心動かすモビリティ体験を支え、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供しつづけるために

 株式会社ブリヂストンは、2022年のモータースポーツ活動計画を決定しました。本年も、4輪レースでは主に「POTENZA」ブランド、2輪レースでは主に「BATTLAX」ブランドのタイヤで、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、国内外の様々なモータースポーツをサポートします。心動かすモビリティ体験を支え、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供しつづけるために、ブリヂストンは、グローバルでのサステナブルなモータースポーツ活動を通じて、モータースポーツ文化の発展に貢献していきます。※1

 国内では4輪レースの「SUPER GT」や2輪の「全日本ロードレース」に、海外では当社グループが「Firestone」ブランドのタイヤをワンメイクで供給する北米の「NTT INDYCAR® SERIES」※2や世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM※3世界耐久選手権(EWC)」などにタイヤを供給します。これら国内外のトップカテゴリーレースへのタイヤ供給を通じて、タイヤの限界性能を追求する技術の研鑽につとめています。

また、「全日本ジムカーナ選手権」や「マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー」などのアマチュアドライバーも参戦可能な参加型レースへのタイヤ供給を通じて、多くの方に「走るわくわく」を提供していきます。さらには、オーストラリアで開催される世界有数のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」※4のサポートを通じて、将来を担うエンジニアの挑戦とモビリティ技術の進化を支援しています。

ブリヂストングループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※5を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。当社グループは、グローバルでの幅広いサステナブルなモータースポーツ活動を通じて、「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えることにコミットする」ことで、安心・安全で楽しいクルマ・バイク文化、モータースポーツ文化の発展に貢献していきます。

※1 ブリヂストンモータースポーツウェブサイト
  https://ms.bridgestone.co.jp/
※2 ブリヂストンは、2025年まで「NTT INDYCAR® SERIES」のオフィシャルタイヤサプライヤーとしてワンメイクでタイヤを供給します。
  https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2019020801.html
※3 FIM 国際モーターサイクリズム連盟(Fédération Internationale de Motocyclisme)の略称。
※4 ブリヂストンは、2030年まで「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」のタイトルスポンサーとして大会をサポートします。次大会は2023年に開催予定です。
  https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2019102102.html
  Bridgestone World Solar Challenge オフィシャルサイト(英語)
  https://www.worldsolarchallenge.org/
※5 2022年3月1日 2030年を見据えた企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を発表
  https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/pdf/2022030101.pdf

本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> パブリックリレーション部門 商品・技術広報課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936



【4輪レース】

1. SUPER GT
・国内で随一の人気を誇るトップカテゴリーレースで、国内外のタイヤメーカーがタイヤを供給しており、当社もタイヤの限界性能を追求する技術の研鑽の場として注力しています。
・2021年は、GT500クラスでブリヂストンタイヤ装着チームが6年連続でシリーズチャンピオンを獲得しました。
・2022年も、GT500クラスは9チーム、GT300クラスでは5チームにタイヤを供給します。

SUPER GT GT500クラス  タイヤ: POTENZA RACING TIRE

チームドライバーマシン
TGR TEAM ENEOS ROOKIE大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
山下 健太
TGR TEAM au TOM’S坪井 翔au TOM’S GR Supra
Giuliano Alesi
TGR TEAM KeePer TOM’SSacha FenestrazKeePer TOM’S GR Supra
宮田 莉朋
TGR TEAM ZENT CERUMO立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
石浦 宏明
TGR TEAM SARD関口 雄飛DENSO KOBELCO
SARD GR Supra
中山 雄一
TEAM IMPUL平峰 一貴カルソニック IMPUL Z
Bertrand Baguette
ARTA野尻 智紀ARTA NSX-GT
福住 仁嶺
Astemo REAL RACING塚越 広大Astemo NSX-GT
松下 信治
TEAM KUNIMITSU山本 尚貴STANLEY NSX-GT
牧野 任祐



SUPER GT GT300クラス タイヤ: POTENZA RACING TIRE

チームドライバーマシン
muta Racing INGING加藤 寛規muta Racing GR86 GT
堤 優威
apr嵯峨 宏紀apr GR SPORT PRIUS GT
中山 友貴
埼玉トヨペットGreen Brave吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
川合 孝汰
ARTA武藤 英紀ARTA NSX GT3
木村 偉織
K2 R&D LEON RACING蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
篠原 拓朗




2. 「NTT INDYCAR® SERIES」
・北米最高峰のフォーミュラカーレースです。
・当社グループは、2025年まで当レースのオフィシャルタイヤサプライヤーとなることを発表しています。2000年から始まった「Firestone」ブランドタイヤの独占供給が今年で23年目を迎えます。
・2022年も、引き続きDALE COYNE RACING with RWRでシリーズチャンピオンに挑む佐藤琢磨選手をはじめ、多くの選手をサポートします。

