関口雄飛/坪井翔(au TOM’S GR Supra/BS)が今季初勝利でチャンピオンに! 山本尚貴/牧野任祐(STANLEY NSX-GT/BS)はアクシデントに泣く

  • 開催場所:富士スピードウェイ
  • 開催日:2021年11月27日(土) 〜 2021年11月28日(日)
2021年 SUPER GT 第8戦 富士スピードウェイ [GT500]

王座獲得へ有利な状況で最終戦に臨んだ山本/牧野組は、チャンピオンへ向けて周回を重ねていた。残り16周を切った1コーナーでGT300クラスの接触を受けてしまって後退、最下位へ落ちた。4番手スタートの関口/坪井が序盤でトップに立つとトップを堅持してゴールへ突き進み、優勝とともに16ポイント差を覆してチャンピオンに輝いた。

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<予選>
晴天だが、時折寒風が吹くコンディションの中で予選を迎えた。午前中の練習走行で振るわなかったホンダのNSX勢だったが、予選が始まりQ1でコースレコードタイムを更新して、いきなりトップタイムを叩き出したのはチャンピオン最有力の山本尚貴/牧野任祐(STANLEY NSX-GT/BS)だった。これに富士スピードウエイを得意とするトヨタのGR Supra、立川祐路/石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra/BS)が続いた。この2台はコースレコードタイムを更新。そして、Q2では大嶋和也/山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra/BS)が従来のコースレコードタイムを0.6秒以上更新してポールポジションを獲得した。山本/牧野組は2番手でフロントローに並び、2列目には、平川 亮/サッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM’S GR Supra/BS)と関口雄飛/坪井 翔(au TOM’S GR Supra/BS)が並んだ。トップ7までをブリヂストン装着車が独占した。

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<決勝>
空には雲ひとつない快晴の決勝日となった。
2021年最終戦。チャンピオン決定戦。
1周目にポールポジションスタートの大嶋/山下組に続いたのは、4番手スタートの関口/坪井組だった。さらに序盤のセーフティカーランのリスタートで関口/坪井組がトップに立ち、チームメイトの平川/フェネストラズ組が2位へ。山本/牧野組は4位で66周レースの終盤へ突入しようとしていた。7位でフィニッシュすればチャンピオンは連覇される。しかし、51周目の1コーナーでGT300クラスのクルマに接触されて右フロントサスペンションにダメージを受けてしまってピットへ。その後、修復して復帰するも最下位へ落ちてしまって流れは大きく変わった。関口/坪井組は、トップでゴール。最高な形で最終戦を終えた。トップ6はブリヂストン装着車で占められた。

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<優勝ドライバーコメント>
関口雄飛選手「スタート前は、自分たちにとって(チャンピオンの)権利はあるけれどもとても厳しい条件だったので、今年まだできていなかった優勝を目指していました。今シーズンは本当に、ミスもなく素晴らしいシーズンでした。自分はこれまでに、何度かポカすることもありましたが、今年はノーミス、それも高いレベルでここまで来ていました。でも優勝できていなかった。今回は、クルマもタイヤも最高だったので、最後の最後で優勝ができ、チャンピオンもついてきて、本当に嬉しいです」


坪井翔選手「僕は今回がGT500で初優勝なのです。第2戦の富士では初優勝に手が届きそうだったのに、マシントラブルによって目前で逃してしまい、とても悔しい思いをしました。今回は関口(雄飛)選手がトップでバトンを繋いでくれたので『絶対にこの位置を守り切るんだ』という強い思いでピットアウトして行きました。途中同じSupraの14号車に迫られましたが、タイヤのマネージメントをしながらプッシュできるところはプッシュして、ポジションを守り切って優勝することができました」

