ー山野選手、走行の合間を縫ってご対応頂きありがとうございます。よろしくお願いいたします。
山野哲也選手(以下、山野):とんでもないです、よろしくお願いいたします。
ーまず、このサーキットの特徴を教えてください。
山野):このサーキットは、国内全てのサーキットと比較しても粗目の路面となっています。パドックからみて手前のパイロンセクションと、カートコースとしても使用している奥側のセクションで路面の材質が異なっています。特に奥側のカートコースセクションの路面が粗くなっています。
コース図上側がカートコースセクション、下側がパイロンセクション
画像左:パイロンセクションの路面 画像右:カートコースの路面
カートコースの方が路面が粗く凹凸が目立つ
ーブリヂストンのタイヤとの相性はいかがでしょうか。
山野):ブリヂストンのタイヤとの相性はとても良くて、路面の粗さがタイヤに食い込んでくるので接地面を感じながら走り始めから終わりまで安心して走ることができます。これは雨が降っても同じで、つるっと滑ることなく踏み切れます。
ー相性の良さを活かしたうえで、このサーキットで走るうえでのコツなどはありますか。
山野):スナガワに関しては一言、「かまぼこと友達になる」です。
えっ、と思ったかもしてませんが、このサーキットの特徴でカートコース側のコーナーがイン側とアウト側が低く、中心部が高い、かまぼこ状になっています。中心部が高くなっている部分を越えてしまうと逆バンクの状態になってしまってアンダーステアやオーバーステアが出てしまうため、超えないようにライントレースをするとバンクとして利用できて速く走れるようになります。ですので、このかまぼこに気を付けてを如何に利用するかが速くはしるうえでのコツになります。
ー雨が降った場合はいかがでしょうか。
山野):やっぱりここでもかまぼこ状のコーナーがポイントになってきます。雨が降るとかまぼこ状の低い部分に雨が溜まるので中心部の頂点付近を利用して走ることがタイム短縮に繋がります。パイロンセクションに関してはパドック側に雨水が流れるように傾斜が付いているのでパドック寄りを走行するときは水溜まりで滑りやすいので注意ですね。ここは雨が上がってドライになっても砂が溜まって滑りやすくなります。
ーなるほどドライとウェットでライン取りを少し変える必要があるんですね。よく理解できました。最後に今回の意気込みをお聞かせください。
山野):今年はスーパー耐久に出場している関係で、全日本ジムカーナ選手権と日程が被ってしまった2戦を欠場してしまいます。そのなかでチャンピオン獲るためには今回も含めて出る大会全てで優勝する必要があります。そのために必勝体制で北海道に乗り込んで来ました。優勝して20ポイント持ち帰るために戦いますので、皆様の応援どうぞよろしくお願いいたします。
今回も野島俊哉選手とともにダブルエントリー
ここオートスポーツランドスナガワでの連勝を支えるテクニックの一端を垣間見ることができました。
ぜひ、皆様もオートスポーツランドスナガワで走行する機会があれば、今回の山野哲也選手の走り方を参考に攻略してみてください!
今回サーキット紹介をしてくれた山野哲也選手はじめブリヂストン装着選手への応援のよろしくお願いいたします。
・POTENZA 製品情報
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/
・【PE,PNクラス使用タイヤ】POTENZA RE-71RS製品情報
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・【BCクラス使用タイヤ】POTENZA RE-11S製品情報
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・【BCクラス使用タイヤ】POTENZA RE-12D TYPE A製品情報
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