苦しい戦いの中4位に川合が入る

  • 開催場所:スポーツランドSUGO
  • 開催日:2021年07月24日(土) 〜 2021年07月24日(土)
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2021 プロフェッショナルシリーズ 第4戦

今シーズンより設定され、今大会が初適用となる1大会2レース制。公式予選は1回だけで、ベストタイムで第4戦、セカンドベストタイムで第5戦のスターティンググリッドが決定する。そして、その予選から第4戦と第5戦の2レースを1セットのタイヤで走り抜かなければならない。昨年までの1大会2ヒート制との違いは、予選で最低でも2アタックしなければならないことで、それだけタイヤの負担は大きくなる。
プロドライバーはタイヤのパフォーマンスを引き出すだけでなく、マネージメントする能力も兼ね備え、速さと耐久性をドライバーが高い次元でバランスさせることを可能にする。そんなプロフェッショナルによるハイレベルな戦いが繰り広げられた。

●予選
このところ好調を維持している#10菅波冬悟(DL)が早々とトップタイムをマーク。しかしチームメイトの#80宮田莉朋(DL)がそれを上回る。#34佐々木雅弘(ブリヂストン)はわずかに届かず3位。
34.jpg
しかしピットレーンに戻った佐々木雅弘に告げられたのは、走路外走行の判定によるタイム抹消だった。すでに2度のアタックを終えていたのだが、3つ目のタイムを記録するために、もう一度コースイン。3周多く周回し、しかもアタックラップが1回増えたことで、佐々木雅弘のタイヤのダメージが心配される事態となった。
またベストタイムが抹消されたことで、セカンドベストが予選タイムとなり、16位にまで順位を落としてしまった。代わって3位に繰り上がったのは#82谷口信輝(DL)で、4位に#31青木孝行(ブリヂストン)が入った。
ブリヂストン装着勢は、トップ10に3台が入った。

●決勝
素晴らしいスタートを決めたのは、今シーズンまだ表彰台に立っていない谷口だった。1コーナーで菅波冬悟を制して2位へ。
スタート.jpg
しかし3周目に逆襲を受け、ポジションは元に戻った。トップグループはその3台で形成されレースは進んで行った。しかしトップ2台と谷口とのギャップは少しずつ拡がっていった。後続グループは集団となり、激しい接近戦が展開されていた。4位を走行していた#123松井孝允(DL)が、5位青木とのバトル中に接触を受けてコースオフ、7位に後退。しかしこのアクシデントでレース後、4位でチェッカーを受けた青木選手に30秒加算のペナルティが与えられ、21位となった。また第5戦での勝負に出た佐々木は、ゆっくりとオープニングラップを走ってからファステストラップを出し、その後はスローペースでタイヤをケア。また予選より前は好調だった#56鶴賀義幸(ブリヂストン)もスロー走行し、同様に第5戦での上位進出を狙った。
56-2.jpg
結局、宮田がポール・トゥ・ウィンで初優勝を手にした。2位には菅波、3位は今シーズン初表彰台となる谷口が上がった。
10位以内に入ったブリヂストン装着勢は、4位の#521川合孝汰と、7位の#160吉田広樹の2台だった。
川合選手.jpg

レース結果

コース:スポーツランドSUGO

[Professional Series]

決勝

  • 開催日:2021/07/24
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:24
  • 完走:23
  • (3.586km x 13laps = 46.618km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 80 宮田 莉朋 DL OTG DL 86 13 22'05.379
2 10 菅波 冬悟 DL OTG TN滋賀 86 13 22'06.642
3 82 谷口 信輝 DL KTMS 86 13 22'07.755
4 521 川合 孝汰 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 13 22'10.480
5 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 13 22'14.165
6 123 松井 孝允 DL NETZ TOYAMA Racing 86 13 22'14.892
7 160 吉田 広樹 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 13 22'15.406
8 504 冨林 勇佑 DL エアバスター86DL デルタ 13 22'17.615
9 70 伊東 黎明 DL OTG DL 86 13 22'17.782
10 98 近藤 翼 DL 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 13 22'18.571
11 813 坂 裕之 DL MプランニングK2 アクセス DL86 13 22'18.951
12 988 井口 卓人 BS Bridgestone RECARO BRZ BS T 13 22'19.366
13 906 佐々木 孝太 DL RECARO BRZ DL K 13 22'19.890
14 97 柴田 優作 DL 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 13 22'21.369
15 293 岡本 大地 NFERA SPORTS R 86 13 22'25.062
16 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 13 22'29.469
17 909 小暮 卓史 DL RECARO BRZ DL T 13 22'30.145
18 550 宗藤 昌太朗 DL 名神タイヤ86 13 22'30.973
19 312 松本 晴彦 DL 埼玉自動車大学校MS86 13 22'33.869
20 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 AS86 BS 13 22'38.414
21 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 13 22'38.900
22 34 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS GR86 12 23'14.158
23 56 鶴賀 義幸 BS Bridgestone 栃木トヨタT2FACTRY BS86 12 23'16.834
- 17 織戸 学 BS Bridgestone サミー☆K-one☆MAX86 8 DNF
[Professional Series]

予選

  • 開催日:2021/07/24
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:24
  • (3.586km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 80 宮田 莉朋 DL OTG DL 86 1 1'38.780
2 10 菅波 冬悟 DL OTG TN滋賀 86 1 1'38.909
3 82 谷口 信輝 DL KTMS 86 1 1'38.997
4 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 1 1'39.053
5 123 松井 孝允 DL NETZ TOYAMA Racing 86 1 1'39.129
6 521 川合 孝汰 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 1 1'39.180
7 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 1 1'39.283
8 160 吉田 広樹 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 1 1'39.483
9 504 冨林 勇佑 DL エアバスター86DL デルタ 1 1'39.510
10 98 近藤 翼 DL 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 1 1'39.578
11 70 伊東 黎明 DL OTG DL 86 1 1'39.685
12 813 坂 裕之 DL MプランニングK2 アクセス DL86 1 1'39.730
13 97 柴田 優作 DL 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 1 1'39.882
14 17 織戸 学 BS Bridgestone サミー☆K-one☆MAX86 1 1'39.922
15 988 井口 卓人 BS Bridgestone RECARO BRZ BS T 1 1'39.931
16 34 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS GR86 1 1'39.969
17 56 鶴賀 義幸 BS Bridgestone 栃木トヨタT2FACTRY BS86 2 1'40.039
18 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 1 1'40.074
19 906 佐々木 孝太 DL RECARO 86 DL K 1 1'40.082
20 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 AS86 BS 1 1'40.103
21 550 宗藤 昌太朗 DL 名神タイヤ86 1 1'40.151
22 293 岡本 大地 NFERA SPORTS R 86 1 1'40.376
23 909 小暮 卓史 DL RECARO BRZ DL T 2 1'41.181
24 312 松本 晴彦 DL 埼玉自動車大学校MS86 1 1'41.273