FIM EWC 第2戦がポルトガルの西部に位置するエストリルサーキットで開幕。
昨シーズンは9月後半に最終戦として開催され、今年も当初は最終戦として予定されていたが新型コロナの影響でスケジュールが変更となり、鈴鹿8耐が11月に移動した為にエストリル12Hが7月開催となった。
7/13(火)に非公式のフリー走行が行われ、1日開けて7/15(木)に公式スケジュールが開始された。
現地時間11:00(日本時間19:00、時差+8時間)に開始予定だったが、大幅に遅れ13:15に2時間のフリー走行が開始。
セッション序盤にトップタイムを記録したのはBSサポートチームであり、昨年のエストリル12Hウィナーの#7 YART - YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC(Ya,BS)の1'39,795。
30分が経過しても#7 YART - YAMAHAのタイムはトップを維持。2番手に#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAM(BMW,DL)の1'40.219、3番手は#11 WEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTAR(Ka,DL)の1'40.576。
BS勢の#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho,BS)は6番手、ル・マンウィナーの#1 YOSHIMURA SERT Motul(Su,BS)は7番手となっている。
現地エストリルサーキットは日差しが強く、気温は30℃まで上がり、路面温度は52℃とタイヤにはかなり厳しい状況となって来ている。
セッション開始から37分が経過した頃に赤旗でセッションが中断になるも数分後には解除となり走行再開。
40分が過ぎた頃に#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAMがタイムを更新し、1'39.806と#7 YART - YAMAHAまで1/100秒差まで詰めてくる。#1 YOSHIMURA SERT Motulもタイムを1'40.261まで更新し3番手に上がる。
トップが入れ替わったのは47分が経過した頃。#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAMが#7 YART - YAMAHAのトップタイムを僅かに更新、その2周後には1'39.602までラップタイムを更新する。
1時間が経過し、#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAM、#7 YART - YAMAHA、#1 YOSHIMURA SERT Motulのトップ3。4番手に#4 TATI TEAM BERINGER RACING(Ka,MI)、5番手#11 WEBIKE SRC KAWASAKIとなっており、#5 F.C.C. TSR Honda Franceは8番手。
セッションも後半に入ると上位2台、#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAMと#7 YART - YAMAHAのトップタイム争いが過熱。残り23分頃に#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAMが1'39.094を記録すると、#7 YART - YAMAHAも1'39.128までタイムを更新する。
3番手の#11 WEBIKE SRC KAWASAKIは1'40.221となっており、トップ2台のタイムが突出してしている状況。残り15分を切ると上位勢はピットインを繰り返し、おそらく新品タイヤに変更してタイムアタックを実施。この後の予選に向けて準備を進めている模様。
残り3分を切った辺りで#1 YOSHIMURA SERT Motulがタイムを更新。上位2台に迫る1'39.593を記録し、39秒台を出しているのは上位3台のみ。
2時間のセッションは終了し、トップタイムは#37 BMW WORLD ENDURANCE TEAM、2番手に#7 YART - YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC、3番手に#1 YOSHIMURA SERT Motulとなった。
この後は各ライダーの公式予選一回目が行われる。
フリー走行の結果は以下の通り。
EWCの各セッション結果は下記サイトからご覧になれます。
https://www.its-results.com/ewc/2021/893153b0-92d7-4a38-b77b-f601d3313e4d
各セッションのLIVE TIMINGはこちらからご覧になれます。
https://www.its-live.net/#/live/ewc/2021/estoril/live