<ブリヂストン MSタイヤ開発マネージャー:山本貴彦のコメント>
「今季初優勝、そして大差を逆転してチャンピオンに輝いたau TOM’S GR Supraさんおめでとうございます。この最終戦は、予選から決勝まで対他メーカーさんに対して優位性を発揮することができました。決勝日は予選日に比べて気温、路面温度が高めでしたが、そのような変化の中でも幅広く対応してパフォーマンスを発揮できました。また、シーズンを通して、各メーカーさんのランキングトップ車両が全てブリヂストン装着車であるという結果も残すことができました」
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レース結果

コース:富士スピードウェイ

[GT500]

決勝

  • 開催日:2021/11/28
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 路面温度:22°C〜18°C
  • 決勝出走:15
  • 完走:14
  • (4.563km x 65laps = 296.595km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 36 関口 雄飛/坪井 翔 BS Bridgestone au TOM'S GR Supra 66 1:48'02.596
2 37 平川 亮/S.フェネストラズ BS Bridgestone KeePer TOM'S GR Supra 66 +4.689
3 14 大嶋 和也/山下 健太 BS Bridgestone ENEOS X PRIME GR Supra 66 +7.203
4 39 H.コバライネン /中山 雄一 BS Bridgestone DENSO KOBELCO SARD GR Supra 66 +23.596
5 38 立川 祐路/石浦 宏明 BS Bridgestone ZENT CERUMO GR Supra 66 +25.012
6 8 野尻 智紀/福住 仁嶺 BS Bridgestone ARTA NSX-GT 66 +27.146
7 23 松田 次生/R.クインタレッリ MI MOTUL AUTECH GT-R 66 +35.072
8 3 平手 晃平/千代 勝正 MI CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 66 +36.028
9 12 平峰 一貴/松下 信治 BS Bridgestone カルソニック IMPUL Z 66 +1'29.171
10 16 笹原 右京/大湯 都史樹 DL Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT 66 +1'29.891
11 24 高星 明誠/佐々木 大樹 YH リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 65
12 64 伊沢 拓也/大津 弘樹 DL Modulo NSX-GT 65
13 19 国本 雄資/宮田 莉朋 YH WedsSport ADVAN GR Supra 63
14 1 山本 尚貴/牧野 任祐 BS Bridgestone STANLEY NSX一GT 59
15 17 塚越 広大/B.バゲット BS Bridgestone Astemo NSX-GT 4
[GT500]

予選

  • 開催日:2021/11/27
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 路面温度:12°C〜10°
  • 決勝出走:15
  • (4.563km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 14 大嶋 和也/山下 健太 BS Bridgestone ENEOS X PRIME GR Supra 1'26.585
2 1 山本 尚貴/牧野 任祐 BS Bridgestone STANLEY NSX一GT 1'25.867
3 37 平川 亮/S.フェネストラズ BS Bridgestone KeePer TOM'S GR Supra 1'25.938
4 36 関口 雄飛/坪井 翔 BS Bridgestone au TOM'S GR Supra 1'26.084
5 39 H.コバライネン /中山 雄一 BS Bridgestone DENSO KOBELCO SARD GR Supra 1'26.127
6 8 野尻 智紀/福住 仁嶺 BS Bridgestone ARTA NSX-GT 1'26.169
7 38 立川 祐路/石浦 宏明 BS Bridgestone ZENT CERUMO GR Supra 1'26.253
8 3 平手 晃平/千代 勝正 MI CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 1'26.513
9 23 松田 次生/R.クインタレッリ MI MOTUL AUTECH GT-R 1'26.770
10 17 塚越 広大/B.バゲット BS Bridgestone Astemo NSX-GT 1'26.860
11 19 国本 雄資/宮田 莉朋 YH WedsSport ADVAN GR Supra 1'26.876
12 16 笹原 右京/大湯 都史樹 DL Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT 1'26.951
13 24 高星 明誠/佐々木 大樹 YH リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 1'27.096
14 12 平峰 一貴/松下 信治 BS Bridgestone カルソニック IMPUL Z 1'27.145
15 64 伊沢 拓也/大津 弘樹 DL Modulo NSX-GT 1'28.168