【予選結果速報】2024 FIM EWC Rd.3 鈴鹿8耐 TOP10 TRIAL

2024 FIM EWC Rd.3 鈴鹿8耐は総合予選結果の上位10台によるTOP10 TRIALが15:30から開始された。
EWCシリーズ戦の中でも鈴鹿8耐のみ開催されており、1台づつ走行して1周のみのタイムアタックで最終予選順位が決定する。

TOP10 TRIALに出走する10チームと走行順は以下の通りとなる
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まずは総合予選順位 6~10位のチームから出走開始となり、各チーム2名が1周のみのタイムアタックを行う。
タイムアタック開始と同時に、ライダーの選んだ曲が場内に鳴り響き、鈴鹿8耐特有の盛り上がりに包まれた。


まず好タイムをマークしたのは#5 F.C.C. TSR Honda France (Ho,BS)のA.テシェ 2'06.836。#73 SDG Team HARC-PRO. Honda (Ho,BS) 浦本修充はSec3まで#5 TSR を上回るタイムを出すも最終Secで僅かに及ばずこの時点の2番手となった。
続いて同じ走行順で2人目のライダーが走行開始。#5 TSRのトップタイムを上回ったのは#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM (BMW,DL)のM.レイテルベルガー2'05.971。#76 AutoRace Ube Racing Team (Su,BS) B.バルトゥスと#73 SDG Team HARC-PRO. Honda (Ho,BS) 國井勇輝が追い上げを見せるも惜しくも#37 BMWに及ばず、前半組トップは#37 BMW、2番手に#73 SDG HARC-PRO.がつける結果となった。
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続いては総合予選1~5位のチームから2名が出走。
後半組でまず好タイムを残したのは#12 Yoshimura SERT Motul (Su,BS)のD.リンフット。Sec2まで#37 BMWを上回るもSec3, 4でタイムを落とし2'06.097。続いて3連覇を目指す#30 Team HRC with Japan Post (Ho,BS) 高橋巧が登場。Sec2~4の区間タイムを更新し、2'05.621でトップに躍り出た。
しかしその後、#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team (Ya,BS)のM.フリッツがSec1からSec3まで区間最速タイムを更新。Sec4こそ#30 Team HRC 高橋巧に及ばなかったものの、2'05.130のタイムでトップとなった。

後半組2人目の走行では、#17 Astemo Honda Dream SI Racing (Ho,BS) 野左根航汰が果敢に攻めるも最終シケインで転倒。#30 Team HRCのJ.ザルコはSec3で#1 YARTを上回るセクタータイムを出すも全体タイムは届かず。
19人目のライダーとして登場したのは#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS) 水野涼。Sec1で#1 YART M.フリッツと僅か0.002秒差で駆け抜けるも、Sec2以降でタイム及ばず2'05.248。惜しくも総合2番手となった。
ポールポジションを確定させた状態でスタートを切った#1 YARTのK.ハニカはSec1 を全ライダー最速のタイムで駆け抜けるも、NIPPOコーナーで転倒。ライダーは無事だったが、マシンが4回転しながらクラッシュバリアを乗り越えてフェンスに激突するほど激しいクラッシュとなった。
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マシンへのダメージは心配されるが、鈴鹿8耐2連覇中の#30 Team HRCや新たなマシンでの参戦1年目にして堂々たる速さを見せる#2 KAGAYAMA を抑えて、見事#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team がポールポジションを獲得した。

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TOP10 TRIAL 最終予選の結果は以下の通り
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ブリヂストンモータータースポーツでは、引き続き各セッションの結果速報をいち早くお届けしますのでお楽しみに!

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