全日本最高峰となるIA1クラスの決勝は、ヒート1が30分+1周、ヒート2が15分+1周という変則的な2ヒート制で実施された。午前に実施された決勝ヒート1スタート時の天候は曇り。直前までの雨により、路面はマディとなったが、カタい路面が露出した区間も多く、土に埋まるというよりはスリッピーな状況だった。
レースは#41 横山遥希 (Ho,DL) がホールショット。#2 大倉由揮 (Ho,BS) が2番手、#1 JAY WILSON (Ya,DL) が3番手、#5 大城魁之輔 (Ya,BS) が4番手で続いた。1周目、#2 大倉と#1 WILSONが激しいバトルを展開。#5 大城は順位を落とした後で転倒し、1周目は#41 横山、3秒離れて#1 WILSON、さらに僅差で#2 大倉と#7 能塚智寛 (Ka,DL) が続いた。3周目、5番手を走っていた#33 VICTOR ALONSO (Ga,DL) が転倒し、10番手あたりまで後退。これで5番手には#6 大塚豪太 (Ho,BS) が浮上したが、4番手の#7 能塚からはすでに約18秒遅れとなった。
4周目、2番手を走っていた#1 WILSONが転倒し、3番手に後退。#7 能塚はここからさらに約8秒遅れていた。これで#41 横山、#2 大倉、#WILSONのトップグループになると、#2 大倉が#41 横山を3秒前後の差で追い、#1 WILSONは少しずつ遅れていった。レースが後半に入った8周目の段階で、#1 WILSONは約8秒のビハインド。#41 横山と#2 大倉のギャップは約6秒だった。11周目、今度は#41 横山が転倒し、これで#2 大倉がトップ浮上。約6秒差で#1 WILSONが2番手、#41 横山が3番手となった。#1 WILSONが#2 大倉を追ったが、13周目に再び転倒。これで#1 WILSONは3番手となり、最後は#2 大倉を#41 横山が3~4秒差で追った。しかし最後は#2 大倉が逃げ切り全日本最高峰クラス初優勝。#41 横山が2位、#1 WILSONが3位となった。#7 能塚が4位、#6 大塚が5位、#5 大城が6位となった。
IA1クラス ヒートⅠレースの暫定結果は下記からご覧ください
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