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・グルーブドタイヤ(フロント溝4本、リア溝4本)
・ドライタイヤ:2種類(4セット)
・ウエットタイヤ:1種類(4セット)
・エクストリームウェザータイヤ:1種類(3セット)
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・ドライバーには、P1およびP2で使用するために、ドライタイヤ4セットの中から2セットが用意される。これらは異なるスペックでなければならない。
・ドライバーはP3開始前に残りの日程で使用するスペックを決めなければならない。
・決勝時の交換は原則禁止。予選・決勝を通じて使用できるタイヤは1セットのみ。タイヤの交換はウエットタイヤが必要になった場合や、破損した場合のみ認められる。
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
この年、タイヤレギュレーションが激変。予選から決勝を1スペックのタイヤで走り切らなければならなくなる。ところが、それほど大きな変更なのに、ブリヂストン陣営の開発は思うように進まなかった。なぜなら、前年フェラーリが「勝ちまくって」いたから。そのために翌年...つまり2005年用タイヤの開発にシフトできないでいたのだ。前年シーズン早々から、開発を2005年用にシフトしていたライバルに勝てるわけもなかった。
2005年のタイヤは、ゴムはもちろん、ケース自体の耐久性が、予選と決勝合わせた走行距離である約400kmに耐えるものでなければならなかった。それまではせいぜい100km走ることができればよかったのだから、約4倍の耐久性が必要となる。その上で確保しなければならないのが、安全性だった。タイヤが壊れてはレースにならない......その事実を如実に物語ったのが、ミシュラン勢全車が決勝レースをスタートしなかったアメリカGPだ。この年唯一勝利したそのレースは、ブリヂストンが高いグリップ性能は当然のこととして、安全性への高い意識を持って、勝負を戦っていることを証明したのである。
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![]() | スクーデリア・フェラーリ マシン:F2004M/F2005 エンジン:フェラーリTipo053/055(V10) ドライバー:ミハエル・シューマッハ/ルーベンス・バリチェロ | ![]() | ミナルディ・コスワース マシン:PS04B/PS05 エンジン:コスワースCK2004,TJ2005(V10) ドライバー:パトリック・フリーザッハー/クリスチャン・アルバース | |||
![]() | ジョーダン・トヨタ マシン:EJ15 エンジン:トヨタRVX-05(V10) ドライバー:ティアゴ・モンテイロ/ナレイン・カーティケアン |