今シーズンの全日本モトクロス最終レースとなった、25分＋1周のIA1クラス決勝ヒート2。天候は最後まで崩れることはなく、ドライコンディションが維持されたが、かなり土ボコリが舞うほど乾いた状態だった。
レースは#41 横山遥希 (Ho,DL) がホールショットを奪うかに思われたが、ややバランスを崩し、この間に#1 JAY WILSON (Ya,DL) が先行。3番手に#33 VICTOR ALONSO (Gas,DL) 、4番手にスポット参戦の#73 FERRUCCIO ZANCHI (Ho,PI) が続いて1周目をクリアした。2周目、#73 ZANCHIまでの4台は、#4 内田篤基 (Ka,BS) を先頭とする5番手以下よりも圧倒的に速いラップタイムを刻みながら、トップグループを形成。3周目にはこの中で、#41 横山がクラッシュ。そのままリタイアとなった。
これにより3台に絞られたトップ争いは、#1 WILSONがしばらくリードを守ったが、6周目に#33 ALONSOが距離を詰め、8周目に入ったところで先行。さらに#73 ZANCHIがこれに続いた。一方、30秒近く遅れた4番手争いでは、4周目に先行した#6 大塚豪太 (Ho,BS) が、そのまま#4 内田を離し、その後に#7 能塚智寛 (Ka,DL) と#12 渡辺祐介 (Ya,DL) も#4 内田を先行した。そして14周でチェッカーとなったレースは、#73 ZANCHIが優勝。#33 ALONSOが2位、#1 WILSONが3位となった。ラストラップには#6 大塚に#7 能塚が迫ったが、#7 能塚が最後に転倒して#6 大塚が4位、#7 能塚が5位、#12 渡辺が6位となった。
今シーズンも選手たちに熱い応援をいただきましてありがとうございました。
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