2023年 全日本モトクロス選手権 Rd.8 関東 オフロードヴィレッジ大会 は10/28~29に開催!

2023全日本モトクロス選手権もいよいよ終盤に突入!
全9戦で行われている今シーズン。第8戦 関東大会の舞台となるのは埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジ。河川敷にあるこのコースは全体的にフラットでコンパクトなコースですが、昨年のコースレイアウト変更で以前の時計回りから逆方向に変わり、コース前半には高速コーナーが続くセクションが新しく設けられ、コース中盤以降はタイトターンとジャンプが連続するレイアウトとなっています。
5月に開催された第2戦では1dayでIA1・IA2・LMXの3クラスが行われ、3クラスのタイムアタック形式予選とIA1クラス決勝3ヒートでかなりタイトなスケジュールとなっていましたが、今大会では2day開催となっていて、10/28(土)は各クラス公式練習と公式予選、一部クラスでは決勝レースが行われ、10/29(日)は各クラスの決勝レースが行われます。

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今大会でもIA1・IA2クラスは15分+1周の決勝3ヒート制。レースの結果次第では年間ポイントランキングが大きく動くチャンスですので、すでにチャンピオンが決まっているIA1クラスでは、BSサポートライダー同志の激戦となっているランキング2位争いと、チャンピオン争いが過熱してきたIA2クラスはまだまだ分からない状況。
残り2戦2レースを残すLMX(レディース)クラスでは2ポイントと僅差でチャンピオン争いが展開されており、まさに接戦が展開されています。
残り2戦となり、シーズン大詰めとなってきた全日本モトクロス選手権。オフロードヴィレッジ大会の前にブリヂストンサポートライダーを中心に今大会の見所をご紹介します!

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【IA1クラス】
前回の第6戦 HSR九州大会で今シーズン全勝を挙げたYAMAHA FACTORY INNOVATION TEAMの#27 Jay WILSON(Ya,DL)がタイトル獲得を決め、残り2戦では大接戦となっているランキング2位争いが激しくなってきました。
ランキング2位から5位まではブリヂストンサポートライダーが占めており、昨年チャンピオンの#1 富田俊樹(YAMAHA FACTORY RACING TEAM,BS)、今期表彰台の常連となりつつある #6 大倉由揮(Honda Dream Racing Bells,BS)と#8 内田篤基(Yogibo マウンテンライダーズ Ka,BS)、#4 大城魁之輔(Honda Dream Racing Bells,BS)の4人は56ポイント差の中にひしめき合っており、今大会の3ヒートレースでポイント差が大きく変わる可能性が有ります。
ランキング6位にはこのコースで行われた第2戦で怪我をして第4戦 広島まで欠場していた#2 能塚智寛(Team Kawasaki R&D,DL)が第6戦から連続して表彰台を獲得し、ランキングを挙げてきました。
今シーズン、全戦優勝のJ.WILSONに一矢報いる日本人ライダーが今大会で現れるかが注目となります。
また今大会の前に(株)ホンダ・レーシングから電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」の参戦が10/6に発表されました。ライダーは2010年のAMAプロモトクロス選手権 250クラスのチャンピオンであるTrey CANARD(Team HRC,DL)。電動モトクロッサーが450ccのマシン相手にどのような走りを見せるか大注目です!

IA1クラス年間ポイントランキング上位は以下となっています。IA1ポイントランキング.jpg

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【IA2クラス】
今シーズンのIA2クラスはIA1クラス同様、海外勢の活躍が目立っていました。開幕戦のヒートⅢから連勝、第5戦までに7勝を挙げた#58 Victor ALONSO(Auto Brothers Ya,DL)がランキングトップを維持。
しかし第5戦 北海道で今季初優勝、続く第6戦でも2勝目を挙げたブリヂストンサポートライダーの#5 横澤拓夢(TKM motor sports いわて Ho,BS)が後半戦に入り、一気にランキング2位まで浮上。
後半戦となってから上位進出が少なくなってきたV.ALONSOと横澤のポイント差は18。IA2クラスも今大会では3ヒートで行われますので、横澤にとっては一気に逆転するチャンスとなります。
またブリヂストン勢では横澤と同じく、今季2勝を挙げた#18 池田凌(Yogibo マウンテンライダーズ Ka,BS)も好調。前戦のHSR九州大会、厳しいマディコンディションの中で挙げた2勝目は大きな自信につながっているでしょう。また池田のチームメイト、#11 阿久根芳仁(Yogibo マウンテンライダーズ Ka,BS)も今季はスタートから序盤はトップ争いを展開するレースが多く、15分+1周の短時間レースでは、序盤の速さが結果につながる可能性が有ります。#3 柳瀬大河(Bells Racing Ho,BS)も現在のランキング7位から一気に上位に上がりたいところ。
若いライダーが多いこのクラスでは、突然上位に食い込むライダーも多く、今大会でも上位を脅かす新しいライダーが出現するかもしれません。

IA2クラス年間ポイントランキング上位は以下となっています。IA2ポイントランキング.jpg

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【LMXクラス】
今シーズンのLMX(レディース)クラスはチャンピオン不在となっており、2020-21のMX女王でブリヂストンサポートライダーの#2 川井麻央(T.E.SPORT Ho,BS)と今季BSタイヤユーザーとなった2019年のMX女王 #4 本田七海(bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド Ya,BS)の一騎打ちとなっています。
2人のポイント差は2ポイントと大接戦となっており、残り2戦2レースのみとなったLMXクラスでは1レース毎の結果が重要。二人にとってはどちらも絶対落とせないレースとなりますので、タイトル争いは大注目です。
またLMXクラスでも入れ替わりで上位に進出してくるライダーが増えてきており、これからのMX女王候補となる若いライダーが、今後の活躍を期待させる成長ぶりを発揮してくれると思います。

LMXクラス年間ポイントランキング上位は以下となっています。LMXポイントランキング.jpg今大会のタイムスケジュールは以下となっております。オフビタイスケ.jpg


今大会が行われる10/28(土)~29(日)のオフロードヴィレッジ周辺の現在の週間天気予報では雨の心配はなく、秋晴れの気持ちい良い天候の中でレースが開催されそうです。
しかし陽が沈み始めると気温が一気に下がる事も有りますので、会場にお越しの際には防寒対策もお忘れなく。
今大会でも優勝を狙うブリヂストンライダー達の応援を宜しくお願いします!

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