デビュー3戦目の山田修宇が成長を見せて初優勝!
- 開催場所:筑波サーキット
- 開催日:2026年09月27日(日) 〜 2026年09月27日(日)
9月27日、茨城県の筑波サーキットでロードスター・パーティレースⅢ東日本シリーズの第3戦が行われた。チャンピオンを争うNDシリーズクラスを制したのは167号車の山田修宇。今年5月にデビューした27歳の若者が、予選からライバルを圧倒する速さを披露。前年王者かつ第2戦ウイナーの上田純司を従えての堂々の逃走劇で、初優勝を達成した。
シリーズクラスのドライバーズブリーフィングは9時からの開催。今回、新たに車検サポート業務などを担当する田中健太テクニカルアドバイザーが参加者たちにも紹介された。![]()
●予選
公式予選は9時45分からの15分間。9時30分時点でのコンディションは気温21.7℃/湿度89%/路面温度24.5℃だった。朝一番は前日の雨の影響でウエットだった筑波だが、公式発表でセミウエットまで回復。実際にはほぼドライ路面でのアタックとなった。
開始直後に暫定トップに立ったのは山田で、タイムは1分10秒391。ライバルたちも続々と1分10秒台を記録して、上位陣は僅差での争いになった。![]()
約5分が経過した頃に第2戦のウイナー、16号車の上田純司がアタックしたタイムが1分10秒221。一緒に走った41号車の的場雅仁も1分10秒290で続いた。
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ところが6分過ぎに再びアタックに入った山田が1分10秒177を叩き出してトップの座を奪還。これでポールポジションを獲得し、トップ3は山田→上田→的場という順になった。以下は28号車の高坂洸貴が1分10秒432、91号車の沢崎祐一が1分10秒522、168号車の森本進一が1分10秒544というタイムで続いた。
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ちなみに山田は最後にもう一度アタックして1分10秒211を計測。ベスト更新こそならなかったが、このセカンドタイムでもポール獲得という強さを感じさせる予選になった。
●決勝
NDシリーズクラスの決勝はほぼオンタイムの14時44分にスタート。14時30分時点でのコンディションは気温25.9℃/湿度70%/路面温度36.0℃となり、天候は曇り。路面は公式発表でもドライに回復した。ポールシッターの山田はホイールスピンで加速は今ひとつ。一方で3番グリッドだった的場は抜群のダッシュで、まずはフロントローの2台の間に割って入ろうとした。ところが先行する上田の前にノーズを入れるのは無理と判断したのか、イン側に進路を変えて1コーナーに進入。これが山田にとって吉と出たようで、先頭の座は変わらない。結局4番グリッドの高坂までは順位の変動なくオープニングラップを戻ってきた。![]()
上位陣では唯一、森本が沢崎を1コーナーから第1ヘアピンまで続いた攻防を制して逆転し、5位と6位が入れ替わった。![]()
また後方で勢いがよかったのが9番グリッドだった133号車の辻田佳典。1周目に1台、2周目にも1台を抜いて7位までジャンプアップ。その後も沢崎の背後に張り付いて、ほぼ毎周0.2〜0.3秒差というロックオン状態に。ところが7月のSUGO(パーティレーサーズカップ東北シリーズ)でキャリア初優勝を果たした沢崎も応戦し、鉄壁の走りで立ちはだかった。![]()
その後は3周目ぐらいから、山田と上田の2台と、的場を先頭にする高坂と森本の3台というふたつのグループに上位陣は分かれた。6周目からはトップ2台のギャップが1秒以上に拡大。逆に3位を争う3台は一触即発状態となり、7周目の1コーナーでドラマが起きた。4位だった高坂が的場と0.000秒差(同タイム)でコントロールラインを通過した勢いで、インから抜きにかかった。ところが、さらにそのインにノーズを差し込んできたのが森本。結局、森本→高坂→的場という順になり、これは一瞬の隙を突いた森本のファインプレーと言えるだろう。![]()
15周を終えて、先頭でチェッカーを受けたのは今年デビューして3戦目の山田。前年王者の上田を従えての殊勲の初優勝だ。![]()
2戦連続で3位の森本までがポディウムに登壇。以下は4位の高坂、5位の的場、6位の沢崎までが入賞となった。
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●優勝した山田選手のコメント
