メッセージ
インディ500は、100年以上も続いている歴史あるレースです。コースは当時まだ舗装もされていない路面でしたが、その後レンガが敷き詰められ、今もスタート/フィニッシュラインには当時のレンガが1ヤードだけ残されています。その特別な”ブリックヤード”をトップチェッカーで跨ぎ、自分が優勝するなんて夢のまた夢でした。2012年のインディ500で最終周までトップ争いをして敗れた経験があったからこそ、そこから多くを学び、このレースにかける意気込みは並々ならぬものがありました。そして8度目の挑戦となった今年、自分自身とスタッフ全員を信じてチャレンジを続けた末、ついに夢を叶えることができました。ブリヂストンファミリーとして、インディ500で優勝することができたのは大きな誇りです。たくさんの応援とサポートを本当にありがとうございました。今後もさらなる高みを目指して頑張って行きます。これからも応援をよろしくお願いします!
プロフィール
高校から始めた自転車競技で才能を発揮するも、F1レーサーの夢を諦めきれず、鈴鹿サーキットレーシングスクールに入門。首席で卒業した後、渡英してイギリスF3へ挑戦して頂点を極めた。モータースポーツに転身してから、わずか5年で史上7人目の日本人フルタイムF1ドライバーとなる。'04年には日本人初、最高となる記録を数々打ち立て飛躍の年となった。その後、米国最高峰のフォーミュラカーレース「インディカー・シリーズ」に参戦。'13年のロングビーチではアジア人初優勝を飾る。'17年はアンドレッティ・オートスポーツから参戦し、インディ500日本人初優勝の偉業を達成した。
あの劇的なインディ500優勝から一夜、分刻みで様々なメディアに出演する中で撮影された佐藤琢磨選手からのビデオメッセージです!
佐藤琢磨選手の言葉から「インディ500ウィナー」になることの重みが感じられます!