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鈴鹿8耐もついに残り1時間を切ってきた。
残り53分程でまずは#10 Kawasaki Racing Team(Ka,BS)がピットインし最後の交代でJ.レイに。トップを走る#33 Red Bull Honda(Ho,BS)の高橋は通常のスティントよりも少し早くピットイン。同じタイミングで約12秒後方の#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀もピットインする。
#33 Red Bull Hondaはこのピットインではタイヤ交換と燃料補給しライダーは高橋を続投。後ろから迫ってくる#10 Kawasaki Racing TeamのJ.レイから何とか逃げ切りたい。
追う#10 J.レイは暗くなってきている状況で2分6秒台のファステストラップを出し、トップを走る#33 Red Bull Honda 高橋を猛追。
その差は徐々に詰まり、202周目に6秒台を連発して出す#10 Kawasaki Racing TeamのJ.レイが遂にトップに浮上!

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周回毎に2台の差は徐々に広がってきたが、残り26分程で西コース スプーンカーブ辺りで雨が降り出した模様。
パラパラと降る程度で路面が濡れるほどではないようだが、ラップタイムは落ちている。
特に#33 Red Bull Honda 高橋のラップタイムの落ちが大きく、3位の#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM A.ローズとの差が詰まってきた。
そして210周目のS字コーナーで順位が入れ替わり、#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2位に上がる。
雨も止んだようで#10 Kawasaki Racing Teamのラップタイムも回復。
辺りはすっかり暗くなり残り時間も5分となった頃に9位を走行しEWCチャンピオンが確実と思われたランキング2位の#2 Suzuki Endurance Racing Team(Su,DL)がメインストレート上で白煙が吹き上げる。ライダーはコース外側を走行するがその後にコース上に戻って走行し、S字でコース外に出てストップ。
そして残り2分になった時に大波乱が!
この影響かは分からないが、トップを走行していた#10 Kawasaki Racing Team J.レイがなんとS字コーナーで転倒!
この転倒の直後に赤旗が掲示されレースは中断。これでそのまま終了となり、レース結果は審議されるようだが、暫定結果では#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが優勝!
2位は#33 Red Bull Hondaとなり、3位はEWC逆転チャンピオンを狙ったF.C.C. TSR Honda France。
EWCチャンピオンはランキングトップだった#11 TEAM SRC KAWASAKI FRANCEがタイトルを獲得した。


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