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サポートするジムカーナドライバーの車両に大きくタイヤ名を表記する新しいプロモーション活動も展開。レースの結果で性能のよさを示すとともにブランド名も積極的にアピールした。 |
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RE55Sの開発テストはこれまでにない規模で実施された。開発ドライバーに土屋圭市・山野哲也・西原正樹を起用し筑波サーキット、セントラルサーキット等で精力的にテストを行った。また、走行会や日本各地のジムカーナ場でのユーザーによるタイヤ評価も実施。
ブリヂストンにとってSタイヤ初となる非対称+回転方向性指定のパタンのみならず、内部構造をも左右専用構造を採用。コンパウンドもかつてない特殊なものとした。これにより、製造上難しい問題が懸念されたが、それを押して量産に踏み切った。数多くのテスト、多くの困難を乗り越え誕生したRE55Sは、マニアのみのタイヤではなく、ジムカーナからサーキットのスポーツ走行まで幅広いニーズをカバーするタイヤとして2003年の登場以来、絶大なる人気を獲得している。
全日本ジムカーナ選手権でも
走行会でも速さを証明。
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RE55Sの発売を前に筑波サーキットで試乗会を実施。デビュー目前の注目度を高めた。 |
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2003年、RE55Sを装着したマシンが全日本ジムカーナ選手権のスタートラインに立った。車両は改造度合いの少ない新しい「Nクラス」。タイヤの性能は大きなウエイトを占める。気温の低い3月ゆえに素早いグリップアップも勝敗を左右する。この大事な開幕戦で、山野哲也選手(N-3クラス)西原正樹選手(N-4クラス)、RE55S開発ドライバーがともに優勝。幸先のよいスタートを切った。結局N-3クラスでは山野選手が4勝して10回目のタイトルを獲得。N-4クラスでは、同じくRE55Sを装着する菱井将文選手が王座を獲得した。N-4クラスでは、RE55S勢が9戦8勝し圧倒的な強さを示した。使用するユーザーにとって、あらゆる意味でベストなタイヤをめざし、RE55Sは常に次世代を見据えて進化し続ける。 |
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