
FIM EWC Rd.2 スパ8時間耐久は、2輪世界耐久レースの第2戦としてベルギー、ドイツ国境に近い、ワロン地域リエージュ州にあるスパ・フランコンシャンで開催される。全長距離6.985kmという長いコースには、高低差が104mあり、アップダウンと難易度の高い高速コーナーが連続している。ブリヂストンは、今大会も#1 Yoshimura SERT Motul(Su,BS)、#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho,BS)、#7 YART-YAMAHA(Ya,BS)、#11 Kawasaki Webike Trickstar(Ka,BS)、#37 BMW MOTORRADO World Endurance Team(BMW,BS)の5チームをサポート。
6月6日の木曜日には不安定な天候の中、午前、午後2回に渡りプライベートセッションが行なわれた。各チーム2台同時に走ることが可能なプライベートセッションでは、この日、午後のセッションでBS勢の#5 TSRが2分20秒984のトップタイムを記録した。
6月7日 現地時間9時(日本時間16時、時差-7時間)からは、2時間のフリープラクティスが行なわれ、雨は上がって晴れてはいたものの雲が多かった。開始当初はフルウエットの状態で始まり、序盤、計測5周目でBS勢の#7 YARTが2分35秒897を記録。続いて#1 Yoshimura、#5 TSR、#37 BMW、#11 KWTも2分30秒台に記録を縮めていった。
トップタイムを記録していた#7 YARTが10周目の計測で2分33秒383までタイムを縮めて間もなく、30分が経過した頃にセーフティーカーのシミュレーションが10分ほど行われた。この時点では、#1 Yoshimuraは3番手2分37秒799、#5 TSRは4番手2分38秒035、#37 BMWが5番手2分38秒529、#11 KWTが7番手2分38秒935を記録していた。
その後は路面が徐々に乾き、1時間を経過した頃からドライタイヤに切り替わり始め、各チーム3人のライダーが交代で計測を続けた。路面が乾くにつれ、トップタイムも更新。フリープラクティスでトップタイムを記録したのは前日のプライベートセッションに引き続き#5 TSR。最終ラップとなる31周目に2分20秒371を記録した。2番手は#37 BMWで2分20秒786。トップ2チームのみが2分20秒台をマーク。
4番手に#7 YARTで2分21秒177、5番手は#1 Yoshimuraで2分21秒561、#11 KWTは7番手に入り2分23秒152。BS勢5台はトップ7の記録を残した。
この後、日本時間20時35分(現地時間13時35分)からは3人の各ライダーが20分ずつを2回走行する予選が始まる。明日の決勝グリッドは、各チーム、速いライダー2名の最速記録を2で割った記録順となる。
FIM EWC Rd.2スパ8時間フリープラクティス結果【暫定】は以下の通り
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