朝10時頃から本格的に振り出した雨は、午後になっても続き予選開始の13:00は、完全ウェットで予選が始まりました。
気温14℃路面温度14℃というウェットコンディションでスタート。
ここスロバキアリングでは、この2年間ウェットセッションは無かったので、今日が初めてです。
ウェットタイヤに関しては、タイヤ本数制限はありません。
午前のフリープラクティスで、約1時間ウェットタイヤでの走行が出来たので、各チーム感触は掴んだと思います。
最初はBlueライダーで、#1 F.C.C. TSR Honda FranceはJ.フック、#7 YARTはB.パークスです。
#1 TSRのJ.フックは最初から飛ばしトップに立ちます。
3周目には、#1 TSRー#21Mercuryー#7 YARTとBS勢が1-2-3を占めます。
途中#7YARTのB.パークスがピットインし、セッティングを変えて出ていきます。
トップの#1 F.C.C. TSR Honda France J.フックは毎周タイムを更新するものの、最後に#111 Honda Endurance Racing(DL)のS.ジンバートがトップに浮上。#1 F.C.C. TSR Honda Franceが2位、#21Mercuryが4位、#7YARTが8位となりました。
続いてYellowライダーとなり、#1 F.C.C. TSR Honda FranceはF.フォレイ、#7 YARTはM.フリッツが走ります。
雨は少し小降りになり、気温/路面は変わらず14℃です。
今回は#7YARTのM.フリッツが先頭で飛び出し、最初からトップタイムをマークします。
#7 M.フリッツはその後も毎周タイムを更新しトップをキープ。#1F.C.C. TSR Honda FranceのF.フォレイは3-4番手に付けます。
残り5分半の所で赤旗中断。この頃にはほぼ雨は止み、残り5分で再開し各ライダー2周に掛けますが、#7YARTのM.フリッツはトップを確信したのか、ピットアウトせず。
結局#7YARTがトップのまま終了。#1 F.フォレイはタイムを更新したものの、順位は変わらず4位で終了。
最後はRedライダーで#1F.C.C. TSR Honda FranceはM.ディメリオ、#7YARTはN.カネパです。
空は明るくなり、雨はかなり小降りになりましたが、気温/路面温度は変わらずに14:20にスタート。
序盤は#1 M.ディメリオがトップに立ち、中盤には#7 N.カネパがトップを奪う。
最後に#111Honda Endurance RacingのY.ヘレナンデスがトップに浮上。#7YART-#1F.C.C. TSR Honda Franceと続いた。
予選の結果は予選2回の各ライダーベストタイムの3人の平均タイムなのです。
予選1回目の暫定結果としては、オフィシャルには出ないものの手計算によると下記です。
P1:#111 Honda Endurance Racing(DL) 2'19.030
P2:#1 F.C.C. TSR Honda France(BS) 2'19.869
P3:#7 YART YAMAHA(BS) 2'20.719
P4:#2 Suzuki Endurance RT.(DL) 2'21.059
P5:#21 Mercury Racing(BS) 2'21.420
P6:#77 Wójcik Racing Team(DL) 2'22.707
現在雨はほぼ止んでいるので、1時間半後に行われる予選2回目は、かなり水量は少なくなるものの、気温が低いのでドライにはならなそうです。しかし予選1回目のラップタイムは上回るものと思われるので、実質予選2回目でグリッドが決まる事になりそうです。