残り20分からのレース再開、#5TSRが#1YoshimuraSERTとの一騎打ちを制し3位表彰台を獲得。優勝は#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM
EWC Rd2 スパ24時間が長い激闘の末、終わりを迎える。
現地時間は12時40分。レースサスペンドが解除となりセーフティーカーに先導されて数周したのち後、現地時間12時54分にセーフティーカーが解除。ラスト3周のスプリントレースが始まった。3位#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho, BS)と4位#1 Yoshimura SERT Motul(Su, BS)が同一周での再スタート=先にゴールした方が表彰台という状況でのレース再開となった。
ライダーは#5TSRのG.リアと#1YoshimuraSERTのX.シメオンによる一騎打ち。#5TSRのG.リアが好スタートを切ると、#1YoshimuraSERTのX.シメオンも限られた時間の中で最大限のプッシュを見せる。コースは再び雨が降っており、2台のスリリングなレースに会場中が釘付けとなった。
逃げる#5TSR、追う#1YoshimuraSERT。約0.5秒の差を争うラスト2周。バックマーカーを交わす中で#5TSRがアウトに膨らみ、インを取ったY#1oshimuraSERTが先行。しかしシケインで#5TSRが追い抜き、ファイナルラップへ。最後は2台によるスプリントレースを繰り広げ、#5TSRがリードを守り切り3位で表彰台を獲得。24時間の長い戦いがついに終わり、選手たちはこれまでのお互いの健闘を称えあった。
順位は1位が#37BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW, DL), 2位は#4 TATI TEAM BERINGER RACING(Ka, MI)、そして3位に#5 F.C.C. TSR Honda France (Ho, BS)、4位が#1 Yoshimura SERT Motul(Su, BS)の順でチェッカーを受けた。
3度目のセーフティーカーが入るまでの21時間は予想もつかない激闘が続き、全チームが力を出し切った状態でのラストだった。ポディウムに上がった選手たちに、会場からは鳴りやまない拍手が贈られ栄光を称えた。
FIM EWC Rd2 スパ24時間 暫定結果は以下の通り。
下記EWC公式サイトからはリザルトがご覧になれます。
FIM EWC | Endurance World Championship ITS LIVE (its-live.net)
最後まで戦い抜いた全てのチーム/ライダー/メカニック/スタッフに温かい拍手を、そして最後までご覧頂いた皆様に感謝致します。次は8月7日(日)に鈴鹿8時間耐久レース@鈴鹿サーキットでお会いしましょう!