FIM EWC 開幕戦 ルマン24時間は予定通り現地時間15:00(日本時間22:00 時差7時間)、ピットウォールの反対側コースサイドから走ってマシンに駆け寄るルマン式スタートでレースが始まった。
スタートから飛び出したのはBS勢の#1 Yoshimura SERT Motul(Su,BS)、真後ろに#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho,BS)が続き、最初のシケインに進入。ここで順位が入れ替わるが、トップは#1 Yoshimura SERT Motul(Su,BS)になりレースをリードする。
ポールポジションスタートのBS勢 #7 YART-Yamaha Official Team EWC(Ya,BS)はエンジン始動に時間が掛かり、大きく出遅れてしまう。
長いレースが始まったと思ったが、スタート直後の1コーナーで3台が絡む転倒があり、セーフティーカーが介入する波乱のスタートとなる。
コース上のマシン撤去、コース清掃などに時間が掛かり、約20分後にセーフティーカーが解除となった事でレースが再開。
トップ #1 Yoshimura SERT Motul、2位 #5 F.C.C. TSR Honda France、3位に#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW,DL)が集団になって周回し、再開後2周目に入る時にはトップ2台のBS勢の順位が入れ替わる。
スタートから30分が経過した時点で#5 F.C.C. TSR Honda Franceと#1 Yoshimura SERT Motulは接近戦を展開。3位には#6 ERC Endurance Ducati(Du,PI)が#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMの前に出てポジションを上げている。
その後トップ2台は再び順位を入れ替えて周回を重ね、50分経過時点で#1 Yoshimura SERT Motul－#5 F.C.C. TSR Honda Franceの順。3位の#6 ERC Endurance Ducatiは約7秒の差がついていたが、この時点では2位と約1.7秒差まで接近。スタートで出遅れた#7 YART-Yamaha Official Team EWCは8位までポジションを上げ、トップとは約27秒差。
55分が過ぎた頃からピットインするマシンが増え始め、上位勢で最初にピットインしたのは#6 ERC Endurance Ducati。ライダーはJ.フォレスからD.チェカに交代してピットアウト。
トップを争う#1 Yoshimura SERT Motulと#5 F.C.C. TSR Honda Franceは1時間が経過した33周目でも継続して走行しているが、1時間を過ぎた後にはピットインするものと思われる。
FIM EWC Rd1 ルマン24時間 決勝1時間経過時の順位は以下の通り
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