FIM EWC Rd2 スパ24時間は17時間が経過、残り7時間となりました。
現地時間は朝6時。長い夜間走行が終わり、コースはすっかり明るくなりナンバー点灯の終了がアナウンスされる。ここから各チームの追い上げが始まる。トップ勢は1位が#37BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW, DL), 2位に#7 YART - Yamaha Official Team EWC (Ya, BS), 3位が#4 TATI TEAM BERINGER RACING(Ka, MI)。そして4位はなんと#1 Yoshimura SERT Motul(Su, BS)がここまで上がってきた。
#1YoshimuraSERTは一度はトップでレースをけん引するもミッショントラブルによりギアボックスの交換を行い、26分ロスした影響で14位まで後退。しかし夜間走行でS.ギュントーリが日中と変わらぬタイムを出す限界を超えたプッシュのおかげで、4位までポジションを上げている。3位とは約1周(2分強)の差であるが、1~2秒のペースで詰めている。残り7時間、まだまだ諦めていない。
一方#5 F.C.C. TSR Honda France (Ho, BS)も必死の追い上げを見せており、一時はトップとなるもチェーントラブルによりコース上でストップ。10位まで順位を落とすが、現在は7位まで浮上。6位を走る#333 VILTAIS RACING IGOL(Ya, DL)まで36秒差、すでに射程圏内に入っている。
そしてトップを走る#37BMWと#7YARTとの差は22秒。予選でファステストタイムを出したK.ハニカが安定した走りで2'21~22秒台で周回。トップのBMWに着実に近づいている。
今後の天候は現地時間10時(日本時間の17時)頃から雨が降る可能性が高い。レースの終盤はレインコンディションとなり、最後までどうなるか分からないレースが続く。
FIM EWC Rd2 スパ24時間 決勝17時間経過時の順位は下記の通り
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