F.C.C. TSR Honda Franceが、20時間経過時点でトップを走行するが、転倒し6位でゴール。

  • 開催場所:Paul Ricard
  • 開催日:2017年09月14日(木) 〜 2017年09月17日(日)
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 EWC2017ー2018年開幕戦、ボルドール24時間耐久レースが、フランス南部のポールリカールサーキットで開催された。
 木曜日の午後と、金曜日の午前中に、各ライダー20分の予選が行われた。木曜日は天気も良く気温24℃、路面温度38℃という良い条件の中で行われたが、金曜日は厚い雲に覆われて気温、路面温度共に18℃、時折雨がパラつく天気の中での予選となった。
 予選は3人のライダーのベストタイムの平均でグリッドが決まる。木曜日の予選でトップタイムを出したのは、地元のTEAM SRC KAWASAKI(PI装着)。ブリヂストンのサポートする#7 YART-YAMAHAが3位、#5 F.C.C. TSR Honda Franceが4位となった。
 金曜日はタイム更新も難しいコンディションながら、YART-YAMAHA、F.C.C. TSR Honda France両チーム共にタイムを更新し、それぞれ2位、3位へとポジションを上げて翌日のレースへ臨むこととなった。

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 レース日は天気も良く、気温22℃路面温度34℃と、絶好のコンディションで現地時間15:00に24時間のレースがスタートした。
 序盤トップに立ったのは、ポールポジションのTEAM SRC KAWASAKIだったが、17周目にマシントラブルのため、予定外のピットインをしてそのままリタイヤ。代わってトップに立ったのは、F.C.C.TSR Honda Franceで、一時はYART-YAMAHAと1-2体制を築いた。
 YART-YAMAHAは3人目、野左根に交代した直後に転倒。マシンをピットに戻すが修復に時間が掛かり、大きく順位を落としてしまう。野左根は大きな外傷は無いものの、脳震盪でドクターストップが掛かり、意識はあるものの検査の為に病院へ運ばれた。 YART-YAMAHAは、その後も何度か修復するも、電気系のトラブルが解消せずに20:40にピットインした後は、レースに戻ることはなかった。
 レースは序盤、GMT94(Ya/DL)、SERT(Su/DL)、F.C.C. TSR Honda Franceの3チームがトップ争いをするが、 中盤からはGMT94とF.C.C. TSR Honda Franceの2チームにより、ピットインのタイミングによりトップが入れ替わる、激しいトップ争いが繰り広げられる。
 終盤に入り、残り4時間となった時点では、トップに立っていたF.C.C. TSR Honda Franceは、22回目のピットインをして、ライダーをA.テシェに交代した直後に転倒。 マシンはピットに戻り、懸命の修復作業で11分後にはピットアウトして、6位のポジションでレースに復帰した。
 終盤に入り3チームによる激しい6位争いで、8位に落ちる場面もあったが、最後は序盤トップ争いをしたSERTとの一騎打ちを制し6位でゴールした。F.C.C. TSR Honda Franceは、6位のポイント19に加え、24時間レースでは8時間、16時間時の順位に与えられるボーナスポイント18点を加えて、37点を獲得した。

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◆山田宏 (株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
『今シーズンも、我々は昨シーズンに引き続き、F.C.C. TSR Honda FranceとYART-YAMAHAの2チームをサポートします。
 今回の開幕戦でも、予選では2-3位と、両チーム共に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。レースも序盤1-2位を走行する場面もあったのですが、YART-YAMAHAのトラブルによるリタイアは残念でした。F.C.C. TSR Honda Franceは、20時間経過時にトップを走行する快走を見せてくれ、転倒してしまい6位となりましたが、素晴らしい速さとチームワークを見せてくれました。この2チームが、かならず勝てる日が来ると確信しています。
 今回は我々にも、新たな課題もあったので、次戦に向けてしっかりと要望に応えることができるタイヤを供給し、この2チームを万全の体制で支えたいと思います。』

レース結果

コース:Paul Ricard

決勝

  • 開催日:2017/09/14
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 路面温度:34-9-33
  • 決勝出走:59
  • 完走:29
  • (5.791km x 683laps = 3955.253km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 94 D.チェカ/N.カネパ/M.D.メグリオ DL GMT94 YAMAHA YZF-R1 ヤマハ 683 24:00:52.472
2 13 M.レイターバーガー/A.ポリッタ/D.ウェブ PI WEPOL BMW Motorrad Team by penz13.com S1000RR BMW 674 24:03:04.880
3 111 S.ギンバート/G.レブランク/Y.エルナンデス DL Honda Endurance Racing CBR1000RR SP ホンダ 673 24:02:39.430
4 48 S.ケースバウマー/J.ブーン/L.グロックナー DL Voelpker NRT48 Schubert-Motors by ERC S1000RR BMW 673 24:02:40.419
5 21 K.ハニカ/F.ライ/J.メイヤー PI EKO IVRacing BMW CSEU S1000RR BMW 671 24:02:37.668
6 5 J.ホック/F.フォライ/A.テチャー BS Bridgestone F.C.C.TSR Honda France CBR1000RR ホンダ 670 24:01:07.831
7 2 E.マッソン/V.フィリップ/G.ブラック DL Suzuki Endurance Racing Team GSX-R1000 スズキ 670 24:01:09.535
8 4 J.エンジョルラス/J.パイロット/K.デニス DL Tati Team Beaujolais Racing ZX-10R カワサキ 670 24:01:42.736
9 33 C.ペロラリ/C.リースク/G.ポンズ PI Team 33 Accessoires - Louit Moto ZX-10R カワサキ 667 24:02:48.759
10 72 R.カムス/C.タングレ/H.クレーレ DL Junior Team LMS Suzuki GSX-R1000 スズキ 663 24:00:59.587
11 66 F.オウガー/A.ガンフォーニナ/J.ディグエット DL sarazin motorsport by hall moto 02 YZF-R1 ヤマハ 662 24:02:02.338
12 44 A.ボスコスサウロ/K.マンフレディ/M.マッツィーナ PI No Limits Motor Team GSX-R1000 スズキ 650 24:02:48.191
13 101 C.ナポリ/F.ナポリ/G.バギー PI Avioboke YZF-R1 ヤマハ 648 24:02:07.983
14 32 D.ミレティック/M.ダニュエル/B.クレト BS Bridgestone Team Rabid Transit YZF-R1 ヤマハ 647 24:02:32.592
15 87 J.マッシオ/A.ロイシー PI Team R2CL - MKS - Partelya ZX-10R カワサキ 646 24:01:46.611
16 65 G.デハーイェ/J.ヴェンナム/E.ベルッチ PI Motobox Kremer Racing YZF-R1 ヤマハ 646 24:02:16.301
17 8 R.スタン/D.ペレット/R.ムルハウサー PI Team Bolliger Switzerland ZX-10R カワサキ 645 24:00:53.937
18 91 G.ポット/N.ロウサング/K.ラバイン DL ENERGIE ENDURANCE 91 ZX-10R カワサキ 637 24:01:08.840
19 19 A.クリューソット/J.V.ウェストレネン/M.シモーレ DL GIRLS RACING TEAM YZF-R1 ヤマハ 630 24:02:56.679
20 26 K.ヅッフェレイ/A.ピテット/J.アエバーハード DL Zuff Racing Team CBR1000RR SP2 ホンダ 620 24:01:06.671