タイヤ : FIRESTONE FIREHAWK RACE TIRE

チームエンジンドライバー
A.J. FOYT ENTERPRISESChevroletDalton KELLETT
Tatiana CALDERON
Kyle KIRKWOOD
ANDRETTI AUTOSPORTHondaColton HERTA
Alexander ROSSI
Romain GROSJEAN
ANDRETTI STEINBRENNER AUTOSPORTHondaDevlin DEFRANCESCO
ANDRETTI HERTA WITH MARCO & CURB-AGAJANIANHondaMarco ANDRETTI
ARROW MCLAREN SPChevroletPatricio O'WARD
Felix ROSENQVIST
Juan Pablo MONTOYA
CHIP GANASSI RACINGHondaMarcus ERICSSON
Scott DIXON
Alex PALOU
Jimmie JOHNSON
Tony KANAAN
DALE COYNE RACING with HMD MotorsportsHondaDavid MALUKAS
DALE COYNE RACING with RWRHonda佐藤 琢磨
DREYER AND REINBOLDChevroletSage KARAM
Santino FERRUCCI
ED CARPENTER RACINGChevroletConor DALY
Rinus VEEKAY
Ed CARPENTER
JUNCOS HOLLINGER RACINGChevroletCallum ILOTT
MEYER SHANK RACINGHondaHelio CASTRONEVES
Simon PAGENAUD
RAHAL LETTERMAN LANIGAN RACINGHondaGraham RAHAL
Christian LUNDGAARD
Jack HARVEY
TEAM PENSKEChevroletJosef NEWGARDEN
Scott MCLAUGHLIN
Will POWER

その他選手



3. 「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」
・ナンバー付きのレース参戦車両「TOYOTA GR86」と「SUBARU BRZ」で行われる一般社団法人日本自動車連盟(JAF)公認ワンメイクレースで、国内外のタイヤメーカーがタイヤを供給します。
・プロドライバーも参戦するプロフェッショナルシリーズには本レースで使用可能な「POTENZA」のタイヤを供給します。

タイヤ : POTENZA

クラスチームドライバー
プロフェッショナル シリーズ小倉クラッチwithレボリューション佐々木 雅弘
RECARO GR86/BRZ RACING TEAM井口 卓人
久保 凜太郎
T by Two CABANA Racing堤 優威
埼玉トヨペットGreen Brave吉田 広樹
ASSO MOTOR SPORTS脇阪 寿一
ネッツトヨタ兵庫レーシングチーム蒲生 尚弥
ARTA with G-7AUTOSERVICE大西 隆生
まんさく自動車井上 尚志

その他選手



4. マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー
・多くのマツダ車ファンにモータースポーツの楽しさを体感していただく場として、2022年も当社の「POTENZA Adrenalin RE004」のタイヤをワンメイクで供給します。
・また、伝統ある「メディア対抗ロード―スター4時間耐久レース」へも引き続き「POTENZA Adrenalin RE004」を提供します。

タイヤ : POTENZA Adrenalin RE004

レース名クラス
ROADSTER Party RaceⅢNCシリーズ、NDシリーズ、NDクラブマン ジャパンツアーシリーズ
MAZDA Fan CIRCUIT TRIALNORMALクラス
MAZDA Fan ENDURANCENORMALクラス



5. 全日本ジムカーナ選手権
・ターンやスラロームを含む舗装路面に設定されたコースを走行しベストタイムを競うモータースポーツで、国内複数のタイヤメーカーがタイヤを供給します。
・同選手権では、「POTENZA RE-12D TYPE A」及び「POTENZA RE-11S」のタイヤを供給します。
・2021年は2クラスでブリヂストンタイヤ装着ドライバーがシリーズチャンピオンを獲得しました。

タイヤ : POTENZA RE-12D TYPE A、POTENZA RE-11S

クラスドライバーマシン
JG1西原 正樹トヨタ GRヤリス
JG1菱井 将文ミツビシ ランサーエボリューション
JG6ユウマツダ ロードスターRF
JG10山野 哲也アルピーヌ A110S

その他選手



6. カートレース
・ 将来有望な若手レーサーを育成するカテゴリーです。国内外でタイヤを供給します。
・ 2021年はブリヂストンのサポート選手が全日本カート選手権OKクラスシリーズチャンピオンを獲得しました。2022年もシリーズ連覇を目指し、多くのチーム・ドライバーをサポートします。

タイヤ : BRIDGESTONE RACING KART TIRE

クラスチームドライバー
全日本 カート選手権 OKクラスTONYKART RACING TEAM JAPAN佐々木 大樹
金子 修
安藤 哉翔
DSM佐藤 凌音
BirelART Access Racing高橋 悠之
佐野 雄城
TEAM KOSMIC KARTING渡部 樹

その他選手



【2輪レース】

1.FIM 世界耐久選手権(EWC)
・2輪のロードレースの世界選手権で唯一、複数のタイヤメーカーがタイヤを供給するレースです。
・2021年は、ブリヂストンタイヤ装着チームが2018年以来2度目のシリーズチャンピオンを獲得しました。
・2022年も引き続き、3チームにタイヤを供給します。