「上田さんのプレッシャーが凄くて、今日の決勝は50周ぐらいに感じました。第2戦で接触してペナルティも受けていたので、なんとかリベンジしたいと思っていたので嬉しいです」
タイヤについて
「昨年までスイフトスポーツにRE-71RSを履いてトライアルに出ていました。つまり過給パワーのないロードスターにグリップレベルの低いRE005になったのですが、勉強になっています。あと熱の入りがいいことと、限界付近のコントロール性が穏やかなのもありがたいですね」
ちなみに第3戦を終えてリーダーの座にいるのは56ポイントの上田。ランキング2位の森本が34ポイントなので、上田が2年連続のチャンピオンに限りなく近づいたことは確かだが、決定は最終戦まで持ち越されることになった。なお正式表彰式では今回、公道車検などのサポートで来場された株式会社関東マツダのネットワーク・サービス改革グループの関井 岳チームリーダーに、プレゼンターとして各種トロフィーを授与していただいた。
ロードスター・パーティレースⅢの次なる戦いは10月11日の日曜日に、岡山国際サーキットで西日本シリーズの第2戦が予定されている。また東日本シリーズの最終戦はここ筑波サーキットで、11月15日の日曜日に行われる。
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決勝
- 開催日:2026/09/27
- 天候:Cloudy
- 路面:Dry
- 決勝出走:19
- 完走:19
- (2.045km x 15laps = 30.675km)
| 順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 167 | 山田 修宇 |
BS
|
オヤマダイRTロードスター | 15 | 17'55.506 | ||||||
| 2 | 16 | 上田 純司 |
BS
|
上伸物流 ロードスター | 15 | 17'56.776 | ||||||
| 3 | 168 | 森本 進一 |
BS
|
Moty's戦略Pロードスター | 15 | 18'02.222 | ||||||
| 4 | 28 | 高坂 洸貴 |
BS
|
CP大泉pttロードスターRB | 15 | 18'02.617 | ||||||
| 5 | 41 | 的場 雅仁 |
BS
|
gssロードスター | 15 | 18'04.808 | ||||||
| 6 | 91 | 沢崎 祐一 |
BS
|
DELTAロードスター | 15 | 18'08.286 | ||||||
| 7 | 133 | 辻田 佳典 |
BS
|
Uni☆ロードスター | 15 | 18'08.636 | ||||||
| 8 | 205 | 宮井 理充 |
BS
|
ユニツイロードスター | 15 | 18'09.508 | ||||||
| 9 | 144 | 白石 健 |
BS
|
Moty's美羽ロードスター | 15 | 18'10.204 | ||||||
| 10 | 113 | 大蔦 健太 |
BS
|
ダイヤ設備DRロードスター | 15 | 18'11.336 | ||||||
| 11 | 27 | 瀬田 凛 |
BS
|
TC CORSE ロードスター | 15 | 18'11.711 | ||||||
| 12 | 32 | 新井 博史 |
BS
|
ピースARASHOロードスター | 15 | 18'14.047 | ||||||
| 13 | 71 | 登坂 紀 |
BS
|
Moty'sJFSロードスター | 15 | 18'14.692 | ||||||
| 14 | 161 | 山木 康平 |
BS
|
ELEVレーシングロードスター | 15 | 18'15.276 | ||||||
| 15 | 5 | イシカワ |
BS
|
TCCmtロードスター | 15 | 18'19.587 | ||||||
| 16 | 10 | 各務 猛 |
BS
|
エルム ロードスター | 15 | 18'22.741 | ||||||
| 17 | 195 | 中島 優太 |
BS
|
TCR ロードスター | 15 | 18'23.703 | ||||||
| 18 | 153 | 杉田 廉 |
BS
|
RENNYロードスター | 15 | 18'26.955 | ||||||
| 19 | 256 | 岡田 拓也 |
BS
|
ハルチカレーシングロードスター | 15 | 18'29.031 |
