かされたポイントだろう。その後方では中村もプッシュして黒田に迫るが、ここは最後まで逆転はならず。
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終わってみれば最初の1周と終盤の3周という、合わせて4ラップの濃密に凝縮された決勝レースとなったが、クラブマンクラスの14台は全車が完走してチェッカーフラッグを受けた。優勝は鮮やかな逆転を決めた眞田。2位の久間と3位の黒田も、嬉しいキャリア初の表彰台獲得となった。さらに4位には中村、5位にはルーキーの植村が続いた。そして6位の高尾も昨年の第2戦でデビューして以来、初めての入賞を果たした。ちなみに梅津は植村に続いて、総合では16位と17位の間で無事にチェッカーを受けている。
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優勝した真田選手コメント
「セーフティカーのおかげで、差が縮まったのはラッキーでした。次にチャンスがあれば、ぜひシリーズに挑戦させてください」

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今回賞典外で参加した00号車の梅津選手
「1周目の混乱を回避する際に、装備しているDSC-TRACKが効果を発揮してくれたと思います。またデータを会社に持ち帰って、開発に活かしたいと思っています」2023_0402-00811.JPG


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レース結果

コース:岡山国際サーキット

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2023/04/02
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:14
  • 完走:14
  • (3.703km x 8laps = 29.624km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 37 眞田 拓海 BS Bridgestone TSR NDロードスター 8 20'32.226
2 90 久間 裕太郎 BS Bridgestone Q太ロードスター 8 20'38.976
3 60 黒田 行治 BS Bridgestone kuro稲R_GYロードスター 8 20'42.331
4 38 中村 進 BS Bridgestone Shooting ロードスター 8 20'42.505
5 141 植村 真一 BS Bridgestone Mmロードスター 8 20'48.417
6 150 高尾 光俊 BS Bridgestone レイジー ロードスター 8 21'01.805
7 194 宮澤 恵一 BS Bridgestone GY・スズカタロードスター 8 21'12.551
8 177 森口 晃 BS Bridgestone JRCパワースロードスター6号 8 21'12.868
9 131 三好 伸長 BS Bridgestone みぃてっくRTBロードスター 8 21'13.503
10 111 藤井 涼太 BS Bridgestone 来夢RSオキムラロードスター 8 21'21.295
11 201 山中 恭輔 BS Bridgestone コクピット55NDロードスター 8 21'25.688
12 223 大堀 啓之 BS Bridgestone 765 ロードスター 8 21'46.788
13 188 江本 和彦 BS Bridgestone JRCパワースロードスター3号 8 21'49.878
14 117 高田 将 BS Bridgestone EJDR☆tkdロードスターⅡ 6 17'15.830