予選エントリー台数は、決勝フルグリッドに満たない27台。IA2クラスの予選がタイムアタック方式だったのに対し、全日本最高峰のIA1クラスは10分＋1周のレース形式で、30分＋1周の2ヒートで競われる決勝レースのスターティンググリッド選択順位を決めた。午後になり、雲がかなり増えて風がやや強めに吹き、今後の天候悪化を予感させたが降雨はなく、夕方にかけて再び青空が広がった。
その予選レースでは、#1 JAY WILSON (Ya,DL) と#41 横山遥希 (Ho,DL) が激しくホールショットを競い合い、まずは#1 WILSONが先行。3番手には#33 VICTOR ALONSO (Gas,DL) 、4番手には#11 道脇右京 (Ho,BS) をパスして#4 内田篤基 (Ka,BS) が浮上した。1周目、トップの#1 WILSONは2秒ほどのリード。2周目以降、このギャップをほぼ保ったまま#41 横山のみが#1 WILSONを追い、3番手以下は大きく離れていった。
レース中盤、トップ争いは完全に#1 WILSONと#41 横山のマッチレースに。一方、3番手争いでは#33 ALONSOを3秒ほどの差で#4 内田が追い続け、その背後には#7 能塚智寛 (Ka,DL) がポジションを上げてきた。しかしレース終盤に#7 能塚はややペースダウン。#4 内田との距離は再び拡大した。そしてレースは、#1 WILSONが2秒ほどのリードを保ったまま8周でチェッカー。#41 横山が2位、#33 ALONSOが3位、#4 内田が4位、#7 能塚が5位、1周目9番手から追い上げた#5 大城魁之輔 (Ya,BS) が6位となった。ランキング上位勢では、4番手の#2 大倉由揮 (Ho,BS) が、序盤にミスを重ねて11位となっている。
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