2023年 全日本モトクロス選手権 は今週末が最終戦!第9戦 MFJ-GP SUGO大会が11/11-12に開催!

2023年 全日本モトクロス選手権も11/11-12にスポーツランドSUGOで開催されるMFJ-GPで最終戦を迎えます!
IA1クラスは第7戦 HSR九州大会でチャンピオンが決定していますが、IA2クラスとLMXクラスはタイトル争いが最終戦まで持ち越されました。
ブリヂストンがサポートするライダーを中心に、最終戦 MFJ-GP SUGO大会の見どころを紹介していきます!

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【IA1クラス】
すでにYAMAHA FACTORY INNOVATION TEAMの#27 Jay WILSON(Ya,DL)のチャンピオンが決定しているIA1クラス。
前回の第8戦 オフロードヴィレッジまで連勝記録を更新し、誰がJ.WILSONに勝つか?に注目が集まっていましたが、怪我で欠場が続いていたBS勢、レーシングチーム鷹 / STAR Racing 166の#9 星野優位(Ya,BS)が復帰戦のヒートⅡで優勝。今年無敗のチャンピオンに土を付けました。
最終戦まででJ.WILSONは21レース中20勝と圧倒的な強さを見せてチャンピオンを獲得しましたが、ランキング2位以降は大混戦となっています。第7戦までの結果では前年のチャンピオン、BS勢のYAMAHA FACTORY RACING TEAMの#1 富田俊樹(Ya,BS)がランキング2位につけていましたが、前戦オフロードヴィレッジで転倒。ヒートⅢでは不出走となった事でランキング4位に後退。代わりにHonda Dream Racing Bellsの#6 大倉由揮(Ho,BS)がヒートⅡ・Ⅲで2位入賞し、ランキングも275ポイントで2位に上がりました。同様にヒートⅠ・Ⅲで3位入賞した Yogibo MOUNTAIN RIDERSの#8 内田篤基(Ka,BS)が264ポイントのランキング3位と、この2人が11ポイント差。#1 富田が254ポイントでランキング4位となっていて、3人のBS勢によるランキング2位争いは混戦となっています。
またHonda Dream Racing Bellsの#4 大城魁之輔(Ho,BS)が221ポイントのランキング5位。T.E.SPORTの#7 大塚豪太(Ho,BS)が170ポイントのランキング6位となっています。
今大会には前大会のヒートⅡで優勝した#9 星野も参戦し、再びチャンピオンのJ.WILSONを誰が破るか?混戦のランキング2位争いは誰が獲得するかに注目が集まります。

IA1.jpgIA1クラス ランキング上位は以下となっています。IA1ランキング.jpg

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【IA2クラス】
タイトル争いが過熱しているIA2クラスではランキングトップの海外勢、Auto Brothersから参戦している#58 Victor ALONSO(Ya,DL)が288ポイント、ランキング2位のBS勢、TKM motor sports いわての#5 横澤拓夢(Ho,BS)が260ポイントと、その差は28ポイント。ランキング3位の#4 中島漱也(bLUcRUレーシングチーム鷹 Ya,DL)が232ポイントで、数字上ではこの3人にタイトル獲得の可能性が有りますが、現実的には#58 V. ALONSOと#5 横澤の一騎打ちと言えます。
東北出身の横澤はSUGOは地元と言えるコースで、来場される観客の声援を浴びて、逆転チャンピオンを狙ってくるのは間違いありません。対するV. ALONSOも6月に開催された第3戦 SUGO大会では2ヒートレースを連勝しており、コースへの不安は全く無いと言えます。この2人のタイトル争いに#4 中島や毎レース抜群のスタートを見せるランキング4位の#9 鴨田翔(Kawasaki PLAZA 東大阪 Ka,DL)や今季2勝を挙げているBS勢の#18 池田凌(Yogibo MOUNTAIN RIDERS Ka,BS)、#3 柳瀬大河(Bells Racing Ho,BS)などの上位勢がどのように食い込んでくるか大注目です。
またBS勢では第3戦で表彰台を獲得した#20 佐野雄太(ジュニアライダースフリーダムナナ Ka,BS)や地元東北勢となる#12 渡辺陵(Team Pitin Ya,BS)、#14 佐々木麗(Y'sRACING with 麗BRAND Ya,BS)、#08 阿部仁(bLU cRU y'sRacing Ya,BS)など、若い選手たちの躍進にも期待したいと思います。

IA2.jpgIA2クラス ランキング上位は以下となっています。IA2ランキング.jpg

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【LMX(レディース)クラス】
IA1クラスやIA2クラスと比べると年間レース数が7戦8レースと少ないLMXクラスはタイトル争いがさらに接戦となっています。
前戦のオフロードヴィレッジで今季4勝目を挙げたBS勢で2022-21のMX女王、T.E.SPORTの#2 川井麻央(Ho,BS)が141ポイントを獲得してランキングトップに立ち、2年振りのチャンピオン奪回を狙っており、それを2019年のチャンピオンでサポート外でありながら今年からBSユーザーとなった#4 本田七海(bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド Ya,BS)が今季2勝、138ポイントと2人の差は僅かに3ポイントとなっています。
最終戦では優勝した方がチャンピオン獲得となり、#4 本田が#2 川井の前でゴールしたとしても4ポイント以上の差を付ける必要があります。また順位次第で同ポイントになった場合は優勝数が多い#2 川井のチャンピオンが決定します。
LMXクラスは決勝日のお昼休み後の13時スタート。レースは決勝1回のみですので、緊張が走る中でBSタイヤを使用する2人のタイトル争い、どちらが2023年MX女王に輝くのか注目です。

LMX.jpgLMXクラス ランキング上位は以下となっています。LMXランキング.jpg

全日本モトクロス選手権 第9戦 MFJ-GP SUGO大会のタイムスケジュールは以下となっています。

SUGOタイスケ.jpg今週前半は暖かい日が続いていましたが、週末にかけては気温がかなり下がる予報となっています。
現地で今年最後の全日本モトクロス観戦を楽しまれる方は、ぜひ温かい服装でお越し下さい。

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