2024 FIM EWC Rd3 鈴鹿8耐 予選2回目は、当初の予定から23分遅れの15:53に開始された。
正午過ぎに行われた予選1回目に比べ、夕方に行われる予選2回目は路面温度低下に伴い好タイムが出やすいコンディションとなることが期待されたものの、予選終了時点でもおよそ50℃と高く大きな差は生じなかった。
【青腕章ライダー予選2回目】
1人目となる青腕章のライダーが15:53にコースイン。#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS) 水野が計測1周目に2分5秒台に入り、その翌周さらにタイムを縮め2'05.789をマーク。自身の予選1回目のタイムに及ばなかったものの、このグループの中でトップタイムを残した。
#2 DUCATI 水野に次いで2分5秒台のタイムを出したのは#17 Astemo Honda Dream SI Racing (Ho,BS) 野左根。予選1回目から1.7秒以上タイムを更新し、トップ10トライアル進出の可能性を一気に高めた。
各チーム更なるタイム更新を狙う中、残り2分を切る頃にS字カーブでSSTクラスの2台が転倒し赤旗中断、そのまま青腕章予選2回目は終了となった。
【黄腕章ライダー予選2回目】
16:28からは2人目となる黄腕章ライダーがコースイン。総合10位以内を目指すチームの争いが白熱する中、タイムを更新したのは#17 Astemo Honda Dream SI Racing (Ho,BS) 羽田 と#76 AutoRace Ube Racing Team (Su,BS) B.バルトゥス。さらに予選1回目総合で5位につける#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS) もタイムを更新した。
残り7分を切る頃、#71 Honda Dream RT SAKURAI HONDA (Ho,BS) 日浦もタイムを更新。ライダー2名で参戦する#71 SAKURAI HONDAは2人とも予選2回目にタイムを更新し、他チームの結果を待つこととなった。
なおこのグループでは#17 羽田が2'06.507でトップタイムをマークしている。
【赤腕章ライダー予選2回目】
17:03に予選2回目最後のライダーがコースイン。気温34℃、路面温度49℃。日差しが陰ることなく、大きなコンディション変化は見られなかった。
開始早々に好タイムを出したのは#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS) H.シャーリン。#2 DUCATIの中で2人目となる2分5秒台をマーク。続いて#12 Yoshimura SERT Motul (Su,BS) D.リンフットがアタックするも、#2 DUCATIのタイムを上回れず2番手となった。
ブリヂストン手元計算による予選総合暫定結果は以下の通りとなり、#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team (Ya,BS) が見事予選総合トップ、同じく2分5秒台で#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS) が2番手に続いた。
#104 TOHO Racing (Ho,BS) は予選2回目でタイムを大幅に更新したものの、BS手元集計結果では惜しくもトップ10トライアル進出を逃す結果となった。
ブリヂストンモータータースポーツでは、引き続き各セッションの結果速報をいち早くお届けしますのでお楽しみに！
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