タイヤ : RACING BATTLAX TIRE

クラスチームライダーマシン
EWCF.C.C. TSR Honda FranceJosh HOOKHONDA
Mike DI MEGLIO
Gino REA
YART Yamaha Official EWC TeamNiccolo CANEPAYAMAHA
Karel HANIKA
Marvin FRITZ
YOSHIMURA SERT MOTULSylvain GUINTOLISUZUKI
Gregg BLACK
Xavier SIMEON



2.FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース
・2019年までブリヂストンタイヤ装着チームが14年連続優勝を達成しています。
・2020、2021年は大会が中止。2022年も多くのチームにタイヤを供給し、共に勝利を目指します。
 なお、2022年のサポートチームについては、別途発表を予定しています。



3.MFJ全日本ロードレース選手権
・2021年は、JSB1000とST600の2クラスで、ブリヂストンタイヤ装着ライダーがシリーズチャンピオンを獲得しました。2022年もJSB1000の13チーム、J-GP3クラスも含め多くのライダーにタイヤを供給します。
・ST600クラスには、「BATTLAX RACING R11 (NHS)」のタイヤを供給し、2022年も当社がワンメイクでレースを支えます。

タイヤ : RACING BATTLAX TIRE

クラスチームライダーマシン
JSB1000YAMAHA FACTORY RACING TEAM中須賀 克行YAMAHA
岡本 裕生
Honda Dream RT 桜井ホンダ濱原 颯道HONDA
TOHO Racing清成 龍一
SDG Honda Racing名越 哲平
Honda Suzuka Racing Team亀井 雄大
Murayama. Honda Dream. RT秋吉 耕佑
Team ATJ岩田 悟
Astemo Honda Dream SI Racing作本 輝介
SDG Motor Sport RT HARC-PRO.榎戸 育寛
ヨシムラ スズキ ライドウィン渡辺 一樹SUZUKI
Baby Face Powered by YOSHIMURA津田 一磨
KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE柳川 明KAWASAKI
SANMEI Team TARO PLUS ONE関口 太郎BMW
J-GP3マルマエMTR徳留 真紀HONDA
TEAM PLUS ONE森 俊也
木内 尚汰
SDG Motor Sport Jr. Team小合 真士
ST600ブリヂストンワンメイク

その他選手



4.MFJ全日本モトクロス選手権
・2021年は、全クラスでブリヂストンタイヤ装着ライダーがシリーズチャンピオンを獲得しました。
・2022年シーズンもIA1とIA2クラス、レディースクラスの各クラスでタイヤを供給します。

タイヤ : BATTLECROSS X10/X20/X31/X40、その他モトクロスレース用タイヤ

クラスチームライダーマシン
IA1YAMAHA FACTORY RACING TEAM富田 俊樹YAMAHA
渡辺 祐介
bLU cRUレーシングチーム鷹星野 優位
Bells Racing小島 庸平HONDA
T.E.SPORT with GOSHI大塚 豪太
T.E.SPORT小野 千成
TEAM KOHSAKA with CARVEK道脇 右京
Honda Dream Racing Bells大城 魁之輔
大倉 由揮
Team SBE星野 裕SUZUKI
オートスポーツ清水西 元気
マウンテンライダーズ内田 篤基KAWASAKI
IA2bLU cRU エムFACTORY鳥谷部 晃太YAMAHA
Y’s Racing佐々木 麗
Bells Racing柳瀬 大河HONDA
TKM motor sports いわて横澤 拓夢
T.E.SPORT根岸 瑞生
大塚 貴斗
オートスポーツ清水真野 凌輔SUZUKI
町田 勘太
Team SBE近藤 雄紀
福村 鎌
マウンテンライダーズ池田 凌KAWASAKI
阿久根 芳仁
ジュニアライダース村野 晟弥
LMXT.E.SPORT川井 麻央HONDA
小野 彩葉
濱村 いぶき
山崎 琴乃
Team SBE瀬尾 柚姫SUZUKI

その他選手



【その他レース】

1.「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」
・オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3,000 kmを走破する、世界有数のソーラーカーレースです。世界中から大学生を中心とするチームが参戦するこのイベントを、ブリヂストンは2030年までタイトルスポンサーとして支えています。
・2019年の前回大会では、目的地に到達する早さを競うチャレンジャークラスと、ソーラーカーのエネルギー効率や実用性を競うクルーザークラスの両クラスで、ブリヂストンのソーラーカー用タイヤを装着したチームが優勝しました。
・2023年に開催予定の次大会でも、革新的なタイヤ技術「ENLITEN」を搭載したソーラーカー用タイヤを供給するとともに、BWSCを通じて、将来を担うエンジニアの挑戦とモビリティ技術の進化を支援します。