【決勝経過速報】2022 FIM EWC Rd.2 SPA 24時間 スタート~1時間経過

こんなレースを誰が予想出来ただろうか


FIM EWC 第2戦 スパ24時間は予定通り現地時間13:00(日本時間20:00 時差+7h)、2輪の耐久レースではおなじみのコースサイドからピットウォールのマシンに走って駆け寄るルマン式スタートでレース開始。ポールポジションの#7 YART - Yamaha Official Team EWC (Ya, BS)はエンジンスタートに不安があったが今回はスムーズに走り出す。しかし好スタートを切ったのは#11WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE(Ka, DL)と#1 Yoshimura SERT Motul (Su, BS), #5 F.C.C. TSR Honda France (Ho, BS)。#11WEBIKE Kawasakiがトップで1コーナーに進入するもブレーキが遅れ膨らんだところを#1YoshimuraSERTがインにつき#1YoshimuraSERT-#11WEBIKE Kawasaki-#5TSR-#7YART-#37BMW MOTORRADの順でレースはスタート。


#1YoshimuraSERTを先頭にトップ集団はほぼ差が無く、順位を入れ替えながら周回を重ねる。15分経過する頃に動きが出る。それまで5位につけていた#7YARTがどんどん順位を上げ、10周目には#1YoshimuraSERT-#7YART-#37BMWに#5TSRも加わりスプリントレースの様相に。トップスピードで勝る#37BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW, DL)がトップに立つと、高速コーナーでは#1YoshimuraSERTと#7YARTが追い上げ、#5TSRも離れず付いて行く。12周目にはオールージュからの登りで#1YoshimuraSERTが#37BMWをパスすると、パワーで勝る#37BMWがケメルストレートで抜き返す。その先のコーナーでは#7YARTがインから一気に2台を抜きトップ出るなどしばらく目まぐるしいトップ争いが繰り広げられる。そして16周目には#5TSRが3位まで追い上げるとそのままトップ争いに加わり、トップ5の入れ替わりはピットインまで続く。

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45分経過時点で、19周目に#7YARTと#5TSRがピットイン。同じ頃、5位を走る#11WEBIKE Kawasakiがシケインでバックマーカーをパスしようとしたところ接触し転倒。マシンへのダメージは少なくメカニックの懸命な対応で4分ほどでコース復帰を果たす。20周目に#1YoshimuraSERT、22周目に#37BMWがピットインしライダー交代。レースが始まっての1時間はスリリングで目まぐるしい展開となったが、この辺りからようやく順位が落ち着きはじめる。

FIM EWC Rd2 SPA24時間 決勝1時間経過時の順位は以下の通り


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