今大会のIA2クラス決勝は、25分+1周の2ヒート制で実施。土曜日夜に降った雨と嵐のような風は止み、朝は冷え込んだものの、晴れ時々曇りの秋らしい天候となった。粘土質の路面に降雨の影響はほとんどなく、路面は適度に水分を含んだベストな状態。ただし、かなり固く深いワダチが刻まれた状態だった。IA2クラスは、ランキングトップの#3 中島漱也 (Ya,DL) と同2番手の#2 横澤拓夢 (Ho,BS) が13点差で今大会を迎えた。
レースは#3 中島がホールショット。これに#9 西條悠人 (Ka,DL) が続いた。#3 中島と並んでスタートを切った#2 横澤は、ふたつめのコーナーで転倒。これにより、なんと最後尾スタートとなった。レース前半、#3 中島と#9 西條が2~3秒差でトップグループを形成。#2 横澤は5周目に9番手まで順位を上げ、さらに前を走る3台を追った。横澤は、5番手まで浮上できれば、#3 中島が優勝してもシリーズタイトル獲得を阻止できる状況。しかしここから#2 横澤は前走車を抜けずにいた。
一方、トップ争いでは#9 西條が何度か#3 中島の背後に迫ったが、パッシングには至らず。10周目、横澤は7番手まで浮上して#3 中島のタイトル阻止まであと一歩のところに迫ったが、翌周にミスして12番手までポジションを落とした。これにより、#3 中島のタイトル獲得がほぼ決定的になったが、#3 中島は最後までペースを緩めず、#9 西條を抑えてトップチェッカー。ヒート優勝でのチャンピオン決定となった。#9 西條が2位で、オープニングラップで3番手に浮上した#10 田中淳也 (Ya,DL) が、トップ2に離されながらも順位を守り3位。#2 横澤は悔しい11位でのゴールとなった。
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