2020年、21年と新型コロナ感染拡大の影響で中止となっていた鈴鹿8時間耐久ロードレースが3年振りに開催されます。
例年7月最終週の開催ですが、今年は8月第1週となっています。
3年振りの鈴鹿8耐に向けて6/9(木)~10(金)の2日間、鈴鹿8耐に参戦するチームはテストが行われています。
初日の6/9(木)は4メーカー合同テストが1時間走行が2枠と2時間走行が1枠の計4時間。特別スポーツ走行枠が30分x3枠の計1時間30分の走行枠が設けられています。
4メーカー合同テストでの総合トップタイムは、優勝候補の大本命であるファクトリーチームのTeam HRC(Ho,BS)で2'05.737と唯一2分5秒台を記録。このテストではBSBに参戦する高橋巧と水野涼、テストライダーを務める長島哲太が招集された。HRCはまだ体制が発表されていないので、ライダーのラインナップがどのようになるかは大変気になるところ。
2番手タイムはEWCでタイトルを狙うYoshimura SERT Motul(Su,BS)となっており2'06.749。今シーズンから全日本ロードレースに全戦エントリー復帰した渡辺一樹とMoto-GPテストを行いながら全日本ロードレースではST1000クラスに参戦する津田 拓也が走行。鈴鹿8耐レースウィークではEWCレギュラーメンバーが走行すると思われるが、鈴鹿で速さを見せる渡辺一樹がメンバーに加えられる可能性も十分に考えられる。
またもう一つのファクトリーチームで前回の鈴鹿8耐ウィナーとなる注目のチーム、Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(Ka,BS)は今日の走行では5番手のタイムで2'07.335。スーパーバイク世界選手権に参戦するジョナサン・レイとアレックス・ロウズ、現在はBSBに参戦するレオン・ハスラムの3人態勢で鈴鹿8耐への参戦が発表され、今年の大注目チームとなる事は間違いない。
今年の全日本ロードレース開幕前のテストで負傷し、Rd4 SUGOまで欠場しているTOHO Racing(Ho,BS)の清成龍一がこのテストから復帰。怪我からの回復具合が気になるところだが、8耐のレース本番までに調子を取り戻して走る事を期待したい。
本日6/9(木)に行われた4メーカー合同テスト総合結果は以下の通り
また特別スポーツ走行枠では、今年の全日本ロードレースでポールポジションを獲得し、トップ争いに加わる走りを見せている亀井雄大が所属するSofukai Honda Suzuka Racing Team(Ho,BS)が特別スポーツ走行の総合トップタイムとなる2'07.686をマーク。
このタイムは4メーカー合同テストのタイムに照らし合わせると8番手となる。
特別スポーツ走行枠での総合結果は以下の通り
明日は90分のタイヤメーカーテスト枠が2回計3時間と1時間の特別スポーツ走行枠が2回設定されています。
ブリヂストンモータースポーツWEBでは2日目のテスト結果速報もお届けしますのでお楽しみに!